映画の授業でやりたいこと

ジガクの素養


いくつかの塾で合同開催させていただいている「映画で学ぶ知の技法」



去年までは趣味的に希望者を募って行っていた「映画で学ぶ知の技法」ですが、今年からは「難関進学コース受講者」また「国語受講者」は参加必須にしてみました。




やっぱね。



いいんですよ。



この授業。



グイグイと子どもたちが伸びていくんです。



授業自体は私がするわけではないのですが、良いんですよね。



最近知りましたが、


Amazon.co.jp



↑やっていることは、これに近いかもしれません。










感想に模範解答を求めているわけではない


授業が終わった後、


参加した生徒の感想に煩雑な字を恥ずかしげもなく使いながらコメントを書いていました。


すると保護者の方から、



とご連絡をいただきました。


ありがたいことです。


一方で、まだまだ「感想を評価される」と思われているのだと反省しております。






たしかに、、、


確かに、、、


映画を見終わって15分で↓↓これほどの感想↓↓を書いてる子は素敵だと思っています。

映画の細かい部分まで見えていますよね。

でも、分からないところは分からない。

それで良いんですよ。

私は、この映画を見て、この主人公は、いい人にで巡り合って、これからいい人生になりそうだな~となんとなく思いました。


ウィルとベンチで2人で話している内容は、自分のことを人に語るときも、相手の事を知るときも大切なことだと思います。


本で読んだことをそのっま話すことは、誰でもできることだけど、それを自分の言葉というか、自分の話したいことを話すのは、意外と難しいかもしれません。


絵をウィルが何も知らずに見たときと、ベンチで聞いた話、その人の話を聞いた後では、たぶん、思うことが変わっていると思います。




もう1つ、私は、驚いたというか、私の思い通りというか、そんなところがありました。

それは他でもないラストシーンです。このまま教授が言っていたように働くのかなと思いつつ、あの女の人のところに「行かないかな~」「行ったら面白いのにな~」と思っていたら案の定行きましたね。


映画が進むとともに、主人公の顔がだんだん真剣になっていくのが、なんとなくわかりました。話していくうちに、自分のつらいところ、認めたくないところを、知る、自覚していく中で、自分にも思うことを言ってくれる友達や他人んがいたことに気づき明らかに変わったように思います。(何なのかは分からなかった)



でも、最後は、すごくよかったです。友達のくれた車をとばして、向かうところがすごく、すがすがしく感じました。









一方で、


おそらく学校の読書感想文では許されないだろう↓こちらの感想↓

見ていて疑問に思いまいた。


なんで自分の素晴らしい才能を使おうとしないんだ!!


序盤、頭が悪そうなやつらとからんでいたし、最後、教授とハグしてまっとうに職に就くかと思えば、「女を見極める」だと??


もっと活かせよ。

自分の個性を!



言ってたん!!、友達もそれらしいこと。


「カルフォルニアではなく、シンクタンクに戻れ!!」と思いました。


どうでもいいですが、ただの「屁理屈野郎」から「女を見極めれる」までになって「良い面になったじゃね~か」と思いました。


どんどん自立していくのが普通にいいですね。



————

(授業を受けてみて)

