赤穂市の進学塾、個別指導塾Willbeの光庵(こうあん)です。
4月より英語を勉強してきた小学5年生たちがいよいよ中学の教科書に突入しました。5ヵ月間中学1年生とほぼ同じペースで文法に取り組み、教科書本文和訳を行う素地が出来てきました。
↑この子は、ipadを使って英単語の発音を確認したあと、ブツブツ1人ごとを言いながら、英単語を読みながら日本語を覚えています。
小学生も中学生も普段の音読効果なのか自分で勉強する際も、ちゃんと独り言を言いながら覚える習慣が身についてきています。
小学生英語(5年生以上)の授業 Willbe
①中学1年生程度の文法習得 ②アルファベットの練習 ③英語を日本語を写経するかの如く書ける。
↑この条件を満たしていった小学生から、
①教科書の単語を読めるようにする ②単語の意味を言えるようにする。 ③教科書本文をノートに書き写す。 (教科書本文を2~5分で書き写していきたい) ④主語と動詞を把握する ⑤和訳する ⑥宿題において英単語を書けるように練習する。 ⑦教科書本文を毎日音読する。 ⑧次の授業で英単語テストを行う。 ⑨次の単元の①に進む。
週50分×2回の授業で、文法と教科書本文の理解を進めていきます。
小学生の英語到達は英検しかない??
英検は、自信がつく、モチベーションになる、語彙力の保証、という意味ではかなり有効な手段なのですが、目的になってはいけないと思っています。
あくまで語彙力の保証やリスニング力の向上といった補助!ですし、大学入試推薦を鑑みれば高校2年生の段階で2級を取得しておきたいというメリットがあるにすぎません。
それ以外にも、そのほか検定試験、小学校の教科書に準じて英語を勉強していく、といった方法が考えられますが、、、小学5年生から英語を始めるならば、中学生と同じように勉強してよい!!と思うのです。
そして、中学生と同じ模試をうければよい、と思うのです。
変に英検のみに執着しますとやはり、「文法」「読解」「語彙力」といった言語の要素にバランスを欠いた状態になってしまいます。小学生のうちに英検3級2級を取得したのにも関わらず中学に入って英語がそんなに得意でもないお子様を見てしまうと、何よりも「国語力」が身についていない状態での英語学習は、考えざるを得ないのです。
英検を取得していても、文章を読める状態にあるかと言われればかなり、あやふやな状態であると思うのです。英検という試験の性質上どうしてもそうなってしまいます。
その意味において、小学校である程度の国文法を習い、国語の文章読解においてそれなりの力量を持っている小学生たちは、(英語を勉強するのであれば)中学生と同じことをやればよいと思うのです。
何よりできちゃいます。
先取りはすれば良いというものではない。
一部の中学生に、↑こちらの模試を受けていただいている理由でもあるのですが、
さらっと中学の内容を終えたから高校の内容にはいる。
それは違うと思うのです。
確かに、いまの教科書ではほぼすべての基本文法を中学で習ってしまっている気がするという点では、英語は中学と高校英語の境目が曖昧であるのですが、
逆に申し上げれば、大学受験にとって「中学英語」がいかに重要であるかを示しています。中学→高校英語のギャップ、壁がないわけですから、数学や理科のように急に高校から英語が分からなくなったということは起こりません。
小学生のうちに先取りを行ったとしても、習熟度によって、深く、深く、中学英語を掘り下げて行けばよいと思います。
それこそ、
定期テストに余裕を持てれば、
標準的な模試で偏差値70を目指し、
それを達成すれば、
私立中学の上位生たちが受ける駿台模試やそのほか難易度の高い模試の偏差値をあげていけばよいのです。
それは、
Willbeが
個別指導であるから、
大学受験まで生徒を指導しているから、
偏差値70を超える生徒をキチンと輩出しているからこそ
無しえると思っています。