共通テストも3年目が終わり、
いろんなデータをみていますと、いろいろなことが分かってきましたね。
面白そうなのは、共通テスト受験者が少子化では説明つかないほど減っているということ。
これは、単純に平均点が上がった下がったで難易度のようなものは測れないということですね。
平均点一緒なのに「難化」と各予備校が表現しているのも納得です。
(難しいかどうかは個人の主観でありますから、どうでも良いのですが笑)
さて、本題です。
読解力という言葉が世間を賑わせていますが、
本格的に数学や社会においても読解力が問われていそうです。
日本史や世界史を見ていても、知識だけで解ける問題、知らなくても読めば解ける問題があります。
知識があっても読めないと解けない問題があるということですね。
知らなくても読めば解ける問題は10%ぐらいはあるのではないでしょうか?
これが意味するところは、やはり共通テストは「読む」ということをかなり意識して作られているということが分かります。
「読む」
単純なようで奥深い。
1つ言えることは、
普段から文章を読めよ!!
ということでしかありません。
文章と言いながら、「高尚な文学」「難しそうな評論」に触れなさいということではなく、
わからないことをなんでもかんでも「人に分かりやすく説明されてわかっているようじゃダメ」ということでしょう。
参考書や解説を読み解き、理解する姿勢。
その習慣こそが大学受験に強くする唯一の方法だと実感いたします。
弊塾は、小学生も中学生にも「あまり」教えません。
「読み解き」自分で考える習慣を!!
間違ってないんだと思います。
一見するとやや冷たい塾ではありますが、
この姿勢を貫いて参ります。
もちろん、
厚さ1cmの容器に水を入れたら〜〜〜〜
という算数の問題で「厚さ」という言葉と「容器を図で書く技術」を持たない小学生に「読んで考えろ」と言ってもそれは無理なので、
小学生に考えていることを、
文字や図を使って表現してもらい、
言葉の定着なのかどうなのかを判断しながらでございます。
中学生であるならば、
問題に図が書いてあれば基本問題だと勘違いし、
問題に図が書いていなければ応用問題だという勘違いを
是正し、
問題に書いてある通りに図を書いてもらう練習をしながらです。