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映画で学ぶ知の技法【2026年度日程】

映画で学ぶ知の技法



「教養は幸運なときには飾りとなるが,不運の中にあっては命綱となる」

by アリストテレス






2026年度予定 概要

次回5/17(日)【映画】街の灯 City Lights (1931)

チャールズ・チャップリン監督・脚本・主演


あらすじ

浮浪者の「放浪者(チャーリー)」は、ある日、花を売る盲目の美しい娘と出会い、ひと目で恋に落ちる。娘は彼を裕福な紳士だと思い込み、チャーリーはその誤解を解けないまま、彼女のために献身的に尽くす。娘の目を治す手術費を工面しようと奮闘するチャーリーだったが、その道のりは決して平坦ではなかった。


作品の特徴

サイレント映画へのこだわり トーキー(発声映画)が席巻した時代に、チャップリンはあえてサイレント形式を貫いた。言葉を超えた身体表現と豊かな感情描写で、世界中の観客を魅了した。

笑いと涙の完璧な融合 ボクシングの試合や酔っ払いの富豪とのドタバタなど、抱腹絶倒のシーンを織り交ぜながら、純粋な愛の物語を繊細に描いている。喜劇と悲劇を同居させる手腕は、チャップリン芸術の真骨頂といえる。

ラストシーンの伝説 手術によって視力を取り戻した娘が、チャーリーの正体を知る瞬間——映画史上最も美しく、切ないラストシーンのひとつとして、今も世界中で語り継がれている。


基本情報

項目内容
公開年1931年(アメリカ)
監督・製作・脚本・音楽チャールズ・チャップリン
出演チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル
上映時間約87分

評価と影響

公開当時から批評家・観客双方から絶大な支持を受け、チャップリン自身も本作を自らの最高傑作と位置づけていたと伝わる。映画監督のオーソン・ウェルズは「映画史上最も偉大な作品」と称賛したとも言われ、数十年を経た現在もなお、その輝きは色褪せない。喜劇映画の枠を超えた、人間の優しさと愛を描いた不朽の名作である。







2026年度年間スケジュール

2026年


4月5日(日)  遠い空の向こうに
5月17日(日) 街の灯
6月日()
7月日()  
8月日() 
9月日()  
10月日() 
11月日()
12月日()
1月日() 
2月日()






概要 Zoom参加

1週間前までに映画のタイトルをお伝えします。

・アマゾンプライム、TUTAYAなどで映画を見てください。

なるべく映画を見た直後、専用の用紙に感想文(自由)を書いて提出してください。


アマゾンプライムやそのほかサブスクを使って映画を見れない人は開催日程の18:30にWillbe集合して映画を一緒にいて感想を書きましょう。







自宅からZoom参加(20:45頃~)もOKです。参加者が感想を書く時間によって授業の開始時間が前後いたします。感想文提出してくれた子にZoomIDなどを当日お伝えします。




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映画の感想用紙はこちら
事前にお伝えいただければ、塾で印刷致します。





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18:30 集合/映画視聴開始

20:30 感想記入

21:00 授業開始
(授業はZoomで視聴可能)
(18:30より映画を観ている参加者の感想を書く時間によって開始時間は前後いたします。Zoom参加者は早めに参加して待機をお願いいたします。)

22:00 解散






過去 扱った映画と予定

2025年


4月13日(日) ネバーエンディング・ストーリー
5月11日(日) 鉄道員
6月 8日(日) シックスセンス
7月27日(日) ボヘミアン・ラプソティー 
8月17日(日) 西の魔女が死んだ
9月 7日(日)  第九地区
10月 5日(日) 帰ってきたヒトラー
11月 9日(日) コンテイジョン
12月28日(日) 私はダニエルブレイク
1月 3日(土) ニューイヤーズ・イブ
2月 8日(日) ザ・ピーナッツ・バターファルコン

2024年


3月24日(日) 犬神家の一族2006
4月 7日(日) レオン
5月12日(日) スクール・オブ・ロック
6月 9日(日) 最高の人生の見つけ方
7月28日(日) タイタンズを忘れない
8月11日(日) ビルマの竪琴
9月 8日(日) ARRIVAL
       ~メッセージ~
10月 6日(日) モダンタイムス
11月10日(日) ゴジラ-1.0
12月22日(日) クリスマス-キャロル
1月 3日(金) 陽のあたる教室
2月 2日(日) かがみの孤城

