絵本は「読む」ものではなく「使う」もの?|読書感想文を苦行にしない方法

代替テキスト (Alternative Text) 説明: 温かみのある水彩画風のイラスト。若い女性講師(のり子先生)が小学生の男の子と絵本を囲み、対話している様子を描いています。 上部には「読書感想文を『最高の知育』に変える、のり子先生流インタビュー術」という大きなタイトル。男の子の思考バルーン(左下)には「たのしかった」という言葉と共に、より具体的な問いかけ(「どこが?」「どんなふうに?」)、数式チャート(「3→」など)、そして「言葉の木」の概念が描かれ、男の子は「『楽しかった』……えーと……」と講師を見ています。講師(右)は男の子に優しく微笑み、ノートとペンを持ちながら「『どこが?』『どんなふうに?』もう一回♪」と促しています。 下部には「『わかった』を自分のものにする、のり子先生と絵本の時間」というタイトル。右下にはLINEのアイコンがあり、「先生に質問!」(チャットアイコン)と「ブログ」(ノートアイコン)のボタンとともに「いつでも相談できる」と書かれています。背景の本棚には「Math Z Puzzle」や「言葉の木」などの学習教材が並んでいます。



先日の、のり子先生が書いてくれた記事、読んでいただけましたか?


合わせて読んでいただけるととても嬉しいです。


「わからない、と言われた時に、何がわからないのかをまず言葉にしてもらうことがスタート」という話です。


算数の授業なのに、絵本を読んでいる謎について少しお話ししておきます。


何も算数に限った話ではないのです。

算数の時だけ

「なんで」
「どうしてそう思ったの?」

だなんて小さい子に聞いていたらそれこそ拷問です笑


目次

音読は「脳への負荷」である

「うちの子、本は読んでるみたいなんですが、中身を理解してるか怪しくて…」


そういうお話をよく聞きます。

そんな時は、迷わず音読です。


黙読は、実は高度な技術です。

目が滑っていても「読んだ気」になれてしまう。


一方で音読は、

  • 目で文字を追う
  • 口を動かして発音する
  • 自分の声を耳で聞く

という、脳のマルチタスクです。


以前書いた「下敷き」や「鉛筆の硬さ」の話と同じで、適度な負荷が脳にかかる。

のり子先生が「助詞一文字の違いに気づけた」という話も、自分の声を耳で聞いていたからです。

黙読では気づけなかったかもしれません。

読む、というのは目だけの作業ではないのです。


なぜ読書感想文は嫌われるのか

夏休みの宿題で、子どもたちが最も嫌う宿題のひとつが読書感想文ではないでしょうか。

なぜ嫌いかというと、「感想を書け」と言われるからだと思っています。

「どう思った?」と聞かれても、

子どもの頭の中にある言葉は「楽しかった」「すごかった」くらいしかありません。

そこで詰まって、原稿用紙を前に固まってしまう。

「感想を書かせようとする」からしんどいのです。


感想文を「解剖図」にする

ではどうするか。

感想文を「解剖図」にしてしまえばいいのです。

型があります。

最初から原稿用紙に向かわせるのは、設計図なしで家を建てるようなものです。

読書感想文の3ステップ
01
Step / 付箋で宝探し

心が動いた瞬間に、印をつける。

読みながら、心が動いたところに付箋を貼るだけです。「なんとなくここ!」で構いません。その「なんとなく」が、一番大事な素材になります。

02
Step / インタビューする

「なんで?」を、そっと聞く。

付箋を貼った場所を見ながら、お子様にこう聞いてみてください。

「なんでここに貼ったの?」
「この時、主人公は何て言いたかったと思う?」

子どもが答えた言葉を、親御さんがメモしてあげてください。それがそのまま、感想文の材料になります。

03
Step / パズルみたいに繋げる

三つの要素を、ただ並べる。

この三つを繋げるだけで、立派な文章になります。

あらすじ
何の話か
メモした言葉
感じたこと
自分の話
自分との接点
Result
立派な感想文の、できあがり。

のり子先生流に言えば、「わかった、で終わらずもう一回」です笑。

「楽しかった」の一言で終わらせず、

「どこが?」「どんなふうに?」とちょっとだけしつこく深掘りしてあげてください。


「言葉にする」ことの本当の意味

算数の文章題で「何がわからないか」を説明できる子。

