デジタル時代に“アナログ体験”が低学年の学力を伸ばす理由【赤穂市の進学個別指導塾】

AIは速い。 検索は一瞬。 動画は無限。 しかし。 筋肉はデジタルではありません。 声帯もデジタルではありません。 涙もデジタルではありません。 人間はアナログです。 鉛筆を握る力。 椅子に座る体幹。 問題文を読む呼吸。 すべて身体の営みです。 幼児教育や低学年教育で重要なのは、 身体を伴った学習体験です。

デジタル機器に慣れた子どもは身体性に変化が起きるのか。

本記事では、身体性(embodied cognition)の観点から、幼児期・低学年教育におけるリアル体験の重要性を考察します。

身体性(embodiment)とは、人間の認知や思考が身体の感覚・運動と切り離せないという考え方です。

目次

低学年の塾は必要か?

よく聞かれます。

「幼児や低学年から塾って必要ですか?」

正直に言えば、
必須ではありません。

家庭で会話があり、
本を読み、
外で遊び、
五感を使っているなら十分育ちます。

ではなぜ、私が赤穂で低学年の塾をしているのか。

それは、

リアルな体験が減っているからです。


デジタルは便利。でも人間はアナログでできている

AIは速い。
検索は一瞬。
動画は無限。

しかし。

筋肉はデジタルではありません。
声帯もデジタルではありません。
涙もデジタルではありません。

人間はアナログです。
(今のところ)

鉛筆を握る力。
椅子に座る体幹。
問題文を読む呼吸。

すべて身体の営みです。

幼児教育や低学年教育で重要なのは、
身体を伴った学習体験です。


リトミックが“勉強に効く”理由

以前、赤穂のハーモニーホールで長年続くリトミック教室の話を書きました。

当時は正直、
言葉の解像度が低かったように思います。

しかし今ならもっと深く分かります。

デジタルな時代だからこそ
リトミックをお勧めする理由は、
音楽的才能ではありません。

(音楽関連の皆様申し訳ありません)

・リズムを身体で感じる
・間を取る
・声を出す
・空間を使う

これはすべて、

集中力・読解力・思考力の土台です。

演劇や音楽の素養?
もちろんそれもあります。

ハロプロのボイストレーナーを務めてこられた菅井秀憲さんによると、デジタル環境に慣れた世代とそうでない世代では、声の出し方や身体の使い方に違いを感じることがあるそうです。

それが良いのか悪いのか。

正直、私には価値判断はできません。

時代がそういう時代なのだろう、という話なのです。

でも、
リトミックなどは
小学生の勉強法として見ても、
確実にプラスです。

もう少し詳しくお話ししてまいります。


大学入試現代文頻出メルロポンティの話

フランスの哲学者メルロ=ポンティはこう言いました。

人間は「心」と「身体」に分かれて存在しているのではない。

私たちは“身体を通して世界を生きている”。

つまり、

  • 身体は「入れ物」ではない
  • 身体は「思考の道具」でもない
  • 身体こそが“世界との接点”そのもの

従来の考え方では、「心(思考/脳)」が身体を操作すると思われていましたが、

メルロ=ポンティは「身体そのものが思考の前提」の前提だと主張しています。

たとえば、

  • コップを掴むとき、理屈で計算しない
  • 階段を上るとき、角度を測らない

つまり、身体が“分かっている”のです。

これを彼は
「身体図式(body schema)」
と呼びました。


身体が具体的に分かっているから、抽象的な数式が理解できるというわけです。

重さも、温度も、距離も、まず身体が感じている。

その上に言葉が乗る。

もし身体経験が乏しければ、抽象は空中戦になる。
(「愛」「幸せ」を言葉で説明しなさい!!と同じです。)

デジタル機器が増え、
身体を使う時間が減れば、

学びの構造そのものが変わる可能性があります。

読解力を伸ばす方法はテクニックではない

国語は論理(ルール)だと言われます。

確かにそうです。

また、私も「語彙」が育っていないなら暗記するほかないように思ってしまいます。

しかし、

リアルを知らないと
抽象は扱えません。

「重い」とは?
「静か」とは?
「寒い」とは?

身体で知っていれば、
文章は記号にならない。

赤穂市で塾をしていて感じるのは、

読解力の差は体験の差だということです。

テクニックではありません。

塾や予備校が「論理」「読解法」と申し上げるのは、あくまで、リアル体験による経験値の土台の上に育ちます。

その意味において「センス」は否定しようがないのです。


小学生のうちにやるべきこと

・外で遊ぶ
・声を出す
・音楽に触れる
・失敗する
・身体を使う

そして、

少しだけ机に向かう。

この順番が大事です。

いきなり数字や「+」「ー」などの抽象だけを与えると、勉強は難しいものになります。

暗記するほかありません。

リアルを通して学ぶと、
勉強は「自然な理解」に変わります。


赤穂で小学生指導をする意味

デジタル教材は否定しません。

デジタルな世の中のだから「デジタル体験」というリアル体験もありうるでしょう。

私もAIを使います。

でも、

最初に必要なのは
人間のリアルな声です。

空気です。
間です。
視線です。

「小さな子は野山に解き放つべきだ」というのもバランスが悪い感じがいたします。

赤穂市の進学個別指導塾として、

Willbeが守りたいのは
このアナログの時間です。




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AIは速い。 検索は一瞬。 動画は無限。 しかし。 筋肉はデジタルではありません。 声帯もデジタルではありません。 涙もデジタルではありません。 人間はアナログです。 鉛筆を握る力。 椅子に座る体幹。 問題文を読む呼吸。 すべて身体の営みです。 幼児教育や低学年教育で重要なのは、 身体を伴った学習体験です。

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この記事を書いた人

光庵 良仁のアバター 光庵 良仁 赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長

●1983年6月17日生
●赤穂市出身
●赤穂高校卒
●立命館アジア太平洋大学卒

2019年3月兵庫県赤穂市に「個別指導塾Willbe」を開校。Willbe理念は「赤穂市に最高の大学受験環境を」。

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