出来る限り多くの子どもたちに本とふれあって欲しいため、Willbeにおいてある本は貸し出しOKにしています。
・借りた日
・名前
・タイトル
この3つを貸し出しノートに書いて頂ければOKです。
返却期限は特に設けておりませんが、なんとなく1ヵ月ぐらいです。1ヵ月たっても返却されない場合は保護者に連絡をさせていただいております。
「Willbeさんってどんな塾ですか?」と聞かれ「小学生や中学生に関してはお迎えが遅れれば遅れるほど賢くなる塾ですよ」なんて保護者の方々の神経を逆なでするようなことを(半分冗談ですよ)言っております。
小さい頃っていろんな体験をして欲しいと思うのですが、なかなかあれもこれも大人のエゴで体験させてあげることは出来ません。そんな時に「本」という存在は素敵だなと思うのです。いろんなジャンルの本を読むことは「なかなか体験出来ないこと」を体験させてくれると思うのです。
少し前のブログで同じようなことを書きましたが、科学実験を毎日するわけにもいかず、ましてや「生きる」「死」「答えのないこと」に関することは(誤解無く申し上げれば)体験しようと思って出来ることではありません。そういうものは「映画」「ドキュメンタリー」「本」で体験して欲しいと思うのです。「人間の尊厳」とかいうと大げさですが「大自然の営み」という非日常はやはり本や映像で体験するのが1番です。
「夢」や「目標」を求められる時代ですが、そういった原体験は間違いなく活きてくると思います。
そんな私のエゴを体現するべく、塾としてはあり得ない量と質の書籍をご用意しております。
そうは言ってもうちの子は本をよまないんです??
何気ないときに本がある環境があれば、みんなそれぞれに本を手に取ってくれます。興味をもつかどうかは分かりません。そして、暇で暇で仕方ない時、小学生は本を手にとってため息をつきながらぱらぱらめくります。
そして、ハマる子はハマる。
読み聞かせといったことも大事なのでしょうが、まずはそこに本がある環境を作りたいなと思います。
流石に貸しだした本が返ってこないのは嫌なので、返却の催促はしますが、、、、、、なにかが違うと思ってしまいます。
社交辞令かもしれませんが、保護者の方に軽く謝罪されるのも嫌なんです笑。
確かに、逆の立場だったら「申し訳ありません。すぐに返します」と言うのですが、なにかが嫌なのです。
世の中の常識としては、借りたモノは返すのが当たり前でしょうし、いつまでも借りたモノを返さないダラダラとした子にはなって欲しくないというのも当然なのですが、
それが本を読まなくなる理由にならなきゃ良いなと思います。
例えば、図書館や学校の図書室から子どもが本をたくさん借りてきたとします。
大人からすれば「どうせ読めも、読みもしないのに」という気分になります。
また、次図書館に行ったときは読んでない本を返し、また読めもしない本を借りてきます。
そして、また読んでもない本を図書館に返しにいきます。
それで良いと思っています。
そこ本があることが重要なのです。
どんなタイミングで、何がきっかけで読むのかは分かりません。
Willbe保護者の皆様へ
例え弊塾から借りた本の返却を私が保護者の皆様に催促したとしても、許して上げて下さい。
弊塾から本を借りて帰ることは、保護者の皆様にとっては負担にはなります。
私のエゴでいらぬ管理が起こるのかも知れません。
でも、許してあげて下さいませ。
塾生へのお知らせ
あの本を読みたいけれど、学級文庫や赤穂の図書館ではいつもだれかが借りている。そんな本があれば是非教えて下さいませ。
「Willbe図書館」においてもらえるかもしれないよ!