岡山大学を志望している皆さん。
英語の長文を読んでいて、
「単語は分かるのに、なぜか内容説明が書けない」
「和訳すると日本語が崩れる」
「英作文で文法ミスが止まらない」
そんな経験はありませんか?
岡山大学の英語は「標準的」と言われます。
しかし実際は、
“構文が読めない人”から落ちていく試験です。
難単語を覚えても、
速読テクニックを磨いても、
✔ 関係詞の修飾範囲
✔ 分詞構文の意味関係
✔ that節の働き
が曖昧なままでは、記述問題で確実に失点します。
岡山大学は、
「なんとなく理解」ではなく
“論理構造を再現できるか” を見ています。
そこで今回は、過去15年分(2008〜2023年度)の分析をもとに、
岡山大学英語で本当に重要な構文ランキング(例文付き)
をまとめました。
闇雲に構文を覚えるのは、今日で終わりにしましょう。
岡山大学英語の出題構成と難易度
岡山大学の二次試験英語は、120分・大問4題構成です。
一見すると標準的なボリュームに見えますが、最大の特徴は「記述中心」であることです。
■ 試験時間:120分
時間は比較的長めに設定されています。
しかしこれは「余裕がある」という意味ではなく、推敲する時間を含めて120分という設計です。
■ 大問数:4題構成
例年の構成は以下の通りです。
- 第1問・第2問:長文読解(和訳・内容説明)
- 第3問:和文英訳
- 第4問:自由英作文(70〜100語程度)
読解だけでなく、「書く力」まで総合的に評価されます。
■ 解答形式:記述中心
岡山大学英語の最大の特徴は、選択式ではなく記述式が中心であること。
- 下線部を和訳せよ
- 本文の内容を日本語で説明せよ
- 自分の意見を英語で述べよ
といった問題が並びます。
岡山大学英語長文頻出構文ランキング
| 構文 | 総出現回数(概算) | 出現率 |
|---|---|---|
| 関係詞 | 約280〜320 | ★★★★★ |
| 名詞節 | 約210〜250 | ★★★★☆ |
| 分詞構文 | 約130〜160 | ★★★☆☆ |
| 無生物主語 | 約120〜150 | ★★★☆☆ |
| 比較構文 | 約70〜90 | ★★☆☆☆ |
| 倒置 | 約25〜35 | ★☆☆☆☆ |
| 仮定法 | 約40〜60 | ★★☆☆☆ |
みなさんは当たり前だと感じるかもしれませんが、頻出上位3構文はかなり大切です。単語を覚えているのだけど長文を読み進めることが苦手な高校生は、頻出上位3構文が実は苦手だといってもよいのではないでしょうか?
第1位:関係詞
頻出パターン
- , which 〜
- which S V
- 前置詞 + which
- whose 抽象名詞
- 先行詞が文全体
失点ポイント
- ✔ どこまでが修飾?
- ✔ which が何を指す?
- ✔ 文全体を受けている?
関係詞例文
典型例
Smartphones, which many people rely on for communication, can reduce our ability to concentrate.
和訳ポイント
- which は smartphones を受ける
- rely on の目的語を見失わない
文全体を受ける which
Many students use their phones late at night, which affects their sleep quality.
→ which = 「そのことは」
第2位:分詞構文
当たり前ですが、以下のことはどのような参考書にも大切な項目として書かれています。不定詞同様に慣れるまでにかなりの時間を要します。
よく出る
- , Ving 〜
- Being 〜
- Having p.p.
- 文頭分詞構文
問われる力
- 同時?
- 原因?
- 条件?
- 結果?
分詞構文の例文
原因
Feeling tired, she could not focus on her homework.
→ 疲れていたので
結果
Using smartphones for long hours, students may experience sleep problems.
→ 長時間使うと
完了形
Having finished the experiment, the researcher published the results.
→ 実験を終えた後で
第3位:名詞節(that節・同格)
なぜ重要?
