関西の芝浦工業大学
それが長浜バイオ大学
長浜バイオ大学はなぜ“隠れた名門”と言えるのか
偏差値は低い:河合塾偏差値35~40
続く定員割れ
低偏差値
だがFランではない
名前と立地が悪すぎるだけ!
2003年に設立された新興大学だが魅力が伝わっていないのです。
データを抜粋するだけで名門だと分かる。
大学院進学率全国私立大学理学部7位
→理系なら大学院が勝負でしょ??
主な進学先大学院
- 長浜バイオ大学大学院
(バイオサイエンス研究科) - 北海道大学大学院
(環境科学院、水産科学院、生命科学院) - 東北大学大学院
(生命科学研究科) - 新潟大学大学院
(医歯学総合研究科) - 筑波大学大学院
(生命環境科学研究科、理工情報生命学術院) - 千葉大学大学院
(医学薬学府) - 東京大学大学院
(新領域創成科学研究科) - 東京医科歯科大学大学院
(生命情報科学教育部) - 東京工業大学大学院
(総合理工学研究科) - 横浜国立大学大学院
(環境情報学府) - 金沢大学大学院
(医学系研究科、医薬保健学総合研究科) - 北陸先端科学技術大学院大学
(先端科学技術研究科、マテリアルサイエンス研究科) - 岐阜大学大学院
(医学研究科、農学研究科、自然科学技術研究科) - 静岡大学大学院
(農学研究科) - 豊橋技術科学大学大学院
(工学研究科)
名門です。 - 名古屋大学大学院
(医学系研究科、生命農学研究科、理学研究科) - 三重大学大学院
(医学系研究科、生物資源学研究科) - 京都大学大学院
(医学研究科、生命科学研究科、人間・環境学研究科、農学研究科、薬学研究科) - 京都情報大学院大学
(応用情報技術研究科) - 京都工芸繊維大学大学院
(工芸科学研究科)
受験生が高校3年生ぐらいに気が付く「あれ?ここ良くない?」学部入試に特徴あり。
- 大阪大学大学院
(医学研究科、工学研究科、情報科学研究科、生命機能研究科、薬学研究科、理学研究科) - 神戸大学大学院
(医学研究科、農学研究科、理学研究科、保健学研究科) - 奈良先端科学技術大学院大学
(バイオサイエンス研究科、物質創成科学研究科、先端科学技術研究科) - 岡山大学大学院
(医歯薬学総合研究科、自然科学研究科) - 広島大学大学院
(医歯薬学総合研究科、統合生命科学研究科、理学研究科) - 九州大学大学院
(医学系学府、システム生命科学府) - 長崎大学大学院
(水産・環境科学総合研究科) - 横浜市立大学大学院
(医学研究科、国際総合科学研究科、生命医科学研究科) - 静岡県立大学大学院
(薬学研究科) - 島根大学大学院
- 名古屋市立大学大学院
(医学研究科、システム自然科学研究科) - 滋賀県立大学大学院
(環境科学研究科) - 京都府立医科大学大学院
(医学研究科) - 大阪公立大学大学院
(医学研究科、理学研究科) - 兵庫県立大学大学院
(環境人間学研究科) - 奈良県立医科大学大学院
(医科学専攻医学研究科) - 琉球大学大学院
(農学研究科)
大学に寄せられる求人15000社以上
→学部卒業生180名ですよ??
教員1人あたり科研費1位(2001年以降新設大学全大学中)
教員1人あたり科研費18位(全大学)
→理系大学はお金をつかえてなんぼでしょ?
→お金を持ってこれるほど優秀な教授陣?
