現在進行形にできない動詞

現在進行形は中1では「～しているところ」と習うことが多いでしょう。


それには何も問題はないのですが、「現在進行形に出来ない（しないことが多い）動詞があるんだ」ということだけはしっかりと覚えておきましょう。




覚えていないと

・分詞（主に中3）
・完了形（主に中3）

でつまづく可能性が高くなります。

現在進行形そもそも「読み飛ばし推奨！」

ここは読み飛ばしてください笑。




詳しくは中3で勉強しますが現在進行形は

be動詞＋現在分詞（形容詞）

だということです。




形容詞の役割は、物事の状態や性質が「どのようであるか」を表現する言葉です。


・美しい
・きれいな
・大きい

言い換えれば「～～～という状態」「きれいな状態」だという意味なのです。






現在進行形の「～～しているところです」は「いま～～～している状態です」と言い換えていただいても構いません。同じ意味です。





ならば、、、、

そもそも状態をあらわす動詞を進行形にする必要がないのです。

「状態を表す」という言葉だけでは分かりにくいですが「感情を表す動詞」もこれに含みます。

know 　知っている状態
live 　　住んでいる状態
love　　愛している状態
hate　　嫌いな状態

現在進行形にしない動詞（普通は！）

とはいえ、、、

やや小難しい話なのでまずは

この2点を覚えておいてくださいませ。

Haveはよく考えてね

英単語は１つの日本語に対応しているわけではなく、いろんな意味で使います。


have は「食べる」「飲む」「持つ」「いる」「（病気などに）かかってる」「経験する」「受け取る」「とる」などいろんな意味があります。


だから、現在進行形にするときとしない時があります。

現在進行形にしないhave

I have a big house.
「私は大きな家を持っています。」

I have some friends.
「私は友達が何人かいます。」

I have a stomachache.
「私は胃が痛みます。」

I have a shock.
「私はショックを受けています」

I have a holiday.
「私は休暇を取っています。」

進行形にしても良いhave

We are having a good time.
「私たちは楽しく過ごしています。」


I am having a slice of bread for breakfast.
「私は朝食にパンを1枚食べています。」


I am having a bath.
「私はお風呂に入っています。」

まとめ

というわけで「普通、現在進行形にしない動詞がある」んだとしっかり覚えておいてくださいませ。