内容説明問題の核。
- the idea that 〜
- the fact that 〜
- what S V
- whether 〜
特に、中学以来何度も登場してきている
that が「同格」か「目的語」か
ここをミスする受験生が多いため要注意です。
名詞節例文
同格 that
The idea that technology improves our lives is widely accepted.
→ technology improves 〜 が idea の内容
what節
What matters most is not speed but accuracy.
→ what = 「〜すること」
第4位:無生物主語
抽象的テーマが多い。
- Smartphones affect our brains.
- This reliance leads to 〜
- Research suggests that 〜
和訳が日本語らしくならないと減点。
無生物主語例文
Research suggests that excessive smartphone use affects memory.
→ 「研究によれば」
直訳すると不自然になります。
第5位:比較構文
頻出
Students spend more time on social media than on reading books.
not so much A as B
The problem is not so much technology itself as how we use it.
→ AというよりむしろB
第6位:仮定法
If省略型
Were smartphones to disappear, our daily lives would change dramatically.
→ もし消えたら
英作文でも使える。
第7位:倒置
頻度は高くないが出る。
- Not only A but also B
- Never have I 〜
- Only when 〜 did S V
読む側が一瞬止まる構文。
倒置例文
Only when we reflect on our habits do we realize their impact.
→ do we realize に注意。
第8位:形式主語
It is important that students develop critical thinking skills.
→ that節は内容
第9位:強調構文
It is critical thinking that universities seek to cultivate.
第10位:挿入
カンマの読み取り力を見ています。
挿入例文
Smartphones, as many researchers point out, influence our behavior.
→ as many researchers point out は挿入
まとめ
過去15年分ほどの長文を見ていくと、岡山大学は
- 「難解構文」を出す大学ではない
- しかし「修飾が長い」
- 論理関係を読む力を要求
する大学だということが出来ます。
岡山大学英語は、
- 難単語より構文
- 速読より論理
- テクニックより精度
ということも出来ます。
実は本当に大事なのは、構文ランキング1〜3位が読めるだけで
- 長文の8割が安定
- 和訳の事故が激減
- 内容説明が書ける
といった内容です。
みなさんは当たり前だと感じるかもしれませんが、頻出上位3構文はかなり大切です。単語を覚えているのだけど長文を読み進めることが苦手な高校生は、頻出上位3構文が実は苦手だといってもよいのではないでしょうか?
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赤穂市周辺の高校では、シスタンとターゲット1900をよく見かけます。シスタンやターゲット1900で十分です。中には、途中までで良いと言われる方もおりますが、単語量が大いに越したことはないので、すべて覚えることをお勧めいたします。
単語帳は執筆者の意図を最大限に生かすべきだと思います。ここではシスタンの考え方(序章、冒頭、はじめに、に書いてあること)を少し紹介いたします。
シスタンは英作文の役に立つ
シスタン(システム英単語)は、
「ミニマルフレーズで覚える」
という思想を持っています。
これは単語を
- 単体ではなく
- 文脈の中で
- コロケーションで
覚えさせる設計です。
たとえば:
make a decision
take responsibility
play a role in
これらは単語ではなく、構文の一部です。
自動詞や他動詞を自然と使いこなせるような表現
前置詞”to”と相性の良い動詞
前置詞”for”と相性の良い動詞
こういったものが自然と覚えられるようになっています。
英作文で指摘(減点対象)することは、
- 自動詞他動詞(受動態も含む)
- 冠詞
- 単数/複数
の3点です。
赤穂上郡地域から岡山大学を目指したい人へ
よければご相談くださいませ
対象:
2008〜2023年度
大問1・大問2本文のみ
(設問文・英作文問題文は除外)
カウント基準:
関係詞=who/which/that/whose/関係副詞含む
分詞構文=文頭/カンマ後Ving
名詞節=that節・what節・whether節など
無生物主語=抽象主語+動詞
比較構文=比較級・no more than等






