「Willbeさんってどんな塾ですか?」と聞かれ「小学生や中学生に関してはお迎えが遅れれば遅れるほど賢くなる塾ですよ」なんて保護者の方々の神経を逆なでするようなことを(半分冗談ですよ)言っております。
小さい頃っていろんな体験をして欲しいと思うのですが、なかなかあれもこれも大人のエゴで体験させてあげることは出来ません。そんな時に「本」という存在は素敵だなと思うのです。いろんなジャンルの本を読むことは「なかなか体験出来ないこと」を体験させてくれると思うのです。
少し前のブログで同じようなことを書きましたが、科学実験を毎日するわけにもいかず、ましてや「生きる」「死」「答えのないこと」に関することは(誤解無く申し上げれば)体験しようと思って出来ることではありません。そういうものは「映画」「ドキュメンタリー」「本」で体験して欲しいと思うのです。「人間の尊厳」とかいうと大げさですが「大自然の営み」という非日常はやはり本や映像で体験するのが1番です。
「夢」や「目標」を求められる時代ですが、そういった原体験は間違いなく活きてくると思います。
そんな私のエゴを体現するべく、塾としてはあり得ない量と質の書籍をご用意しております。
そうは言ってもうちの子は本をよまないんです??
何気ないときに本がある環境があれば、みんなそれぞれに本を手に取ってくれます。興味をもつかどうかは分かりません。そして、暇で暇で仕方ない時、小学生は本を手にとってため息をつきながらぱらぱらめくります。
そして、ハマる子はハマる。
読み聞かせといったことも大事なのでしょうが、まずはそこに本がある環境を作りたいなと思います。
毎月お送りしております、Willbe図書館追加図書。
3月はあまり本を買いませんでした。
本日は隠れた名著、、、
宇宙のなぞ-宇宙にはてはあるのーー
です。
子ども達も宇宙が大好きなので、
こういった↓↓本は取りそろえております。
しかし、大人のエゴがテーマであるWillbe図書館としては、↑こういった本を超えて欲しいのです。
高校時代に数Ⅲに挫折し、理系をあきらめ文転をした私としてもやや憧れてしまう分野です笑
去年よんだ本のなかで一番興奮しながら読んだ本はこちら↓↓ですが、
小学生や中学生に勧めるにはハードルが高すぎるのです。(私自身も解釈に困るのです笑)
そこで、小学生用国語の問題集に掲載されている草下さんの「宇宙のなぞ」という訳です。
小学生用の国語の問題集に記載されているぐらいですから、十分、小学生でも読め、、、、、、読めるというのは言い過ぎですが、
難しい宇宙論を小学生にも分かるように分かり易く解説している名著です。全ての漢字にルビがふってあり、子供だけでも読めるようになっているのが良いですね。
難しいけど、、、、
何度も繰り返すうちに、また他の本などを読んで寄り道している間に、だんだんと内容が深く分かって来る、という本です。
Willbe小学生~中学生諸君。
もれなく私の解説付きでございますので、ぜひ、トライしてみて下さいませ。
日本で最も美しい図書館の1つだと言われている赤穂市立図書館にもおいてありますので、是非、赤穂の皆様も一読あれ!