
ノリノリ小学低学年
#赤穂 #赤穂市 #高校受験 #図形
数に慣らすというのは、単に数の順序(1~100)を覚えさせたり、たし算ひき算を教え込むのではなく、数概念を形成することが目的です。
算数は本来「数量」と「図形」から成り立っています。最近の算数教育は具体性のある「図形」ではなく「数量」偏重の傾向があります。子どもが算数についていけなくなる最大の理由はここにあります。
プリントやドリルを何枚も何枚も数多くこなす事が「勉強」だと思っていませんか?
多くの教室では、ひたすら紙に書かれた問題を解き、解き方を暗記するまで何度も何度も繰り返し、解法を暗記するまで多くの時間を費やしています。
しかし、学年が上がると算数はより抽象的な世界に入ります。多くの子がつまずくのは、紙ばかりで暗記偏重の勉強だけで「具体的な経験」もないままいきなり抽象的概念を理解しようとするからです。
具体物を使った経験がない子たちに「抽象的な概念を理解しなさい」というのは、非常に難しいことではないでしょうか。
具体的な体験とは、アナログな世界で遊ぶということです。