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日本大学芸術学部(日芸)は隠れた名門学部|偏差値では測れない理由



今回紹介したいのは、日本大学芸術学部

― 偏差値では測れない大学の本当の価値 ―

「日本大学」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。

巨大マンモス大学。
学部数が多い。
学生数が多い。

良くも悪くも、「平均的」という言葉が先に立つ人も多いかもしれない。



しかし、その日本大学の中に、日本の芸術・表現文化を根底から支えてきた学部があることは、どれほど知られているだろうか。

それが 日本大学芸術学部、通称「日芸(にちげい)」である。



この記事では、

なぜ日本大学芸術学部が「隠れた名門学部」と呼ばれるに値するのか。

偏差値・知名度・大学ランキングでは見えてこない、その本質を掘り下げていきたい。



日本大学芸術学部

河合塾偏差値50~55


日本大学そもそも

そもそも、

日本大学は単科大学の集合体と捉えた方が実態に近いです。

日本大学の各学部は、立地も文化も教育思想も大きく異なります。


英訳にみる理念

日本の大学では学部をFatryと表現することが一般的です。特に総合大学といわれる大学の学部はFactryを使用しています。

日本大学は単科大学を意味するCollegeを使用しています。



日本大学芸術学部:
College of Art, Nihon University

日本大学理工学部:
College of Science and Technology, Nihon University


東京大学
経済学部:Faculty of Economics
法学部:Faculty of Law
文学部:Faculty of Letters
理学部:Faculty of Science
工学部:Faculty of Engineering


キャンパスにみる理念

また、日本大学は学部ごとにキャンパスを分ける構造をとっている。

これは単なる土地利用の問題ではなく、教育思想そのものを反映している。

学部ごとに立地・文化・設備・人間関係が完結し、学生は「大学」ではなく「自分の学部」に深く帰属する。

結果として、教員と学生の距離が近くなり、専門分野に没入しやすい環境が生まれる。

一学部一キャンパスとは、日本大学が「総合大学」でありながら、単科大学の集合体として機能している証拠なのである。

学部名主なキャンパス名所在地
法学部神田三崎町キャンパス東京都千代田区
経済学部神田三崎町キャンパス東京都千代田区
商学部砧キャンパス東京都世田谷区
文理学部桜上水キャンパス東京都世田谷区
理工学部駿河台キャンパス東京都千代田区
生産工学部津田沼キャンパス千葉県習志野市
工学部郡山キャンパス福島県郡山市
医学部板橋キャンパス東京都板橋区
歯学部駿河台キャンパス東京都千代田区
松戸歯学部松戸キャンパス千葉県松戸市
薬学部船橋キャンパス千葉県船橋市
生物資源科学部湘南キャンパス神奈川県藤沢市
国際関係学部三島キャンパス静岡県三島市
芸術学部江古田キャンパス東京都練馬区
危機管理学部三軒茶屋キャンパス東京都世田谷区
スポーツ科学部三軒茶屋キャ

実際、カリキュラムや教員構成、学生の進路は学部ごとにほとんど別物であり、「日大生」という一言では括れない多様性が存在している。

これは日芸に限らず、日本大学全体が「学部=大学」という発想で成り立っていることを示している。

日本大学とは、一つの巨大大学なのではない。専門性の異なる単科大学が、ゆるやかに連合した大学連邦なのである。この視点を持つことで、日本大学の評価は大きく変わる。




なぜ芸術学部は名門なのか?

「総合大学×芸術学部」という強み

日本大学芸術学部の最大の特徴は、

日本最大級の総合大学の中に存在する、
専門性の高い芸術学部

であることです。

学生数日本1:65996人(2023年)
社長の出身大学日本1:20248人(2023年)