2023年度

4月「ヴィンセントが教えてこれたこと」
5月「ギフテッド」
6月「風立ちぬ」
7月「マンマミーア」
8月「最強の2人」
9月「スタンド・バイ・ミー」
10月「プラダを着た悪魔」
11月「ラブ・アクチュアリー」
12月「Always 3丁目の夕日」
1月「天使にラブソングを」 
2月「トゥルーマン・ショー」

2022年

7月「ライフイズビューティフル」
8月「ショーシャンクの空に」
   「はじまりの歌」
9月「きっとうまくいく」
12月「シザーハンズ」
1月「ライオン」
3月「グッドウィル・ハンティング」





2023 生徒の感想抜粋

トゥルーマン・ショー


~略~

番組を作ったクリストフは、トゥルーマンのことをまるで我が子を見るように語っていたが、そうだとしても過保護すぎるように思いました。(トゥルーマンのことを)ヒーローと言っていたが、それは「誰に対しての」ヒーローなのだろうか。クリストフから見るヒーローであってトルゥーマンにその自覚はないし、テレビを見ている人がどう思っているのかは分からなかった。

この世界は、人々が楽しそうにテレビを見ていたから、きっとみんなの理想だったんだと思う。だから、(人権侵害とも思える)この番組自体は否定できない。

もし自分がトゥルーマンだったとしたら、精神が壊れて自〇していたと思います。この物語を作った人の心が心配になりました。

今、自分はトゥルーマンを映画の主人公としてしか見れないが、番組制作者の思惑な気がして少し悔しいです。結局いま自分が「トゥルーマン凄い」と思っているのもトゥルーマンが他人だからであり、物語の主人公だからにすぎない。主人公に本当の意味で同情するのは難しいと感じた。最後のシーンで警官が次の番組を探しているシーンで痛烈にそれを感じた。

現実社会においても嘘より真実の方が恐ろしい気がします。嘘やフィクションに囲まれている今が幸せなんだと思った。真実は自分自身が体験するしかないのだけれど、こんなテーマをフィクション映画で描いているのは皮肉な気がしました。

トゥルーマン・ショーと私たちの人生は全く同じだと思った。私たちは何も自分1人で判断をしているわけではない。この映画は、これまで築き上げられてきた(文化/常識/概念など)全てに逆らい判断して生きろっというメッセージのような気がした。




プラダを着た悪魔

「勝組人生」って結構残酷だなとおもいました。誰もがお金とか地位とか欲しいと思うと思うのですが、そのために「最愛の人」「友人」「努力している同僚」を失うというところが残酷だと思いました。

ミランダについて行くことや地位や大金を手に入れることが幸せではないと思うのですが、本当の幸せは何なんでしょうか?

少なくとも「自分の夢」をかなえることが幸せかもしれませんが、犠牲にする覚悟。。。


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「悔いが残らない方を自分で選べ」という言葉は、どちらかを選び、どちらかを犠牲にするということで、とても大変で、本当に正しい判断化は自分自身でも分からないので、どう判断して楽しく生活していけるのか分からなくなりました。

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「プラダを着た悪魔」はミランダの事ではなく、雑誌の読者やマスコミなのではないかと思いました。「主人公が仕方なかった」というセリフを度々言っており、決断の難しさや後悔しないなんて無理だといういうことを物語っていると思いました。

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私が努力できるということはすごくありがたいことだと思った。自分がやりたいことや受験の時、家族や他の人にたくさん努力が出来る環境を作ってもらっていたんだと思い、より一層やる気が出た。

何かに取り組もうとする時、まずは頑張る事が大事だけど、周囲との関係が問題になる。例えばマラソンで一緒に走ろうとして頑張るけど”友人を置いて行かないといけない時”があるのではないかと思った。その辺は気を付けようと思った。


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目的を明確に持って、そのために必死になれることがとてもありがたいことなんだと思った。

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風たちぬ



二郎にとって飛行機は「夢」であってとても大切なモノだというのが、二郎の夢の中の様子から伝わってきた。

しかし、ファンタジーや輝いた世界ばかりではなく「夢でもあり呪いでもある」と二郎が言っていたように、夢の中の様子も少しづつ変化していたように思う。

大好きな飛行機が戦争に使われ、仲間は誰も帰ってこなないという現実を二郎はどう思ったのだろうか?


