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赤穂市の学力低下について考える。コロナがもたらしたもの。

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以下の内容は、

https://willbe-ako.hatenablog.com/entry/2024/03/09/101524

2024年3月9日。

☝上記記事を一部加筆修正したものです。




「学力低下」問題はおそらく全国的な現象だと想像は出来るのですが、私の観測範囲ではありませんので、「赤穂市」にとどめておきます。


他塾の先生の話や学校の先生の話を伺う限り、「日本」と読み替えていただいても差支えはないようには思いますが分かりません。




————————————



少し尖ったことを言います。本当に言いにくいのですが、赤穂市の皆様にはお伝えしなければならないと思っています。



コロナの戦いはここからなのだろうと思います。



各中学校の平均点がヤバいことになっています。特定の学年、一部の学年でそういった状況は今までもありえたのでしょう。



ヤバいのですが誰のせいでもありません。もちろん当事者である中学生のせいでもないのです。



コロナが引き起こした「当たり前」の変容がヤバさを生み出しているようにしか思いません。










中1数学の定期テスト平均点。

35点
36点




中1英語の定期テスト平均点


35点
36点











考えられますか?

中1の定期テストの平均点ですよ。








問題が難しいのではありません。
確実に学力が低いと言わざるを得ません。


英語に関しては「教科書が難しくなった」という言い方も出来てしまうが、数学に関してはそんなことは到底思えないのです。単純な計算問題に少し分数が加わっただけで平均点が圧倒的に下がってしまうのです。


難しくもない普通の問題で数学20点の子が、定期テスト5教科の順位半分以内であることも珍しくはなくなってしまいました。定期テスト数学20点~30点でも通信簿は「3」なのです。


ここが赤穂市の「普通」になってしまったのだろうか。2024年はどうなるのだろうか。私は恐怖に慄いております。








もう時代はかなり変わってしまったのです。本当に変わってしまったのです。コロナ長期休暇がもたらしたものは、勉強やコミュニケーション(会話)不足を引き起こし学力を伸ばし損ねたことなのかもしれません。あるいは幼児期や小学校低学年のうちに身に付けたい運動機能が欠落していることなのかもしれません。しかし、「コロナ」はもう4~5年ほど前の出来事です。


2019年以降、


よく分からない体調不良(親を悩ませる体調不良)によって学校や習い事を休まざるを得ないことが増えように思います。正式なデータはありませんが「学級閉鎖」の頻度は確実に増えているように思います。そうすると学校の授業は「カリキュラムを消化するために」通常より速くすすめなくてはならないのです。


これは日々の生活の中で顕著に自覚できることではありません。


いつのまにか。です。









コロナが私たちを変えたのは、そういう生活習慣の当たり前です。







小さなお子様ほど外部環境の影響を受けやすいのは言うまでもありません。小学校低学年の頃に「コロナ」を迎えた子達が高学年や中学生になっているのです。休んだ子ども達はスマホ漬けにされる以外に選択の余地はなく、小さな小さな積み重ねをコロナ以前のようには出来なかった子たちが中学生になっているのです。


これが赤穂の普通になるのだろう。


これからも。


おそらくは。


そういう意味で時代は変ったのである。








一方で、大学進学が当たり前の世の中はの空気は変わらない。


お子様が大学へ行きたいなら大学へ


そんなことを考える保護者様は多いだろうと思います。大学の6割は定員割れしているのです。大学へはいけるでしょう。


ここから先は価値観の問題です。


中学の定期テスト平均点が30点が当たり前の状況は確実に小学校の内容が分かっていなさすぎることが原因です。また、反復練習が嫌われる傾向にあります。遅れていることを取り返すには想像を絶する気合と根性が必要です。


大半の子は、取り返さないでしょう。
取り返すほどの努力は出来ないでしょう。










だからこそ。






です。







もうそうなるのが分かっているなら、小学生のうちにしっかり勉強しておく必要があるのです。

赤穂市の普通が定期テスト30点ならば、大半のお子様は定期テスト30点が当たり前だと思ってしまうということです。その状況を普通に思えないなら、当たり前を越えなければいけません。


普通に過ごしていてはいけないのです。







もう私たちが経験してきた小学~中学時代とはあまりにも状況が異なるのです。







中学生になり、高校生になり、基礎が定着しないまま中学生としての勉強を強いられ、追い付くための膨大な物量を前に絶望し、「ど~せ私は」と口にするような状況をみたくはありません。


今までも、その物量を乗り越えた子のみが勉強に対する自己肯定感を高めてきました。


頑張っても結果をだせない自分に絶望する子の方がおおいでしょう。


もう私たちが経験してきた小学~中学時代とはあまりにも状況が異なるのです。







普通の子がやばいのです。

だから、どうか、お願いです。


小学生のうちから塾です。















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