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定期テストを活用した「古文勉強法①」

古文






赤穂市の進学個別指導塾Willbeの光庵です。


今日は古文の勉強法についてです。







大前提、


文法は超重要


なのですが、、、、。


いきなり細部を教えられるとパニックです。


だから、


以下のような手順をふみ、古文の世界に慣れるということが大事ですね。



①教科書ガイドの訳を見ながら、どんな話か理解する。


①主語/述語の把握


誰が(主語)

どうしたんだ?(述語)


を意識して話を理解致しましょう。


「和泉式部」のように、違う言い方(あの人、丹後)をしている場合が多くあります。現代文であれば分かりやすいですが、古文に慣れていない場合分かりにくくて当然です。

故に、

現代語訳を見て「①誰が ②どうした」を丁寧においかけていきましょう。





②代名詞の把握


「『この』ような」といった代名詞(分かりやすく代名詞と言っています笑)が具体的に何を指示しているのかも考えておきましょう。

これも現代文であれば比較的分かりやすいので感覚で良いのかもしれませんが、読みなれない古文の場合は、はっきり書いておきましょう。

教科書ガイドでも「代名詞」が指し示すものが書かれていない場合がありますが、代名詞が指示しているものが分からないようであれば「どんな話」なのか想像がつきません。



現代文の読解問題でも「代名詞を指し示す内容を答えよ」といった問題がありますね。








②文法用語を「一旦」無視して分からない単語をマークする。

①単語を対応させてみる。


中学の口語文法が成熟しているのであれば、古典文法もそこまで難しいわけではありませんが、「活用」「助詞」「品詞分解」「助動詞」といった文法用語がさらっと説明できない場合は、


一旦文法用語を無視して、

だいたいの想像で良いので、


本文と現代語訳を対応させていきましょう。


意味は分からなくて良いです。


だいたいどの言葉がどの意味になっているのか?把握しておきましょう。





②省略されている()を本文にマークしておく。


古文ってかなり大げさに言うと「他人同士のLINEを見て意味を理解する」という行為に近いのです笑


ですから、友達同士で話している時みたいに「言わなくても分かるでしょ?」みたいな感じで省略されていることが多いのです。特に「主語」です。


また「古文常識」として、赤穂で大きな病院といえば「中央病院か市民病院でしょ?」「病院行くって言ったら中央か市民かぐらいのことは分かってよ!」みたいに省略されていることが多くあります。


教科書ガイドの和訳に(藤原)(小式部内待の)とか書かれているやつですね。










③文法用語を「一旦」無視して「そういうもんだと」和訳できるようにする。


①~②の作業が終わったら、英語の本文和訳のようなイメージで、口頭和訳をしていきましょう。

省略されている主語や代名詞を明らかにしながら読んでいくことが大事です。




④なぜなのか?


英語のように、「習った文法事項しか出てこない本文」というものがないのです。

中学1年生の文法事項だけで読める古文というものはほぼありません。

ここがつらいのですよ。

一気に「単語」「古文常識(時代背景)」「文法」を整えていないとなかなか納得できないのです。

習っていない文法事項がどうしてもかなり登場してきます。


しかも、平仮名一文字(き、けり、つ、ぬ、た、り、り、など、さらに活用する笑)で意味が大きく変わってしまうという細かい事項を学ばなければならないのです。



「なんでそういう意味になるんだ??」という想いを消して、


そういうものだと思い「文法事項を徐々に習っていく」というのが良いと思います。


音読して「そういうものだ」と定着して、


数か月や1年後に敬語や助動詞をみっちり行う時に分かりやすくするほうが良いと思いますよ!!














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