多くの芸術大学・美術大学が「単科大学」であるのに対し、日芸は巨大な総合大学の研究基盤・人脈・社会的信用の上に成り立っています。

これは、

  • 卒業後の進路の広さ
  • 他分野との横断的な学び
  • 社会との接続の強さ

という点で、圧倒的なアドバンテージになります。


単科大学の集合体ではあるが、大学進学の目的に「人脈づくり」は捨てきれない側面でもあります。


学科構成を見れば「本気度」がわかる

日本大学芸術学部には、以下のような学科があります。

  • 映画学科
  • 写真学科
  • 美術学科
  • 音楽学科
  • 文芸学科
  • 演劇学科
  • 放送学科
  • デザイン学科

ここで重要なのは、「芸術」を一括りにしていないという点です。

たとえば映画学科ひとつを取っても、

  • 監督
  • 撮影
  • 録音
  • 編集
  • 理論

といった専門領域が細かく分かれています。

これは「なんとなく芸術」ではなく、
プロフェッショナルを育てる設計であり、

それぞれが明確な役割を持ち、
学生は分業制の中で作品を完成させる

大学というより、
小さな映画制作会社の縮図に近い。


業界との距離が、異常に近い

日芸のもう一つの特徴は、業界との距離の近さです。

教授陣には、

  • 現役の映画監督
  • 写真家
  • 作家
  • 演出家
  • 放送・メディア関係者

が数多く名を連ねています。

授業=作品制作
課題=ポートフォリオ
講評=現場基準

この環境は、偏差値や座学中心の大学では決して得られません。


卒業生が強すぎる

名門大学の真の実力は、

「誰が教授か」ではなく

「誰を輩出してきたか」 によって測られる。

重要なのは、

「天才が偶然出た」のではなく、

世代を超えて継続的に人材を輩出している点だ。

これは教育の構造が優れていなければ起こらない。

日本大学公式ボイスに掲載

https://www.art.nihon-u.ac.jp/career/voice/参照

氏名主な作品・活動実績
飯沢 耕太郎
写真評論家
季刊写真誌「deja-vu」を創刊 著書「深読み!日本写真の超名作100」ほか多数
大石 芳野
写真家
写真展「眼差しの向こうにあるもの」 写真集「ベトナム 凛と」ほか多数
大塚 寧々
俳優
TV「HERO」「Around 40」「タンブリング」映画「アマルフィ 女神の報酬」ほか多数
小澤 太一
写真家
写真展「チビッコハウスへようこそ!」著書「よくわかる!ポートレートレッスン」カメラ雑誌記事掲載多数
黒島 結菜
俳優
映画「カツベン!」「十二人の死にたい子どもたち」TV「アシガール」「ちむどんどん」ほか多数、第43回 日本アカデミー賞新人俳優賞受賞
坂田 栄一郎
写真家
「AERA」表紙の多くを撮影 写真集「LOVE CALL–時代の肖像」ほか多数
瀧波 ユカリ
漫画家
漫画「臨死!!江古田ちゃん」コラム「乙女ノ姿シバシトドメム」ほか多数
野口 里佳
写真家
写真展「The Sun」写真集「太陽」「光」ほか多数
平間 至
写真家
写真集「Hi-Bi」「そのぬくもりに用がある」写真展「NO MUSIC,NO LIFE」ほか多数
藤岡 亜弥
写真家
写真集「さよならを教えて」「私は眠らない」「川はゆく」、2010年日本写真協会賞新人賞、2016年 第41回伊奈信男賞、2018年 第27回 林忠彦賞、第43回 木村伊兵衛写真賞
本郷 奏多
俳優
映画「GANTZ」「NANA2」 TV「未来日記」「白戸修の事件簿」ほか多数
ホンマタカシ
写真家
写真集「M」写真展「ニュー・ドキュメンタリー」ほか多数
宮澤 正明
写真家
作品「赤景夢」「夢十夜」写真集「伊勢神宮 現代に生きる神話」ほか多数
宮嶋 茂樹
報道カメラマン
単行本「不肖・宮嶋」シリーズほか多数
三好 耕三
写真家
写真集「In the Road」「Far East and Southwest」「Kozo Miyoshi INDEX」ほか多数
氏名コース主な作品・活動実績
青木 研次
脚本家
脚本映画「スープ・オペラ」「いつか読書する日」TVドラマ「私立探偵 濱マイク」ほか
井之脇 海
俳優
演技映画「トウキョウソナタ」TVドラマ「ひよっこ」「義母と娘のブルース」ほか
