おはようございます。
本日も朝9時から高校生と中学生が勉強をしています。
私の頭のなかは、常に「頑張れ~」です。
生徒が自習中は見守ることが基本なので、特にすることがありません。
他のことをしていても良いのでしょう。でも、気になって何をしても手がつきません。マルチタスクが苦手なのでしょう笑
今までは苦しそうに悩みながら解いていた問題を本人が気が付いているのかいないのか、スイ~~~~、スイ~~~~と解いている姿を見ますとうれしくなってしまいますし、
この子、目の動き方が変わったな、鉛筆の動かし方が変わったかな、なんて思ってると何も手が付かなくなります。
良いことばかりではありません。
「先生、この問題分かりません。」
「解説読んだ?」
「線分図書いた?」
「理科?絵を描いた?」
「書いていません」
あきれてものも言えないとはこのこと。いつまでそんな勉強をしているのだ。
「いつまで勉強している『ふり』をするのだ」
「いつまで勉強させられているのだ」
と声をあらげて怒ることもあります。
10時間。
そんなに勉強をする意味があるのか??
定期テストのことだけを考えるとないように思います。しかし、はっきりとわかっていることがあります。
同じ80点でも明らかに差が生まれてくるのです。
定期テスト95点前後からは、ほぼ「運」によって点数が左右されます。ですから、5位前後の子たちの順位が多少変動しようと私は気にはなりません。もう少し先のことが気になります。
手を抜いて80点を取ったとしても、生徒は伸びません。
どんなに勉強してもミスはある。
定期テストのことだけを考えて勉強すると馬鹿になるのです。
「差」というものは、見えないのです。
80点に甘んじて80点を取り続ければ、入試や模試において圧倒的な差となるのです。