冬休みが終わり、
中3受験生たちは毎週土曜日9時〜17時でお勉強です。
受験が近くなればなるほど、さまざまな感情が生まれてきます。
先週だったか、とある中3に真顔で言われました。
「僕は○○高校を志望していて、内申点と模試や学校のテストの点数を見比べてみて、どう考えても落ちるということはあまり想像できません」
「それでも僕は、ありえないほど勉強するべきですか?」
なるほど。
真理ですね。
まごう事なき中3の本音です。
そんなわけで本日は、
中3たちに対して、
・大学の勉強とは何か??
・およそ意味があるとは思えず、やってもやらなくてもどっちでも良いとしか思えない勉強を一生懸命やる意味
について20分ほど話していきました。
ダイジェストで、2つだけ。
↓書き留めておきます。↓
僕は、大学卒業という人生しか過ごしていませんから、本当の意味で高校を卒業して社会にでた人たちの気持ちや考えていることを理解は出来ません。
でも、
勉強をする必要があるのか?という問いに対しては「しなくても良いんじゃないか?」と思っているのは事実です。
こと赤穂で生活していくという人生を選んだ人たちがそんなに不幸なのか?と言われば、そうでもないとしか思えません。
逆に、大学卒業して赤穂で生活する人たちがそんなに幸せなのか?という問いに対して「はい」とも言いにくいのが事実です。
要は、そんなに単純な話じゃない。
そんなに単純な話じゃないというところが重要なんです。
というところから語りかけていきました。
少し飛ばして、
学問とは「英語」「数学」「国語」を使って「理科」「社会」について考える。
学問が本当に面白くなるのは「理科」「社会」について考えるとき。
(一部、マニアック数学が好きな人もいます笑)
悲しいことに、
義務教育の程度の「英語」「数学」「国語」では「理科と社会」について真剣に考えるほどに言葉を身につけれない。
数学なんてただの言葉です。
社会について真剣について考えるためのただの言葉です。
現実社会について深く考えるためには、まだまだ言葉が足りないんです。
といった話です。
さて、今週も来週も、中3たちの不安や疑問や葛藤に全力で答えながら、お勉強して参りたいと思います。
残り6時間?
張り切って参りましょう。