今村 圭佑
撮影監督
撮影・録音映画「帝一の國」「新聞記者」「四月になれば彼女は」ほか
大原 櫻子
俳優
演技大原櫻子が日芸で学んだこと「いそがしくても、大学生活は当たって砕けろ!」|あのひとの学生時代。
岡本 玲
俳優
演技映画「赤い糸」TVドラマ「純と愛」「わろてんか」ほか
沖田 修一
監督
撮影・録音映画「俺の切腹(シティボーイズのFilm noir)」新藤兼人賞金賞受賞「南極料理人」ほか
金子 ありさ
脚本家
監督映画「電車男」「陰日向に咲く」 TVドラマ「ナースのお仕事」ほか
北瀬 佳範
ゲームプロデューサー
映像ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ、ゲーム「キングダムハーツ」シリーズほか
佐藤 隆太
俳優
演技映画「THE LAST MESSAGE 海猿」「ROOKIES–卒業–」ほか
真田 広之
俳優
演技映画「スピード・レーサー」「THE LAST SAMURAI」「ラッシュアワー3」ほか
立川 譲
アニメーション監督
映像TVアニメ「モブサイコ100」シリーズ 劇場アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」「BLUE GIANT」ほか
近森 眞史
撮影監督
撮影・録音TV「釣りバカ日誌」シリーズ 「家族はつらいよ」シリーズほか
月永 雄太
撮影監督
撮影・録音映画「泣く子はいねぇが」「ケイコ 目を澄ませて」「夜明けのすべて」ほか
冨田 和彦
録音技師
撮影・録音映画「三度目の殺人」「万引き家族」「怪物」ほか
富野 由悠季
ディレクター
アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ アニメ「オーバーマン キングゲイナー」ほか
中沢 敏明
映画プロデューサー
映画「座頭市 THE LAST」映画「十三人の刺客」米国アカデミー賞受賞「おくりびと」ほか
乃木坂 太郎
漫画家
理論・評論漫画「医龍–Team Medical Dragon–」「キリンジ」ほか
羽住 英一郎
監督
監督映画「THE LAST MESSAGE 海猿」「銀色のシーズン」「おっぱいバレー」ほか
伴 一彦
脚本家
脚本映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」TV「デカワンコ」ほか
深作 欣二
監督
映画「仁義なき戦い」シリーズ 「バトルロワイアル」シリーズ 他多数
藤井 道人
映画監督
脚本映画「青の帰り道」「デイアンドナイト」「新聞記者」ほか
船越 英一郎
俳優
演技映画「マリと子犬の物語」「涙そうそう」TV「その男、副署長」ほか
山田 智和
映像作家
映像MV「Lemon(米津玄師)」「マリーゴールド(あいみょん)」映画「四月になれば彼女は」ほか
吉谷 彩子
俳優
演技TVドラマ「陸王」「グランメゾン東京」ほか
氏名コース主な作品・活動実績
青山 剛昌
漫画家
絵画「名探偵コナン」「YAIBA」ほか
安西 水丸
イラストレーター・ エッセイスト
著書「おさるのケーキやさん」「大衆食堂へ行こう」「メランコリー・ララバイ」ほか 著書多数
飯田 竜太
現代美術作家
彫刻Nerhol副代表 第12回 岡本太郎現代芸術賞入選 2013年 ART FAIR TOKYO「Bacon Prize 」受賞 
大竹 志歩
彫刻家
彫刻スペイン・バルセロナのサグラダファミリア聖堂にて彫刻家・外尾悦郎氏の助手として活躍
剣持 和夫
造形作家
絵画立体造形作家として活躍
櫻井 孝美
画家
絵画油絵画家として活躍 安井賞受賞
鷹尾 俊一
彫刻家
彫刻第3回高村光太郎大賞展特別優秀賞受賞 神戸具象彫刻大賞展優秀賞ほか
多和 圭三
彫刻家
彫刻タカシマヤ文化基金奨励賞受賞 東京国立近代美術館作品収蔵
塚本 晋也
映画監督・俳優
絵画映画「鉄男」「六月の蛇」ほか
中村 宏
画家
絵画東京都現代美術館にて個展
原口 典之
造形作家
絵画立体造形作家として活躍
松原 潤
画家
絵画洋画家として活躍 独立美術協会会員
山本 衛士
彫刻家
彫刻第1回彫刻の森美術館大賞展大賞 第5回現代日本彫刻展大賞ほか多数
氏名コース主な作品・活動実績
幾田 りら
歌手・シンガーソングライター