→慶応大学より神戸大学より広島大学より
多い事実!
| 順位 | 大学名 | 万円 |
| 1 | 東京大学 | 791万円 |
| 2 | 京都大学 | 733万円 |
| 3 | 東京工業大学 | 565万円 |
| 4 | 東北大学 | 534万円 |
| 5 | 九州大学 | 487万円 |
| 6 | 名古屋大学 | 476万円 |
| 7 | 大阪大学 | 470万円 |
| 8 | 東京医科歯科大学 | 431万円 |
| 9 | 北海道大学 | 422万円 |
| 10 | 筑波大学 | 340万円 |
| 11 | 東京農工大学 | 314万円 |
| 12 | 熊本大学 | 310万円 |
| 13 | 金沢大学 | 303万円 |
| 14 | 岡山大学 | 298万円 |
| 15 | 電気通信大学 | 292万円 |
| 16 | 千葉大学 | 292万円 |
| 17 | 京都府立医科大学 | 290万円 |
| 18 | 長浜バイオ大学 | 281万円 |
| 19 | 浜松医科大学 | 262万円 |
| 20 | 神戸大学 | 258万円 |
| 21 | 長岡技術科学大学 | 256万円 |
| 22 | 広島大学 | 255万円 |
| 23 | 豊橋技術科学大学 | 239万円 |
| 24 | 九州歯科大学 | 237万円 |
| 25 | 横浜市立大学 | 234万円 |
| ~~ | ~~ | ~~ |
| 31 | 慶応大学 | 219万円 |
| 35 | 東京理科大学 | 196万円 |
| 39 | 東京都立大学 | 187万円 |
2025大学ランキング:朝日新聞出版より抜粋)
研究者に国がお金を出してくれる制度のこと。
正式名称は
👉科学研究費助成事業(かがくけんきゅうひ じょせいじぎょう)
略して「科研費(かけんひ)」。
大学の先生や研究者が
- 新しい薬を作りたい
- AIのしくみを解明したい
- 恐竜の化石を研究したい
- 宇宙の起源を調べたい
などの “新しい発見につながる研究” をするために、国からお金をもらえる仕組みです。
例えるなら、クラウドファンディング。
論文数が多いっ!
研究機器が凄すぎる
論文数が多いように感じた河合靖先生のホームページを拝見させていただいて、分かったこと。
LC-MS(タンパク質の分析に使用)
DNAシーケンサー
HPLS(高速液体クロマトグラフィー装置)
など
これらの機器が学内(研究室内?)にあるのが凄い。
これらの装置が大学内に配備されていること自体が驚きです。 通常、このクラスの機器は研究室単位ではなく大学全体で共有するレベルであり、場合によっては 外部機関に解析を依頼するのが一般的です。外部委託すると、解析費用は相当高額になります。
(研究分野が近い某大学大学院生談)
“すぐに解析できる”環境が研究の質を上げる 学内にこれだけの機器が揃っているということは、解析費用を抑えながら、気になるサンプルが出たときに 即座に測定・分析ができる ということです。
これは、研究のスピードや自由度を大きく高める要素になります。 ホームページを見ると、”旧帝大”との共同研究も盛んに行われている様子がうかがえますが、こうした優れた研究機器や環境の充実が、共同研究を推進している理由のひとつなのかもしれません。
総合大学批判からみる長浜バイオ大学の良さ
一般の総合大学では、生命科学系の学生であっても1・2年次は教養科目が多く、専門的な実験設備に触れるのは早くても3年生からです。
しかし、長浜バイオ大学では、1年次から本格的な実験がスタートします。
研究室の人数が少ないため、学生は教員から直接手ほどきを受ける時間が長く、研究補助や装置の扱いまで手厚く教わります。
バイオ・生命科学系の就職市場では、“大学名”よりも“実際にどれだけ実験ができるか”が重視されるため、この環境がそのまま就職力につながっています。
以下に、一般論として理系総合大学の問題点をまとめてみました。
理系総合大学は、雑務が多い(学会準備、備品管理、下級生の指導など)
学部生は院生と教授のアシスタント
あくまで一般論として、まことしやかに噂される高偏差値総合大学の学部生の文句を言葉にしてみました。以下にその原因を考察してみました。
