
今日こそ真面目に算数の話。
します(*’▽’)
のり子先生です。
いつもはピアノ講師。
毎週水曜日は、
赤穂市の個別指導塾Willbe小学低学年算数担当です♪
全体を見れるかどうか
Willbe低学年の授業に、数を数えるプリントがあります。その時必ず『予想』をして、それから5個ずつや2個ずつ等でカタマリをつくり、数を数えていきます。
この『予想』、とっても大事な工程だと思うんです。
予想をする為にはまず全体をみますよね。

この全体を見るって、とてもとても大切だと思うんです。
今日、塾長先生と計算について話をして少し驚きました。
(塾長先生は、筆算を左からやってるそうです。)(どゆこと??)
3桁の筆算を左側から計算できるのは全体像が見えているからできる事だと思うんですよね。
左側の数字だけを見て左側から足したり引いたりしたら右側の数字で繰り上がりや繰り下がりが発生すると全部やり直しになりますもんね。結局パッと見て全体を捉えて繰り上がりや繰り下がりがあるなと判断した上で左側からそれありきで計算が始まるわけです。
多分…
図を書く時の全体像
図形を左右対称に書く作業で困ってるWillbeっ子ちゃんがいました。

そのWillbeっ子ちゃんには、
なんだかわからないままとりあえず書き始めるのではなくて、まずは元の図形が左右対称になるとどんな形になるのかを頭で想像し、その上で細かい点を見ていったら書きやすいんじゃないかな?って話をしました。
計算する時の全体像
☆決められた1〜3の数字の中から組み合わせて5を作る作業で、闇雲にこれとこれと…と手当たり次第組み合わせていったら、最後の方であきらかに5以上の数があるのに上手く5にならない幼稚園児さんいました。

☆立式までできてるのに、答えが質問に対する答えになってないのは、問題文を全部ちゃんと読めていないんですよね
大人も全体像をつかむのに苦労する
大人だってそう細い道で車がすれ違う時、明らかにそちらが待っててくれた方がすり抜けやすいよねって状況で無理やり突っ込んできて、結果どちらもが困るパターン
いつまでにやらないといけない課題がこれだけの量あるから逆算していつからこのペースで始めないといけないよね
とか
とか
とか先の見通し
あ、
そういえば、塾長先生が生徒さんに『どこが違うか分かってから消してね』とおっしゃってた一幕がありましたが、それも通じる事ではないかと思います。
みえてる?
見えてないのに始めようとしてない?
なんのために勉強するの??
永遠の課題かつとても深い課題です笑笑
わたしも学生時代、√やらサインコサインやらやってなんの役に立つねん!と思いながら勉強しました(^^;)
でも、今振り返ってみて思うことがあります。人それぞれ考えがあると思いますし、正解なんてあるものではないのであくまで今わたしが思うことですが
それは、
物事を俯瞰するって生きていく上で絶対必要かと言われればそうではないかもしれませんが、生きやすくするためのひとつの手段ではあると思うんです。
何かにすごーく悩むことがあった時、ちょっと違う視点から考えられたり、広い視野を持てたら楽になる事もあると思います。
俯瞰する眼力を養うことができるという点は、勉学に励む上で得られる大きな要素のひとつではないかと思います。
√もサインもコサインも今のわたしの生活で使うことはありませんが、その問題を解くためにした努力は今の生活に大いに役立ってると思います。
学ぶっていいなぁ〜