情報音楽ソロ活動のほか、YOASOBIのikuraとしても世界的に活躍中
上野 耕路
作曲家・編曲家
作曲映画音楽を手がける 「ゲルニカ」メンバー(上野耕路、戸川純、太田螢一)
大沢 健
声楽家
声楽声楽家として活躍
角舘 健悟
ミュージシャン
情報音楽日本を代表するシティポップバンド”Yogee New Waves”のフロント
兼子 拓真 / 熊吉郎
ベーシスト
情報音楽日清食品『完全メシ』CMでのベース演奏等を担当
菊池 俊輔
作曲家・編曲家
作曲「暴れん坊将軍」「ドラえもん」等 テレビ・映画の音楽を多数作曲
菊池 亮太
ピアニスト・作曲家・編曲家
ピアノストリートピアノで大人気。チャンネル登録者数75万人越え
徳光 正行
司会者・タレント
情報音楽TV司会者「ゴールデンアワー」ほか TV番組に多数出演
中島 ノブユキ
作曲家
作曲映画「人間失格」アニメ「たまゆら」など多数の作品の音楽を担当。2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽を担当
にゃんぞぬデシ
シンガーソングライター
情報音楽アニメやドラマなどのタイアップ多数、DISH//などに楽曲提供も行っている
野崎 良太
作曲家・編曲家
作曲映画・TVドラマ等の音楽を多数作曲・編曲
平野 和
オペラ歌手
声楽ウィーン・フォルクスオーパー専属歌手
深沢 敦
声楽家・タレント
声楽テレビタレントなどとして活躍舞台「ヴァニティーズ」
藤田 乙比古
ホルン奏者
弦管打楽現在、日本のスタジオレコーディングシーンにおけるトップミュージシャンの1人として演奏活動を行なっている
堀川 大翼
作曲家・編曲家
情報音楽アニメを中心に有名曲を多数手がける
松本 直祐樹
作曲家
弦・管打楽第75回日本音楽コンクール作曲部門 第2位
丸田 和輝
バストロンボーン奏者
弦管打楽国内外のオーケストラや吹奏楽、室内楽の公演やスタジオ録音など様々な分野で活躍中
水野谷 怜
作曲家・編曲家・ギタリスト
情報音楽TVアニメ【推しの子】第2期やウマ娘プリティーダービーなど、アニメを中心に有名曲を多数手がける
三宅 由佳莉
海上自衛隊東京音楽隊 歌手
声楽東日本大震災を歌ったアルバム『祈り〜未来への歌声』がオリコンチャートのクラシック部門で2週連続1位を獲得
森田 公一
作曲家
天地真理、美空ひばり、和田アキ子、河島英五などの作曲を担当 ほか多数作曲
山口 めろん
タレント・シンガーソングライター
ピアノ松竹芸能メロン界のアイドル
若田部 誠
作曲家・編曲家・音楽プロデューサー
情報音楽ソニー・ミュージックパブリッシング所属、AKB48 をはじめアイドルの作編曲、プロデューサー
氏名主な作品・活動実績
新井 敏記
スイッチ・パブリッシング代表取締役
「SWITCH」発行人(スイッチ・パブリッシング)
飯塚 朝美
作家
「クロスフェーダーの曖昧な光」第40回新潮新人賞受賞
石井 光太
ノンフィクション作家
「物乞う仏陀」「レンタルチャイルド」ほか 著書多数
歌広場 淳(ゴールデンボンバー)
ミュージシャン
「女々しくて」ほか
大鶴 義丹
作家・俳優
「スプラッシュ」第14回すばる文学賞受賞ほか 著書多数
木村 友祐
作家
「海猫ツリーハウス」第33回すばる文学賞受賞
佐藤 弘
作家
「真空が流れる」第36回新潮新人賞受賞
関井 光男
文芸批評家
「坂口安吾(新潮日本文学アルバム)」編集
高城 剛
ハイパーメディア クリエイター
東映アニメーション社外取締役、沖縄デジタルアーカイブ整備事業総合プロデューサーなど
額賀 澪
作家
「屋上のウインドノーツ」第22回松本清張賞受賞、「ヒトリコ」第16回小学館文庫小説賞受賞
林 真理子
作家
「京都まで」第94回直木賞受賞 「不機嫌な果実」ほか 著書多数
松崎 しげる
歌手
「愛のメモリー」’77年日本レコード大賞歌唱賞
水口 哲也
ゲームクリエイター
「セガラリー」「スペースチャンネル5」「Rez」 音楽ユニット「元気ロケッツ」ほか多数
群 ようこ
作家・エッセイスト
「無印OL物語」「鞄に本だけつめこんで」ほか 著書多数
吉田 恵里香
脚本家
TVドラマ「恋せぬふたり」第40回向田邦子賞 映画「ヒロイン失格」アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」ほか