特定の研究室を想定しているわけではありません。
① 研究室は「小さな会社」だから
研究室は、実験・データ管理・機器管理・会計・発注・学会準備など、運営に必要な事務作業を“学生が担う”文化があります。
- 試薬の在庫管理
- 消耗品発注
- 機器の予約管理
- 研究室内の掃除
- 安全書類の更新
- 新入生の教育
- 研究室行事の準備
など、実質的に「総務部・秘書・技術職」を学生が兼任する形になりがちです。
② 教授・助教の人数が少ない(=学生に仕事が降りる)
大学の研究室は、
- 教授 1人
- 講師/助教 0〜1人
- 学生(学部〜博士)10〜20名
という構造が一般的で、人手不足が常態化しています。
そのため、
👉「雑務=誰がやる?」
👉「学生がやるしかない」
となりやすい
③ 研究費の会計処理・補助業務が学生に委ねられがち
研究室の予算管理は煩雑で、研究室秘書がいる大学は少ないため、学生が“補助的な会計作業”を担うことがあります。
- 試薬の見積もり取得
- 文房具・消耗品の会計伝票
- 大学内手続き
- 学会旅費の手続き
これは制度上は教員が行うべきですが、実務の一部が学生になることが多いのが現状です。
まとめ
規模は小さいのに 研究力・実験設備・企業評価が異常に高い
長浜バイオ大学は、知名度や偏差値だけを見ると決して派手な大学ではありません。むしろ、印象が悪いようにおもいます。
しかし、バイオ・生命科学という一点において、日本でもまれに見る“尖った強み”を持つ大学です。その特徴は、総合大学ではなかなか実現できない「実験量の多さ」と「研究設備の豪華さ」、そして「学生の実務力の高さ」にあります。
これらは、偏差値ランキングでは測れない価値であり、まさに“隠れた名門大学”と呼ぶにふさわしい理由です。
①最大の強みは、学部がバイオ一本に特化していること
一般の総合大学では、生命科学系の学生であっても1・2年次は教養科目が多く、専門的な実験設備に触れるのは早くても3年生からです。
しかし、長浜バイオ大学では、1年次から本格的な実験がスタートします。
PCR、細胞培養、遺伝子導入、タンパク質解析など、いわゆる“研究室レベル”の実験を学部生から日常的に経験することができます。これほどの密度のカリキュラムは、全国でも珍しいと言えます。
②小規模大学だからこそ実現できる「一人ひとりへの研究指導の濃さ」
研究室の人数が少ないため、学生は教員から直接手ほどきを受ける時間が長く、研究補助や装置の扱いまで手厚く教わります。
バイオ・生命科学系の就職市場では、“大学名”よりも“実際にどれだけ実験ができるか”が重視されるため、この環境がそのまま就職力につながっています。
実際、医薬品メーカー、食品企業、化粧品会社、研究補助、品質管理などへ継続的に卒業生を送り出しています。企業からは「長浜バイオの学生は即戦力になる」と指名買いされることもあるほどです。
実務系の仕事において「勉強が出来ても役に立たない」といわれる最大の理由がここに伺えます。
③研究環境を支える設備の充実
規模の小さな大学では珍しいほどの解析装置・実験設備が整っており、実習や卒業研究でフルに活用することができます。
総合大学の場合、こうした装置は院生や博士学生が優先的に使うため、学部生は触れられないケースもあります。しかし、長浜バイオ大学では、学部生が主体となって扱える機会が多く、研究技術の習熟度が飛躍的に高まります。
こうした「知名度より実力が評価される分野」で確かな実績を積み上げてきたことが、長浜バイオ大学が“隠れた名門”と呼ばれる理由です。名前でなく実力で勝負したい学生にとって、長浜バイオ大学は大きな武器になる大学と言えるでしょう。
④まとめのまとめ
確かに、「長浜バイオ大学と大阪大学に受かりました!」「広島大学/岡山大学と長浜バイオ大学のどちらが良いですか?」と言われて長浜大学を推す勇気は私にはありません。
しかし、関関同立/産近甲南の生命科学を選ぶなら、長浜バイオ大学を推す勇気が私にはあります。リアジュー大学生活はそこには無いのかもしれません。
これだけは言えます。長浜から京都は遠くない。
定員割れさせておくのがもったいない
~立地以外は、実質、芝浦工業大学~