最後のシーンを見る限り、

「生きる」と決断したことは分かった。

悲しいシーンなようで生きる決意が表れているシーンだと思った。





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表面だけをみると美しいシーンばかりでしたが、


悲しいシーン、けなげな部分、どうしようも出来ない深い部分などがつまっていて、具体的に頭に浮かんできてこれからの自分に大切なヒントをくれた気がする。

知識って大事だなと思った。


ものすごく奇麗な映画だと思った。










2022 夏 「映画で学ぶ知の技法」 生徒の感想抜粋

「始まる前は怖かった。名指しで意見を求められたらどうしよう、自習室なのに!と思っていた。

でも、講義はとても興味深く飽きずにずっと聴けそうだった。学校だと授業は興味が持てず聴いていられないのに!どんどん話してほしいと思った。

これは差別だ、差別は悪い、とその状況で本当に言えるのかという視点は全く持てていなかったことに気がついた。

竹山先生の前情報(簡単な映画の紹介)でステレオタイプに嵌っていたと思う。笑」

「自分で見た時の受け取り方と解説が結構違っていて、そういう見方もあるのか、と感じた。

自分の中では、幼い子に現実を知らせないように父が苦労する、優しさの物語と受け取っていた。成長した息子には少し 騙された感 があるのでは??それでも『人生は美しい』なんだから、すごいと思う。

色んな人物の異なった価値観が含まれていたと思う。それが良い映画ってことなのかも?」

今回の映画は、僕が普段見る映画とは少し種類が違ったけど、ここまで深く関係などを映画で考え直すことはあまり無かったので、新鮮で楽しかったです。

あと、音楽が好きなのかといわれると、確かにめっちゃ好きなんですけど、多分それは歌が小説と通じるものがあるからだと思います。

グレタと同じような生き方をしている人物が読んだ小説にいた気がするので、読み直して探してみます、ありがとうございました。

また、お願い致します

主人公(良い人)も完璧じゃないんだ。

いままで、創作物の主役をカッコいいと感じたら、そのままその人になりたいと思っていた。今回ならランチョーの頭の良さにばかり気が向いていて、それ以外のところには目が向いていなかった。

他人評価が必ずしも悪いわけではなく、考え方の問題だと気がついた。行き過ぎは良くない。学長が子どもの夢を決めつけていたのも他人評価に基づいて幸せを思えばこそ。それが分かると学長も悪人ではない。

振り返ると、定期テストなど他人評価を気にしていたことが分かった。恋愛の話で言うと、ランチョーは思わせぶり。よく分からない態度。その場で都合よく発言している。見ているときは意識していなかった…。

他の人の感想が聴けるのが楽しかった。同じ映画を観て同じ紙に書いているのに、目の付け所が違ってくることを面白く感じた。

ランチョーは前半と後半でなんか違うな、と思っていたが、授業を聴いてスッキリした。

親の良かれと思う気持ち・学長の想いにも気がつけた。学長の娘は、基本的に父が好きで、親の想いに気がついているからこそ苦しいのでは?ショーシャンクでも、最初から「主人公は無実」としか考えていなかったし、第一印象のままズルズルと行ってしまうところが自分にはあると思う。

インド仏教の話など、自分では辿り着けない視点を持てた。佐々井秀嶺さんは超おじいちゃんだった。

(ランチョーの恋愛について)

私は鈍感なタイプかもしれません。ランチョーは自由でいいな、と素直に思っていました。

見ていて疑問に思いまいた。


なんで自分の素晴らしい才能を使おうとしないんだ!!


序盤、頭が悪そうなやつらとからんでいたし、最後、教授とハグしてまっとうに職に就くかと思えば、「女を見極める」だと??


もっと活かせよ。

自分の個性を!



言ってたん!!、友達もそれらしいこと。


「カルフォルニアではなく、シンクタンクに戻れ!!」と思いました。


どうでもいいですが、ただの「屁理屈野郎」から「女を見極めれる」までになって「良い面になったじゃね~か」と思いました。


どんどん自立していくのが普通にいいですね。


(授業を受けてみて)

人に言われたことだけをやり、言われた方向に進むのではなく、自分がやりたいことをやり、自分の方向に行こうと思いました。


といっても、、、、


「将来、何がしたいの?」とか聞かれても答えられないんですけど。。。。





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私は、この映画を見て、この主人公は、いい人にで巡り合って、これからいい人生になりそうだな~となんとなく思いました。


ウィルとベンチで2人で話している内容は、自分のことを人に語るときも、相手の事を知るときも大切なことだと思います。


本で読んだことをそのっま話すことは、誰でもできることだけど、それを自分の言葉というか、自分の話したいことを話すのは、意外と難しいかもしれません。


絵をウィルが何も知らずに見たときと、ベンチで聞いた話、その人の話を聞いた後では、たぶん、思うことが変わっていると思います。




もう1つ、私は、驚いたというか、私の思い通りというか、そんなところがありました。

それは他でもないラストシーンです。このまま教授が言っていたように働くのかなと思いつつ、あの女の人のところに「行かないかな~」「行ったら面白いのにな~」と思っていたら案の定行きましたね。