よしもとばなな
作家
「キッチン」第6回海燕新人文学賞受賞 「TUGUMI」ほか 著書多数
氏名コース主な作品・活動実績
石田 彰
声優
演技アニメ「新世紀エヴァンゲリオン(渚カヲル役)」「銀魂(桂小太郎役)」「NARUTO-ナルト-(我愛羅役)」ほか多数
市川 團十郎
歌舞伎俳優
歌舞伎「上意討ち」「鳴神」「勧進帳」 TV「大河ドラマ・花の乱」ほか多数
伊藤 蘭
俳優・タレント
演出元キャンディーズ TV「風のガーデン」「フルスイング」舞台「シダの群れ」「東京月光魔曲」ほか多数
大澄 賢也
俳優
洋舞舞台「フォッシー」「グランドホテル」「CHICAGO」「SIDE SHOW」「COCO」ほか多数
木原 実
俳優・気象予報士
演技TV「news every.」お天気キャスター 劇団花組芝居「ザ・隅田川」ほか多数
篠井 英介
俳優
演技映画「写楽」TV「ザ・クイズショウ」舞台「ファントム」ほか多数
高橋 英樹
俳優
映画「踊る大捜査線THE FINAL」TV「坂の上の雲」「謎解きはディナーのあとで」ほか多数
田中 哲司
俳優
演技映画「白夜行」NHK大河ドラマ「龍馬伝」CM「NTT東日本」ほか多数
テツandトモ
タレント
演技テツ(中本哲也)、トモ(石澤智幸)のコンビ TV「NHKBS2 ななみDEどーも!」ほか多数
富永 みーな
声優
「サザエさん(磯野カツオ役3代目)」「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(明神弥彦役)」「それいけ!アンパンマン(ロールパンナ役)」ほか多数
中村 獅童
歌舞伎俳優
日舞映画「レッドクリフPartI・Ⅱ」TV「木更津キャッツアイ」「恋人はスナイパー2」ほか舞台出演多数
爆笑問題
タレント
演技太田光、田中裕二のコンビ バラエティ番組・CM等で幅広く活躍中
升田 尚宏
アナウンサー
演技「TBSニュース」「Nスタ」(ナレーション)「ひるおび!」(JNNニュースナレーション)ほか
三谷 幸喜
脚本家
劇作TV「古畑任三郎」 舞台「笑の大学」「オケピ!」 映画「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」ほか多数
本仮屋 ユイカ
俳優
演技映画「RAILWAYS」「ドロップ」TV「夫婦道」「ヤマトナデシコ七変化」「ハンチョウ3」ほか
山田 和也
演出家
演出舞台「笑の大学」「ローマの休日」 ミュージカル「シラノ」「パイレート・クイーン」ほか多数
氏名主な作品・活動実績
家田 荘子
作家
著書「極道の妻たち」「イエローキャブ」「四国八十八ヵ所つなぎ遍路」ほか
井上 佳央里
起業家
Radiotalk株式会社代表取締役、2022年東洋経済「すごいベンチャー100」選出
おおたうに
イラストレーター
著書『チェリーコーク』『うにっき』『シネマガール★スタイル』『夢みるおしゃレシピ』『乙女の教科書』ほか
岡 耕平
ディレクター
TV「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」「ジャンクSPORTS」ほか
小野 大輔
声優
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険(空条承太郎)』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち(古代進)』『おそ松さん(松野十四松)』『進撃の巨人(エルヴィン・スミス)』『この世界の片隅に(水原哲)』ほか
春日 太一
時代劇・映画史研究家
著書『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折(第55回大宅壮一ノンフィクション賞)』『時代劇は死なず!』『大河ドラマの黄金時代』ほか
川内 有緒
作家
著書「バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌(新田次郎文学賞)」「空をゆく巨人(開高健ノンフィクション賞)」「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく(Yahoo!ニュース│本屋大賞 ノンフィクション本大賞)」ほか
