「中1の範囲が終わったその先に」──算数の力が運命を分ける?【先取りの是非】

こんにちは、赤穂市の個別指導塾Willbe光庵です。



何名かの中学1年生が、数学と英語の中1範囲をすべて終えました。

問題集はそれぞれ2冊ずつ、合計4冊。よく頑張りました。なかなか良いペースです。

さて、ここからが悩みどころ。
「中2の内容に進むべきかどうか?」

もちろん、教科や単元によって答えは変わります。


英語は「中2の4月模試」で実力確認

英語の場合は、まず「中2の4月模試(過去問)」を受けてもらいます。その結果で90点前後取れるようなら、安心して中2内容に進めます。

文法、語彙や読解スピード、リスニングも含めて「使える英語力」が育っているか。感覚ではなく模試という客観的な指標で確かめることが大切です。


焦らず、丁寧に積み上げていくことが中2以降の伸びにつながります。


数学は少し違うアプローチで

数学も同じように次の学年内容に進むのが自然ですが、今回はあえて「公立高校入試には出ない分野」を扱ってみようと思っています。

なぜかというと、大学入試の問題を見ていると──岡山大学や神戸大学の入試問題の中に、「小学校の知識だけで解ける問題」がいくつもあるからです。整数(公倍数・約数など)、数列、確率が顕著です。

一見すると大学レベルの難問に見えても、実は“算数の考え方”をしっかり持っている子のほうがスッと答えにたどり着くことが多いのです。


一昔前までの公文は道理的だと思っていた

センター試験から共通テストに変わるまでは、公文の思想は合理的だと思っていました。


今でも「公文的な計算力」を伸ばしてあげることは大切なことだと思います。計算力がないとどうしようもない側面はあります。ただ計算力だけで良いのか?と言われればやはりバランスは悪いのです。


公文が悪いわけではなく、公文で計算が得意だからこそ!!分かりやすく鍛えてあげることが出来ます。冗談でもなんでもなく、公文で3学年以上先取りする能力を身につけた小学生や中学生はWillbeに来て欲しいと思っています。


公文で得意なことがあるからこそ


です。


算数の素養が「運命の分かれ道」


「算数でしょ?」


そう言いたくなる場面、実際にたくさんあります。


どれだけ中学・高校の数学問題集を解いても、その土台である“算数の感覚”が弱いと、どこかで壁にぶつかります。


たとえば、割合・比・図形のイメージ・文章題の読み取り。これらは中学以降にもずっとつながる「考える力」の源です。公式の暗記は、必要ですが「考える力」とは言えません。

小学生のうちに身につけた算数の力が、中学・高校・大学…その先の人生で「わかる人」と「わからない人」を分けていくと感じる瞬間が、現場に立っていると本当に多いのです。


だからこそ今、「立ち止まる」意味がある

進度を早めることだけが成長ではありません。


むしろ一度立ち止まって、「自分の頭で考える算数」に戻る時間こそ、将来の伸びを決める時間になります。

「中1の範囲が終わったから次へ」ではなく、
「中1の範囲を終えたからこそ原点へ」。

Willbeでは、そんな“地力を育てる時間”を大切にしています。





算数が大事です。








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この記事を書いた人

光庵 良仁のアバター 光庵 良仁 赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長

●1983年6月17日生
●赤穂市出身
●赤穂高校卒
●立命館アジア太平洋大学卒

2019年3月兵庫県赤穂市に「個別指導塾Willbe」を開校。Willbe理念は「赤穂市に最高の大学受験環境を」。

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