足し算、割り算、掛け算の意味が分かってるかどうかなんて、些細な言葉で確認するしかない気がしています。
特に、小学校低学年は問題集の問題に正解したところで、わかってるかどうかを確かめることが難しい気がいたします、
わり算なんて、文章題だったとしても「大÷小」をしておけば正解できますから、文章を読まなくても出来てしまいます。
本日、↑↑に取り組んでいる小学2年生に、
「○が1個で大きさ8だね〜〜」
「16が10個あったら、いくつ〜?」
なんて聞いてみますと、
「う〜〜〜ん160」
と即答していました。
九九を習ったばかりの小学2年。
まさか16✖️ 10と計算したのでしょうか??
聞いてみると、
「え〜〜〜〜10が10個と、6が10個やん」
とか言ってました。
ふむ。
誰かに教わることなく、数を理解し、小4や中学校で習う「分解」「工夫して計算」「分配法則」のようなものを自分で編み出していました。
↑こちらのパズル。
○2個分のパズルを使って、形を作ります。
最初の問題は、実は出来ないんですが、
(必ずしも正解があるというのはしょうもない)
「先生、あわしても9だから、足りません」なんてできない理由と一緒に解るようになってまいりました。
「AがBよりC少ない」
「BはAよりC多い」
なんて文章問題において、小学低学年を苦しめる論理NO1ですが、苦労はしなさそうですね。
やはり、
数の概念は、具体物(図形)と一緒に!!
(弊塾では、九九は教えていません。)