君塚 良一
脚本家・放送作家・映画監督
TV「踊る大捜査線」「さよなら、小津先生」「教場」映画「誰も守ってくれない」「遺体~明日への十日間~」「グッドモーニングショー」ほか
宮藤 官九郎
脚本家・俳優・映画監督
TV「タイガー&ドラゴン」「木更津キャッツアイ」「流星の絆」「あまちゃん」「いだてん~東京オリムピック噺~」「不適切にもほどがある!」映画「GO(脚本)」「真夜中の弥次さん喜多さん(監督)」ほか
倉田 大誠
アナウンサー
「13歳、真夏の大冒険!」のフレーズが話題になった東京五輪に続き、パリ五輪でも実況を務める。TV「めざましテレビ」『めざまし8』「笑っていいとも!」「ノンストップ!」「みんなのKEIBA」「SWALLOWS BASEBALL L! VE」ほか
五味 一男
演出家・プロデューサー
TV「マジカル頭脳パワー!!」「ごくせん」「エンタの神様」「全国高等学校クイズ選手権」「超問クイズ! 真実か?ウソか?」ほか
小山 薫堂
放送作家・脚本家
映画「おくりびと(第81回米アカデミー賞外国語映画部門賞ほか多数受賞)」TV「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「進ぬ!電波少年」ほか、くまモンの生みの親
近藤 サト
アナウンサー・ナレーター
元フジテレビアナウンサー、TV「有吉反省会」「世界くらべてみたら」「バンキシャ!」ナレーター ほか
春風亭 一之輔
落語家
2023年より『笑点』大喜利メンバーを務める。NHK新人演芸大賞落語部門大賞、文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞
白壁 里沙子
アナウンサー
TV「OH!バンデス」「ミヤギnews every.」「全日本大学女子駅伝(実況)」ほか
菅 賢治
プロデューサー
TV「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」「踊る!さんま御殿!!」「行列のできる法律相談所」ほか
高田 文夫
放送作家・タレント
TV「スターどっきり(秘)報告」「オレたちひょうきん族」ラジオ「ビートたけしのオールナイトニッポン」「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」ほか
田辺 真南葉
アナウンサー
TV「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」「福井テレビ News イット!」
千田 洸陽
ディレクター
TV「家、ついて行ってイイですか?」「モヤモヤさまぁ~ず2」「バカリヅカ」「東急ジルベスターコンサート 2023-2024」ほか、「テレビ東京若手映像グランプリ」主宰
中井 美穂
アナウンサー・ タレント
元フジテレビアナウンサー、TV「旅の香り〜四季の名宿めぐり〜」「鶴瓶のスジナシ!」「世界陸上選手権」などに出演するほか、CMなどにも出演
中園 ミホ
脚本家
TV「やまとなでしこ」「anego」「ハケンの品格」「花子とアン」「西郷どん」「ドクターX」ほか
卒業生インタビュー
中田 有紀
アナウンサー
TV「Oha!4 NEWS LIVE」「サラリーマンNEO」「アシタスイッチ」ほか
南雲 聖一
演出家
TV「ハケンの品格」「花咲舞が黙ってない」「東京タラレバ娘」「過保護のカホコ」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」ほか
平山 秀幸
映画監督
映画「学校の怪談」「愛を乞うひと」「しゃべれども しゃべれども」「閉鎖病棟」TV「よい子と遊ぼう」「対岸の彼女」「ヒトリシズカ」ほか
松本 茜
ジャズピアニスト
CD『フィニアスに恋して』「Oh, Lady Be Good」「Little Girl Blue」ほか、CM「サッポロビール『麦とホップ』音楽担当」「KIRIN『生茶』演奏」「清水建設ウェブCM 演奏」、全国各地でのLIVE活動も精力的に行う
松本 明子
プロデューサー
TV「海に眠るダイヤモンド」「トリリオンゲーム」「オールドルーキー」「婚姻届けに判を捺しただけですが」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「恋は続くよどこまでも」ほか
