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~6番目の小夜子:恩田陸~ Willbe図書館 10月のオススメ本

Willbe図書館


こんにちは


赤穂市の学習塾「個別指導塾Willbe」の光庵です。



本日は、毎月お届けしている小中学生に読んで見て欲しいオススメの1冊です。



「Willbeさんってどんな塾ですか?」と聞かれ「小学生や中学生に関してはお迎えが遅れれば遅れるほど賢くなる塾ですよ」なんて保護者の方々の神経を逆なでするようなことを(半分冗談ですよ)言っております。

小さい頃っていろんな体験をして欲しいと思うのですが、なかなかあれもこれも大人のエゴで体験させてあげることは出来ません。そんな時に「本」という存在は素敵だなと思うのです。いろんなジャンルの本を読むことは「なかなか体験出来ないこと」を体験させてくれると思うのです。

少し前のブログで同じようなことを書きましたが、科学実験を毎日するわけにもいかず、ましてや「生きる」「死」「答えのないこと」に関することは(誤解無く申し上げれば)体験しようと思って出来ることではありません。そういうものは「映画」「ドキュメンタリー」「本」で体験して欲しいと思うのです。「人間の尊厳」とかいうと大げさですが「大自然の営み」という非日常はやはり本や映像で体験するのが1番です。

「夢」や「目標」を求められる時代ですが、そういった原体験は間違いなく活きてくると思います。

そんな私のエゴを体現するべく、塾としてはあり得ない量と質の書籍をご用意しております。

そうは言ってもうちの子は本をよまないんです??

何気ないときに本がある環境があれば、みんなそれぞれに本を手に取ってくれます。興味をもつかどうかは分かりません。そして、暇で暇で仕方ない時、小学生は本を手にとってため息をつきながらぱらぱらめくります。

そして、ハマる子はハマる。

読み聞かせといったことも大事なのでしょうが、まずはそこに本がある環境を作りたいなと思います。






六番目の小夜子 恩田陸




私の中で恩田陸さんといえば「蜂蜜と遠雷」です。


「蜂蜜と遠雷」を思い出す度に「あ~~~もっと小学生の時に真面目にピアノの練習に取組んでいれば今頃ショパンのノクターンをひけるオッサンになれたんかな?」と小学生時代の自分を後悔します。



「蜂蜜と遠雷」から恩田陸さんの作品を少し読むようになりましたが、小学生・中学生にお勧めしたいのが番目の小夜子」です。







普段あまり本を読まない中学生や小学生には少し荷が重いかもしれません。だから、弊塾の本棚の左の方においてあります。ワンチャン小学生が手にとって読んでくれないかな~~と思っている本を集めた右側ではありません。



いまAmazonを見ながら気がついたのですが、恩田陸さんのデビュー作なんですね笑 知りませんでした。


津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。


https://www.amazon.co.jp/gp/product/4101234132/ref=ox_sc_act_title_2?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1




ドラマにもなっていたんですね。。。。


知りませんでした笑。。。


さらによくよく読んでみると「2000年に放送された伝説のドラマ」なんて書かれてもいました。私が大学生になったばかりのころのドラマなんですね。。。


もうオススメするの辞めようかな笑。







この本を読んでいるときは、昔NHKで放送されいた「中学生日記」を見ているような感覚になるんです。中学生日記というと教育番組ですので「ベタベタ感」がにじみ出てきますが、もののたとえということでお許し下さい。つまり、それほど10代の純粋さや瑞々しい雰囲気が作品から感じ取れるということです。多感な時期の不安定さ、なんといっても「共同体感覚」をリアルに感じ取ることが出来ます。


考えてみれば、中学生や高校生も「社会での役割」なるものを演じています。



学校での役割を演じる「私」


塾での役割を演じる「私」


家庭での役割を演じる「私」



その役割を演じさせる共同体。


10代の強すぎる共同体感覚を上手く描いているなと思うのです。



中学生や高校生はこの作品に、共感もするだろうし、感動もするでしょう。是非、お楽しみ下さいませ。







そんな訳で10月のオススメ本でした。










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