映画が進むとともに、主人公の顔がだんだん真剣になっていくのが、なんとなくわかりました。話していくうちに、自分のつらいところ、認めたくないところを、知る、自覚していく中で、自分にも思うことを言ってくれる友達や他人んがいたことに気づき明らかに変わったように思います。(何なのかは分からなかった)



でも、最後は、すごくよかったです。友達のくれた車をとばして、向かうところがすごく、すがすがしく感じました。








なぜ映画で授業なのか?

国語のセンスを磨くために

「国語が苦手」と気がつくのは、決まって受験直前期です。

数学と違い、国語は演習量が圧倒的に少ない。

だから点数が上がらない。


国語の指導には「本文を読む技術」と「解答の技術」の2つがあります。

しかし技術を習う前に、まず本文ときちんと向き合う姿勢を身につけることが先決です。

数学の問題に「なぜ?」と向き合うように、国語にも同じ姿勢が必要なのです。

速読も同じです。

「丁寧に読む」訓練なき速読は、ただの読み飛ばしにすぎません。



映画の授業が育てるのは、

  • 丁寧に読む・観る訓練
  • 細部にこだわる姿勢
  • 「なぜ?」を大切にする習慣

です。



これは国語だけでなく、あらゆる学びの土台になります。


推薦入試の時代だからこそ

推薦入試は本来、興味関心のマッチングです。


しかし「今やりたいこと」は、

今知っている小さな世界からしか選べません。

知らないことは考えられないのです。


だからこそ、

映画を通じて様々な人・文化・社会に触れることが、

将来の自分を見つけることにつながります。



「将来の夢」とは職業を決めることではなく、社会とどう関わるかを決めることだと思っています。


自分の言葉を持つために

映画の授業に模範解答はありません。

映画を観たあと、

多くの人はすぐにYouTubeや検索で「正しい解釈」を探しにいきます。

その気持ちはよく分かります。

でも、他人の言葉をそのままコピーしても、自分の言葉は育ちません。


大切なのは、観たものを自分の言葉で表現しようとする訓練です。

背伸びは不要。

等身大の感想でいい。

大人が喜ぶ言葉もいらない。

まず自分で言葉を見つけようとすること、

その姿勢こそが出発点です。

「千と千尋の神隠し」でも「ネバーエンディングストーリー」でも、

名前=自分の言葉を持つこと

は普遍的なテーマです。

自分の想いを言葉にする力は、

AIが普及する時代においても変わらない、

本質的な能力です。



映画の授業は、

楽しむだけでなく、

思考を一歩先へ進める場です。

まずは「もやもや」を感じに来てください。

現代文あるあるシリーズ

現代文読解OS 背景知識アーカイブ

〜「背景知識」を知れば、評論文はもっと読める 〜

ステージ I:近代の誕生と限界
「家」や「村」から解放された「個人」の誕生と、その孤独。すべての議論の出発点。

人間を「主体」、自然を「客体(モノ)」と切り分ける近代の自然観。環境問題の土台。

遠近法の発明。世界は「私の視点」から構成される。芸術を通した主観の誕生と揺らぎ。

ステージ II:理性の「内と外」にあるもの
理性ではコントロールできない身体の感覚。実存主義・現象学の視点をインストール。

利己心は悪か?利己と利他の二項対立を超え、関係性の中で生きるヒント。

正(A)と反(B)がぶつかり、高次の(C)へ。葛藤を成長に変える最強のロジック。

自分の心は自分のものか?理性の城壁を内側から爆破したフロイトの衝撃。

ステージ III:見えない「構造」の正体
西洋近代の「進歩」を疑う。未開社会にも高度な合理性(構造)があることを示したパラダイムシフト。

損得の「交換」を超えた「贈与」。社会をつなぎ止める見えない糸の正体。

言語や文化という巨大なシステム。人間は自由な主役ではなく、構造の一部。

モノではなく「記号」を消費する現代。失われる身体性と、ハックされる欲望。

ステージ IV:脱構築と「人間」の未来
デリダとフーコー。二項対立を解体し、固定された正解から自由になる必殺技。

人間と自然、人間と機械、すべての境界線が溶けていく21世紀の最新トレンド。シリーズの集大成。

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