友達とのトラブルで「自分はこう思って悲しかった」と伝えられる子。

これって、頭の良さとか語彙の多さとか、そういう話ではないと思っています。

自分の頭の中にあるモヤモヤを、言葉という形にして外に取り出す練習を、どれだけやってきたかの差です。

読書感想文は、そのための「言葉の筋トレ」です。

絵本を読み聞かせながら「これどう思う?」と聞いてあげるだけでも、その練習になります。

答えが合っているかどうかより、言葉にしようとする過程に価値があるのです。


ですから、

読書感想文のようなもので完璧を求めてはいけません。


算数の授業で絵本を読んでいた理由

実践編:たくさん話してから文章にする

「わかった!」で終わらせない。赤穂市の個別指導塾Willbe、低学年算数担当の“のり子先生”による指導日記。ピアノ講師でもある彼女が「基礎の鬼婆」として徹底するのは、図解と言葉による「自分のものにする」プロセス。子供の「面倒くさい(笑)」の先に、本当の学びがあることを伝えます。(


算数を教えようとして

算数めいた絵本を読んでもらったわけではありません。


算数の問題に

絵を見て

自分で文章題を作りましょう。

ただし、たし算で

といった問題があったのです。



かなり困っていました。



だから絵本を見てもらって

一番気に入ったページを教えてもらって

思ったことを話してみて~

と伝えたのです。



もちろんたどたどしいです。



でも、

ある程度何を言っているのかは分かりました。


次に、作文用紙を渡して

さっき話してくれたことをそのまま書くように伝えました。


そうするとなぜか70文字ぐらいの文章にしてくれました。







何ページか繰り返した後、

算数の作問に戻りました。






絵を見せて

どういう絵?

ってききました。





その後、1分で文章を書き終えた!




という話です。



突っ込みどころが満載の作文ですがw




もちろん、

突っ込みどころ満載の作文です。



この子は、破裂音や無声音が苦手です。

だから、ふだんから「ん」「っ」といった音だけ、

発音を誤魔化して小さな声で話します。



だから、

文字にした時も脳内と文字が一致しないし、

字を見ればまだまだ不器用だからマルチタスクは苦手です。



多くは求めません笑

最後に言いたい5感の大切さ

デジタルはアナログを超えない

スマホやタブレットは、受け身のままでも面白い動画が次々流れてきます。

でも、真っ白な紙に自分の言葉を乗せていく作業には、代えがたい「手応え」があります。

手を動かして、声に出して、言葉にする。

それは、鉛筆を握って字を書くことと同じくらい、身体を使ったアナログ体験だと私は思っています。

「うちの子、文章が苦手で…」「何を考えているのか聞き出せない…」

そんなお悩みがあれば、公式LINEからお気軽にご相談ください。


発音の苦手さと「脳内文字」の不一致について

勉強にはいろんな要素があります。

だから、

音を発するお子様が勉強が苦手だと断言することは絶対にできません。


他の能力でカバーしている内に、改善されることも多いからです。


ただ、

こういうものは言語聴覚士?さんだとかの専門分野の、、、はず。

舌の動きやそういったトレーニングを私が出来るわけではありません。


ましてや

週に1回100分程度、私と話しても何かが変わるわけではありません。


その辺は、

ご家庭の協力、

地域社会の協力、

が必要な分野です。




とりあえず、、、

どなたかそういう分野に詳しい方、

ご存じありません??



塾という枠組みを超えているので、あまり深入りしたくはないのですが、興味は持ってしまうのです。




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この記事を書いた人

光庵 良仁のアバター 光庵 良仁 赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長

●1983年6月17日生
●赤穂市出身
●赤穂高校卒
●立命館アジア太平洋大学卒

2019年3月兵庫県赤穂市に「個別指導塾Willbe」を開校。Willbe理念は「赤穂市に最高の大学受験環境を」。

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