道上 珠妃
ダウ90000
演劇とコントの境界線を飛び越えた8人組・ダウ90000メンバーとして、ライブ、テレビ・WEB番組など幅広く活躍、個人としてもTV「ギークス〜警察署の変人たち〜」舞台「午前0時のラジオ局」などに出演
宮木 正悟
ディレクター・プロデューサー
TV「ガリレオ」「救命病棟24時」「Dr.コトー診療所」「失恋ショコラティエ」「366日」映画「A.I. love you アイラヴユー」ほか
村山 仁志
アナウンサー・小説家
ラジオ「あさかラ」「さわこの\婚活道場/」小説「魔法の声」「午前0時のラジオ局」「アゲイン~私と死神の300日~」ほか
森本 レオ
俳優・声優
TV「あぐり」「ショムニ」「ロングバケーション」「王様のレストラン」「機関車トーマス」「Qさま‼」ほか
諸星 和義
テレビ埼玉局員
TV「いろはに千鳥(編成担当)」「天竺鼠の川原のプロデューサー」ほか編成局編成部として放送枠管理全般、広報、イベント事業を担当。報道部記者として東日本大震災などの取材や、営業部門として自治体プロモーション事業や企業 CM も手がけていた
矢野 健一
CMプロデューサー
CM「日本中央競馬会『HOT HOLIDAYS !』、『weekend memories』」「象印マホービン『象印姉妹』」MV「あなたがいるなら/Cornelius」ほか
山崎 隆明
クリエイティブディレクター
CM「ホットペッパー」「水性キンチョール」「ギャッツビー」「ネオレスト」「LINEモバイル」「アイフル」企画「新しい地図」ほか
若松 節朗
映画監督
映画「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」「Fukushima 50」ドラマ「振り返れば奴がいる」「パンドラ」「チキンレース」ほか
氏名コース主な作品・活動実績
秋山 具義
アートディレクター
コミュニケーションデザイン「パルコ」「ソニー」「J-WAVE」「東京ドーム」などのアートディレクション
荒井 良二
イラストレーター・絵本作家
コミュニケーションデザイン絵本・雑誌などの挿絵のほか、広告・舞台美術など幅広く活躍アストリッド・リンドグレーン記念文学賞(スウェーデン)を日本人で初めて受賞
岡 広樹
アートディレクター
ソニークリエイティブワークス株式会社チーフアートディレクター Gマーク金賞、IFデザイン賞金賞、red dot award、HKDC awards、など世界のデザイン賞を受賞
小川 晋一
建築家
建築デザイン「ザ・キューブ」「キュビストの家」「ミニマリストの家」「徳山歯科医師会館」ほか
片岡 哲
プロダクトデザイナー
インダストリアルデザイン「バイオノートZ」「クリエ」「ネットワークウォークマン」等の担当デザイナー
曽田 正人
漫画家
インダストリアルデザイン「め組の大吾」「昴」「シャカリキ!」など
土屋 公雄
環境彫刻家
建築デザイン「永却」「揺れ動く境界」「沈黙」
中村 至男
グラフィックデザイナー
コミュニケーションデザインゲーム「IQ」制作 明和電機のヴィジュアルデザインなどを手がける
西村 優子
デザイナー
建築デザイン「THE ART OF FOLDING」(KEIKO Gallery/アメリカ、Boston 2007)、「FOLDED LIGHT, FOLDED SHADOW」(The Fuller Craft Museum/アメリカ、Brockton 2008)など、国内外で作品を発表する。「折形デザイン研究所」のメンバー
松井 龍哉
ロボットデザイナー
コミュニケーションデザインヒューマノイドロボット「PINO」デザイン開発
我、プロとして(前編)【NU CATCH-UP】
我、プロとして(後編)【NU CATCH-UP】
山根 真
日産UK・チーフデザイナー
インダストリアルデザイン「日産ステージア」「GT-Rコンセプト(東京モーターショー2001)」担当デザイナー
横河 健
建築家
建築デザイン「グラス・ハウス(日本建築学会作品賞受賞)」「THE TERRACE」「日比谷公園前派出所」ほか
  • デザイン学科は1996年度に美術学科より独立して誕生。したがって、それ以前の卒業生は美術学科デザインコース時代の卒業となります。

