うちの子、
本は大好きでたくさん読んでいるのに、
国語の成績が上がらない
算数の文章題になると、
急に意味がわからなくなってしまう
そんなお悩みはありませんか?
実は、
「読書量」と「国語力(論理的思考力)」は、
必ずしも比例しません。
また、論理/国語/文章題を得意にする方法は読書が唯一の方法でもありません。
今回は、
家庭できる国語/論理力チェック法
をお伝えします。
なぜ「読書」をしても国語が得意にならないのか?
本をたくさん読むことは素晴らしい習慣ですが、
実は多くの子供たちが
「イメージ読書」に留まっています。
ストーリーを
「絵」や「映像」の雰囲気で追っているだけで、
一文一文を正確に構築している「助詞」や「接続詞」を読み飛ばしているのです。
論理学の第一人者、
野矢茂樹先生も著書の中で、
論理とは特別な思考回路ではなく、
「言葉のつながり」そのものである
といった趣旨のことを述べています。
つまり、
文をつなぐ「てにをは」を疎かにすることは、論理を放棄しているのと同じなのです。
「論理」の大半は、実は「助詞」が決めている
「論理」と聞くと難しく感じますが、
実はその正体は「助詞の感覚」です。
「僕は食べた」:主役は僕。
「僕も食べた」:他にも食べた人がいる。
「僕が食べた」:他の誰でもなく、僕だ。
この、たった一文字の「助詞」の違いで、
文の持つ論理構造はガラリと変わります。
算数で「AはBの何倍か」と「AのB倍は何か」を混同する子は、
この「助詞一文字」のムズさに気づけていないのです。
読解が得意な子は、
この助詞の微差を「感覚」として持っています。
逆に、
読解が苦手な子は、
単語だけを拾って「僕・食べる・お菓子」というイメージで脳内変換してしまうため、
正確な意味が取れません。
家庭でできる「論理の土台」作り
机に向かう前に、
まずは「会話」で助詞と述語を意識させましょう。
1. 絶対に「述語」を省略しない
「お茶!」
「宿題!」
といった単語だけの会話は、
論理の着地点をなくします。
- NG: 「おやつ!」
- OK: 「おやつを食べたいです」
本当に大事です!
2. 「助詞」を省略せず、正確に使う
「今日、公園、遊んだ」
ではなく
「今日は、公園で遊んだ」と言い切る訓練を。
子供が抜かした時は、
正しい助詞を添えて
オウム返ししてあげてください。
親子でチェック!「短文の音読」でわかる論理の穴

お子様が本当に「助詞」を捉えているか、
短い文章を音読させてみてください。
- 「は・が・を」を勝手に変えていないか?
(例:「ぼくは」を「ぼくが」と読み替えるのは、論理を無視しているサインです) - 文末(述語)を勝手に創作していないか?
(例:「〜しました」を「〜した」と略す子は、算数の条件設定も読み飛ばします) - 変なところで区切っていないか?
(意味の塊で区切れないのは、頭の中で文を組み立てられていない証拠です)
一文を正確に音読できない子は、
どれだけ分厚い本を読んでも、
その内容は「なんとなくのイメージ」としてしか残っていません。
「論理」は一生モノの武器になる

野矢先生も仰るように、
論理的に考える力は、すべての学びのOSです。
そしてそのOSを動かしているのは、
実は「助詞」という小さな部品なのです。
Willbeでは、
算数を通してこの「言葉のつながり」を徹底的に鍛えます。
「読書はしているのに、なんだか心配…」
という保護者様。
まずは今日から、
お子様の「助詞の感覚」を少しだけ意識してみてください。
その一歩が、中学校以降の爆発的な伸びに繋がります。
野矢茂樹さんの著書などです。
社会人や大人用の書籍なので、
ご家庭で取り組むにはハードルが高すぎます。
ただ、
論理力は、
天性の才能ではなく「助詞や接続詞を正しく使う技術」です。
技術であれば、練習で誰でも身につきます。
