ありがたいことに小学2年生の保護者様からお問い合わせを頂き、弊塾についてお話をさせていただきました。
お伝えさせていただいたことは、以下のようなことです。
ドリルやプリントを数多くこなす事が「勉強」だと思っていませんか?
確かに大切なことです。
「出来る」から「理解できる」こともたくさんあります。
多くの教室では、幼児や小学低学年が、ひたすら紙に書かれた問題を解き、解き方を暗記するまで何度も何度も繰り返し、解法を暗記するまで多くの時間を費やしています。
しかし、学年が上がると算数はより抽象的な世界に入ります。多くの子がつまずくのは、紙ばかりで暗記偏重の勉強だけで「具体的な経験」もないままいきなり抽象的概念を理解しようとするからです。
具体物を使った経験がない子たちに「抽象的な概念を理解しなさい」というのは、非常に難しいことです。言葉を先に説明すると、具体例が1:1でしか対応せず、同じ問題なのに「違う問題」だと認識してしまいます。具体的なものをたくさん見てそこから「言葉」にしてあげると、「違うもの」には見えにくくなります。
1~10までの数字を数えられることと10人を理解することはまったく別のことなのです。
具体的な体験とは、アナログな世界で遊ぶということです。
紙での学習は体験から得た感覚や知識を表す場と考えてはどうでしょうか。
まずは、教具などで手を使って実感する世界をたっぷりと味合わせてあげてください。
小さいうちに学ぶことの楽しさを経験することでそれが基礎・基本力になります。それがしなやかな本物の思考力に育ち次元の高い学びを目指すようになります。
早期の詰め込みで考えることの楽しさを奪われた子どもはいませんか?デジタルに操られない溺れない子に育てましょう。数理色板・積み木を使って一人でも多くの子ども達に”考える楽しさ・考える遊び”を経験してほしいと思います。
早期の詰め込みで考えることの楽しさを奪われた子どもはいませんか?デジタルに操られない溺れない子に育てましょう。数理色板・積み木を使って一人でも多くの子ども達に”考える楽しさ・考える遊び”を経験してほしいと思います。
(引用;一改)
「もう宿題が正解でなければならない」をやめにしませんか?
宿題を見るのに疲れたという方がいらっしゃいます。
もちろん、
お子様の宿題管理をされるのは、当然のことですから、提出物の管理を一緒にやってあげるべきだとは思います。
ただ、
「宿題は正解でなければならない」
というわけではありません。
塾としては、全問正解できるわけがない問題をお子様に与えているのです。
親の目からは、簡単だとしか思えない問題も、
具体が入っていないお子様からすれば難しいことなのです。
出来なくてよいのです。