進路が決まりだした高3年生たちと受験という枠を離れてざっくばらんに将来のことを話していました。
人生でもっとも自由な時間がある大学生活をノホホンと過ごすのではなく、大学生活の過ごし方を考えるきっかけを作りたいがゆえに、「大学」という話をダラダラとゆるい空気で月に1回程度話をしております。
大学が何かを与えてくれるわけではなく、与えてくれることを期待するのではなく、何かを得ようとして大学を利用する精神。
ふと、高校生活の話になった。
中学時代は、数学が嫌いだったのに高校になった数学が好きになったという珍しいことをいう高3です。
なぜそうなったのか?
曰く、
彼ら彼女らの高1生活は、コロナ一斉休校で幕を開けて。
Willbe高校生たちには、朝9時から昼過ぎまでZoomをしようし、ひたすら高校の予習を進めてもらった。
それが良かったのだという。
常々高校は中学の4倍速、だから中学のノリで勉強していると一瞬でおいていかれるという話をよくする。
彼ら彼女らが数学が好きになった理由は、授業の予習をしていることによって、4倍速授業が理解できたためだという。
その結果、定期テストや模試で中学時代ではありえない成績を残し、高校生活を終わらせようとしている。
予習はした方がよい。
だけれども、中学4倍速のペースの授業の予習をすることは並大抵ではない。普通は、予習どころか、復習どころか、とりあえず課題を終わらせることに終始してしまう。
よって、
Willbeでは、推薦だろうと一般入試だろうと、合格に喜ぶ暇もなく、高校の予習することを継続していきたいと心に決めました。いまやっていることは高校生たちの助けになってると思えたのです。
特に、
兵庫県は47都道府県のなかでも最も入試が遅い都道府県であります。合格発表から実質一カ月以内に高校生活が始まる。手続きに終われ気が付けば高校生活が始まっている。
最初のテストで高校生活の大方の立ち位置が決まる。
気分よく高校生活をスタートさせてほしい。
だから、Willbe中3は3月末までひたすら勉強。
高校部継続する子は、そのままのテンションでどうぞっ