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【阿•吽】赤穂の小中学生に勧める漫画シリーズ

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こんにちは



兵庫県赤穂市の進学型個別指導塾WIllbeの光庵です。



本日は、毎月更新している学習塾の先生が「赤穂の小中学生に進める本・漫画」シリーズです。



阿•吽 (小学館)

最澄と空海

中学生の頃登場した最澄と空海、、、どちらがどっちだっけ??


真言宗? 高野山?

天台宗?


そんな2人を主人公にした漫画です。


宿命のライバルと言われる空海と最澄ですが、2人を比較していくことでそれぞれの人間像・生き様がリアルに伝わってきます。



平安時代の誰もが羨むエリート街道を歩んでいた2人、



2人は10年ほど仲が良かったと言われておりますが、その後は絶縁状態。いったい2人に何があったのだろうか?



同じ中国「唐」に留学したはずなのに2人の考え方は全く異なる。2人は唐で何をみたのだろうか?



最澄は、空海に弟子入りまでする。しかし、2人は絶縁する。きっかけは、、、意外と「しょうもない」ことだった??



圧倒的に「スーパースター感」があるのは空海であるところが如実に出でいますし、中学の教科書レベルでは「後の仏教に影響を与えたのは最澄だよね」という部分がよく分かります。



教科書ではたった数行でしか語られない歴史の面白さがここにあります。




物語の冒頭


織田信長の「比叡山焼き討ち」

信長の「最澄の建立した寺か、、、大きくなりすぎたのだ」の一言で始まる。


最澄の少年〜青年時代、優しい母に育てられ国分寺に入り勉学に励むが「無力」を感じ、「受け入れられないもの」を目の当たりにし、「寺」ではなく「山」に籠ることを決断する。




一方、勉学に励みながらも「満ち足りなさ」を感じ「冷めている」空海。人との出逢いにより「退屈でないもの」を見つけかける。





これはきっと、10代で読んだ時、20代で読んだ時、30代で読んだ時、見えるもの、感じるものが違う、漫画である!!





Willbe図書館


知り合いに教えていただいたこの漫画。

大人買い。

読んでWillbe図書館に置くことを即決。



近年の大学入試を鑑みるに、本当に「普段から何に興味をもち、何を考えているのか?」が問われているように思う。



阿吽がその思考を満たしてくれるとまでは言わないが、小学生・中学生にはできる限り多くのものに触れ、あらゆることを考えて言って欲しいと思う。


定期的に塾生に本は紹介はする。

高校生が○○に興味があると言えば、そのような本をすぐに紹介できるようにはしておきたい。



だけれども、


これは大人のエゴ。


紹介はするが、全員に興味を持って欲しいわけでもない。興味を持った子が伸びれば嬉しい。


出るくいは打ってあげましょう。




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