人に言われたことだけをやり、言われた方向に進むのではなく、自分がやりたいことをやり、自分の方向に行こうと思いました。


といっても、、、、


「将来、何がしたいの?」とか聞かれても答えられないんですけど。。。。



他人が読むということを無視していて「主語」を省略しまくっていますし、「頭悪そうなやつ」という語彙力にもビクビクしますが、


私は、この感想は結構好きなんですよね。


私がちゃんとこの感想を書いた子の背景を知っているからかもしれません笑


「あなたの感想」ですからね。










同じ映画を見ているのに、感じることが様々



映画を見て



ーーーーーーーーー

「アメリカ人が普通にハグをしているのが信じられない」と言った感想でも構いませんし、

「怖くても一歩踏み出すことが大事なんだと思いました」

「ただの屁理屈野郎に過ぎなかった主人公が良い顔をするようになったが、恋愛を優先してシンクタンクへの就職をしなかったことが不満です」

「将来、自分の得意なことを職にしなければ生きていけないと思っていたが、自分の好きなことをして生きていくのも良いと思った」

「小さい世界に閉じこもっているだけでは、知ったことを本当に知ったと言えるのか分からなくなりました」

「授業を通して、ウィルだけではなく他の登場人物もそれぞれ感情の動きがあったと言うことが分かって、自分で見るより深い映画なんだということがわかって面白かった」

「ウィルとショーンの関係がよくわかりませんでした」

「ショーン教授の『考えていることを口にだすことが大事だ』と言う言葉が刺さりました」

「『本に載っていることではなく、自分の考えを述べねばならない』と言い放った一言が、ブーメランのように返ってきていて、経験を積むことも大事なのだと思いました」

「頭が良い=人生勝ち組 と言うイメージがありますが、そう思うたびに『小さな世界』に縛られている感じがするのは否めません」

「一生懸命勉強したのに、昔よりも一歩を踏み出すことを恐れていることに気づきました」

ーーーーーーーー



↑参加した生徒たちには、他塾の生徒の感想も含めて、すべて匿名で公開しています。


同じ映画を見ているのに、感じること、注目したポイントが違うんだと「他人の頭の中を覗いてみる」ってことが国語力を一番伸ばしたりします。









国語力を伸ばす究極の方法


ここ5年ほど、


いろんな学校の先生や塾の先生たちに話を聞いていき、


国語力(母語)を伸ばす方法は、唯一


「文に対する意識を高める」

「文章と真摯に向き合う」


ということしかないという結論に至っています。








技術的な話をすれば、


「主語」「述語」

「論理の道筋を追う」

「オノマトペ」

「語彙」


など様々な技術的なことが挙げられます。







が、、、、、




結局は意識なんですよね。


文章に対する意識。



なんですよね。










確かに、良い感想を書く子は、テストの点数もよいですよ。

どっちが先なんだ??とも思いますよ。

意識高く注意深くいろんなことに目を向けてるから、結果的に勉強が得意なんだと思うのですよ。

一方で、暗記とコスパによって成績をあげる方法に何かしらの限界を感じたりもするのですよ。







塾の先生として、↓こういうポジショントーク↓を繰り広げてもね笑


仕方ないと思うのです。


YouTubeに熱中する子どもたちの目の動きや表情を観察してるとぞっとするんですよ笑







でも、

だから、








映画の授業では、


「子どもたちが見えている世界」がこれ↓ならば、


↓こういう世界を提示したいし、















ここまで見えているなら↓








ここまで↓↓提示してみたい

















先述した「私は、これはこれで好きなんですよね」と紹介した感想。


はじめて参加したときは、Lineをくださった子のように、真っ白な世界でした。


でも真っ白ならっ真っ白なりに、なんでも言葉にしてくれれば、


もうちょっと先の世界を言葉で伝えることができます。





そうやって、

どこまでも深堀していきたいんですよね。
















映画を自分に投影して感想を書いても良いし、

それこそアメリカ社会の構造のようなものに気が付いても良いし、

たまたま聞き取れた“Time has come!”なんて英語が字幕では「時間だよ」って訳されていることが気になっても良いし、









なんでも良いんですよ。










模範解答なんていらないんですよ。







Willbeというのは、基本的に「先生」と呼ばれる存在は私だけです。


でも、、、


なんだって先生になりうるんですよ。


学ぶ姿勢さえあれば、


なんだって先生足りえるんですよ。















ですから、


最初は真っ白で意味不明な映画で小説で文章なのかもしれませんが、、、、


徐々に徐々に解像度が上がっていきますから、


気にせず、


参加し続けて欲しいと思っております。











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