公式サイトの「卒業生の活躍(Voice)」には載っていない日本大学芸術学部出身の著名な卒業生・活躍している人物

市川崑
 日本映画史を代表する名監督。
 日芸映画学科の象徴的存在で、演出・映像文法そのものが教材

代表作:「ビルマの竪琴」
     「犬神家の一族」

深瀬昌久
 世界的評価を受ける写真家。
 日芸写真学科の教育水準を国際レベルに引き上げた存在。

など

日芸文芸は、
「文学部」ではなく「編集室・脚本会議」に近い。


偏差値が評価しきれない大学

日本大学芸術学部は、
偏差値表だけを見ると“普通の私立大学”に見えるかもしれません。

しかし実際には、

  • 業界での評価
  • 卒業生の層の厚さ
  • 教育内容の実践性

これらは、名門と呼ぶにふさわしい水準です。

日本大学芸術学部は、
偏差値表では“普通の私立大学”に見える。


しかし、偏差値が測っているのは入学時の学力の平均値にすぎない。


日芸が評価しているのは、

  • 継続できるか
  • 作り続けられるか
  • 否定されても立ち上がれるか
  • 他者と衝突しながら完成させられるか

という、数値化不能な資質だ。

そのため、入口は広いが、出口は厳しい。
これこそが名門の条件である。


業界では、
「日芸出身」という肩書きは、今も静かに効く。




「好き」を本気で学びたい人へ

はっきりいって就職率は低い

https://www.nihon-u.ac.jp/assets/20240927092519.pdf

学部名学科名令和5年度(%)令和4年度(%)令和3年度(%)
芸術学部写真学科81.770.973.9
芸術学部映画学科76.375.960.4
芸術学部美術学科54.169.442.8
芸術学部音楽学科75.371.063.5
芸術学部文芸学科64.465.370.5
芸術学部演劇学科76.370.160.0
芸術学部放送学科89.789.378.4
芸術学部デザイン学科65.966.663.1

本表における就職率は<(就職者+進学者のうち就職している者)/(卒業者-大学院研究科等進学者-外国の学校等入学者+進学
者のうち就職している者)>です。
学部HPや広報誌等においては就職率を<就職者/就職を希望する者>としている場合があり,その場合,本表記載の値と異なる場合
があります。

芸術学部のイメージ比較

国公立芸大(例:東京藝術大学)

  • 芸術そのものを極める場所
  • 社会に出るかどうかは本人次第
  • 「芸術の神殿」のような存在

→天才向け。覚悟がないと折れる。


私立美大(例:多摩美術大学武蔵野美術大学)

  • 表現の自由度が高い
  • 作家性・世界観を評価
  • 個人制作が中心

→ 才能と自己管理能力が問われる。


日本大学芸術学部(日本大学芸術学部)

  • 芸術を社会で使うことを前提
  • 分業・締切・講評が日常
  • 「好き」だけでは生き残れない

芸術×職業教育という稀有な立ち位置。





まとめ

日芸は、

  • 芸術を仕事にしたい人
  • 表現を武器に社会と関わりたい人
  • 型にはまらない進路を選びたい人

にとって、これ以上ない環境です。

もしあなたが
「偏差値ではなく、中身で大学を選びたい」

そう考えているなら、日本大学芸術学部は間違いなく隠れた名門大学の一つです。




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