社会問題に取組みたい
大学で学び、各種の社会問題に取り組みたいと書いてある志望理由書をよく見ます。
しかし、これらが「自分事の問題」になっていないという問題点については、すでに指摘したとおりです(こちらの記事を参照。)。この点をクリアしたとしてもさらに以下のような問題があります。
社会問題に対する安易な解決策
自分が取り組みたい社会問題やSDGsテーマについて、大学で何を学び、どのようにアプローチするのかを志望理由書や面接などにおいて訴える必要があります。
しかし、「とりあえずNGOに入って~」とか「とりあえず○○省に入って~」など具体的な将来のビジョンが貧弱な受験生をよく見ます。志望理由書の内容がスッカスカなのです(笑)。
こんな貧弱な志望理由書では大学教員は納得しませんよ。
ビジネスによって社会問題の解決に取り組む企業、「ボーダレス・ジャパン」を見ろ!
貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化などの社会問題を正当なビジネスの力によって解決しようとする会社があります。その名も「ボーダレス・ジャパン」です!
「ビジネスの力で社会問題を解決する=ソーシャル・ビジネス」を行うのがボーダレス・ジャパンです。
総合型選抜・学校推薦型選抜志望者はぜひ、まずはこの会社のHPをすみずみまで見てください。
さらにボーダレス・ジャパン社長の田口一成氏が、その思想やノウハウを詰め込んだ著書を出版なされました。この本を総合型選抜・学校推薦型選抜志望者の必読書の一つとしても良いでしょう。。
社会問題の解決も新しい時代に
貧困問題の解決に取り組むと決意してすぐに動き出しました。現場での支援活動に従事したいと考え、国際的に活動するNGO団体に話を聞きに行ったのです。
田口一成 『9割の社会問題はビジネスで解決できる』PHP研究所、2021、p103より。
そこで、思いもよらない言葉をかけられました。
「田口君、本当に貧困問題をどうにかしたいと考えるのなら、君の来るべき場所はここじゃないよ。私たちのような寄付金や助成金に頼るのではなく、自分でお金をコントロールできる人間になりなさい」
僕たちが社会起業家に見ているのは、本気で人生をかけてその社会問題を解決する覚悟があるかどうか。それは個人的な「夢」ではなく、社会のためにから始まった「志」かどうかです。
田口一成 『9割の社会問題はビジネスで解決できる』PHP研究所、2021、pp.85-86より。
「志」を重視する点はボーダレス・ジャパンといっしょです。ぜひ、「志」を磨いて、大学への道を切り開いていきましょう!
備前・日生・相生・上郡など近くに大学入試推薦入試に対応出来る塾がない方も是非ご相談下さい。
総合型/学校推薦型選抜入試小論文対策専門塾Willbeは、赤穂市出身の塾長が「赤穂市によりよい大学受験環境」を整えたいと2019年3月に設立した塾です。
大学入試における推薦入試は私立大学の入学者の半数以上が推薦入試である事実など確実に広がりを見せています。推薦入試は、学力と共に志の入試でございます。
私立大学の入学者の半数以上が推薦入試であるにも関わらず、極めて捉えどころの無い入試であり、塾関係者も入試に対して誤ったとらえ方をしている現状はあるように思います。
岡山大学、神戸大学、兵庫県立大学、神戸市立看護大学をはじめとした国公立大学も推薦入試の枠をひろげていくことでしょう。一般入試においても小論文と面接を課す大学(特に医療系)も多くあります。
赤穂の皆様に推薦入試がどういったものなのかを専門家の立場から正確な情報ととらえ方をお伝えするとともに、赤穂市・上郡・相生・備前などにおいて本格的に総合型/学校推薦型選抜入試の対策が出来る環境を実現して参ります。