「岡山大学の数学はレベルが高いから、青チャートやFocus Goldを完璧に解き明かさないと受からない……」
もしあなたが今、そんな風に思って焦っているなら、少しだけ手を止めてこのページを読んでみてください。
結論からお伝えします。
岡山大学の数学は、
教科書と『黄色チャート』を正しく使い切るだけで、
2次試験で5割〜6割を得点し、
合格を掴み取ることは十分に可能です。
多くの受験生が、自分の学力と入試問題のギャップに怯え、消化不良になるほど難しい問題集に手を出して自滅していきます。しかし、岡大が求めているのは「難問の知識」ではなく、「基礎をどれだけ高い精度で記述できるか」という一点に尽きます。
この記事では、赤穂市で数々の逆転合格を支援してきた進学個別指導塾Willbeの塾長が、過去問の徹底分析に基づいた「最短ルートの岡大数学攻略法」を公開します。
「今の偏差値からでも、
岡大に届く勉強法を知りたい」
「共通テストで失敗したけれど、
2次試験で逆転したい」
そんな切実な思いを持つ受験生の力になるために、2025年度の最新分析を含めた「勝てる戦略」のすべてをここに記します。
岡山大学 数学の基本情報と難易度
試験時間・配分(文系・理系・医学部)
| 学部・系 | 試験時間 | 大問数 | 配点 (目安) | 難易度・特徴 |
| 文系学部 (教育・法・経済など) | 120分 | 4問 | — | 基礎〜標準。典型問題の取りこぼしが命取り。 |
| 理系学部 (理・工・農・薬など) | 120分 | 4問 | — | 標準〜やや難。計算力と記述の丁寧さが求められる。 |
| 医学部・歯学部 | 120分 | 4問 | — | 理系学部と共通問題だが、8割以上の高得点が必須。 |
合格ライン(目標得点率)のリアル
岡山大学を目指す上で、最も気になるのが「結局、何点取れば受かるのか?」という合格ラインのラインです。
結論から言えば、「共通テスト+2次試験」の合計点で決まるため、一概に「○点」と断定することはできません。しかし、長年の指導経験とデータから、一つの明確な目安が見えてきます。
2次試験は「5割〜6割」が勝負の分かれ目
一般的に、共通テストの結果がボーダーライン前後であれば、2次試験(数学)で5割〜6割程度を得点できれば、十分に勝算があります。
「たった半分でいいの?」と思うかもしれません。しかし、記述式の試験において、完答できなくても部分点を積み上げ、確実に半分以上のスコアをもぎ取るのは、決して簡単なことではありません。だからこそ、難問に挑むよりも、「取れる問題を絶対に落とさない」という黄色チャートレベルの基礎力が、合否を直撃するのです。
2次試験のウェイトが大きく、逆転が可能な大学
岡山大学は、共通テストよりも2次試験の配点比率が高い学部が多く、「共通テストで思うような点数が出なかった」と肩を落としている受験生にも、大きなチャンスがある大学です。
多少の出遅れであれば、2次試験の数学で一気に挽回し、逆転合格を掴み取ることが可能です。「共テが悪かったから諦める」のではなく、「2次でひっくり返す!」という勇気を持って挑戦できるのが、岡山大学入試の醍醐味と言えるでしょう。
大切なのは「どのような勉強観」で向き合ってきたか
ただし、一つだけ注意点があります。 逆転が可能かどうかは、これまであなたが「どのような勉強観をもって学んできたか」に大きく左右されます。
- ただ公式に数字を当てはめるだけの「暗記数学」をしてきたのか
- 教科書と向き合い、原理原則を理解する「本質的な学習」をしてきたのか
安易な「逆転」を期待するのではなく、今日からでも「一問一問を深く、正しく理解する」という姿勢に切り替えられるか。そのマインドセットこそが、合格への唯一の条件です。
【最新】岡山大学 数学の出題傾向を分析
理系数学(理・工・医・歯・農・薬)
| 出題番号 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 |
| 第1問 | 整数の性質(不定方程式) | 整式の除法 | 数列の和・対数 |
| 第2問 | 格子点・空間図形 | 確率 | 数III(微分と増減) |
| 第3問 | 軌跡・双曲線 | 空間ベクトル | 確率 |
| 第4問 | 三角関数・数III微積分 | 数III(回転体の体積) | 図形の計量(平行四辺形) |
文系数学(教育・法・経済など)
| 出題番号 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 |
| 第1問 | 整数の性質(不定方程式) | 整式の除法 | 法線(数II微分) |
| 第2問 | 対数不等式・最大最小 | 確率 | 等比数列・対数 |
| 第3問 | 平面ベクトル(内心) | 平面ベクトル | 空間の座標・内積 |
| 第4問 | 格子点・数列の応用 | 数II(微積分・面積) | 確率 |
【レベル別】岡山大学 数学の対策・勉強法
基礎固め(教科書と黄色チャートの活用法)
岡山大学の入試数学では、重箱の隅をつつくような難問ではなく、「定義を正しく理解し、標準的な解法を過不足なく記述できるか」「微積分をはじめ正確で素早い計算力」が問われます。
教科書: 定理・公式の証明や、数学的な正しい記述の基礎を学べます。岡大の記述対策の「お手本」は教科書です。
公式を丸暗記するのではなく、「なぜその公式が成り立つのか」を教科書に戻って確認します。岡大では公式の導出過程に近い考え方を使う問題が頻出です。
黄色チャート: 岡大入試に必要な「典型解法」はすべて網羅されています。青チャートとの差は「超難問」が含まれているかどうかだけです。合格ボーダーライン(5割〜6割)を目指すなら、黄色チャートの内容を「一瞬で解法が浮かぶ」状態にする方が遥かに効率的です。
黄色チャート使用時の注意点
- 実は基礎が載っていない。
黄色チャートには、基本事項として「公式」は掲載されているものの「なぜその公式が成り立つのか」「詳しい用語の説明」「定義」といったことは詳しく書かれていない。
このあたりを無視してチャートの演習を繰り返しても「問題の暗記」になりがちで実戦では使えない知識となる。 - Chart&Solutionをフル活用
黄色チャートの問題に正解することより重視した方が良いことは、Chart&Solutionを覚えてしまうことである。
「黄色チャートは解けるのに、岡山大学の過去問になると解けません」といった場合、解答の暗記に終始した勉強になっている可能性が高い。よって「どこにどう注目すればどうなるのか?」といった視点を大切にして欲しい。 - ランダムに解いてみる
チャート式/フォーカスゴールド/レジェンドといった形式の参考書の問題点は、順番に出題されていくことである。故に、1から順に解いていけば解けるが、自らランダムに問題を選んでも正解することが出来るか試してみて欲しい。

塾長’s アドバイス
多くの受験生が、網羅系参考書の「厚さ」に圧倒されて挫折します。
黄色チャートであれば、基礎から標準までがスリムにまとまっているため、比較的1冊を完璧にしやすいというメリットがあります。
・例題だけ取り組む
・場合によっては🧭5も飛ばしても良い。
「難しいことをやる」のではなく、「当たり前のことを、誰よりも正確にできるようにする」。
これが岡大数学攻略の鉄則です。
応用力を養う問題集は必要ない(1対1対応/青チャートなど
岡山大学(医学部以外)を目指すにあたり青チャート/レジェンド/フォーカスゴールドといった問題集は必要ありません。
岡山大学の入試問題(特に理系数学や文系の後半)を見ると、一見しただけでは解法が浮かばない「難しそうな問題」が並びます。しかし、それらを分解してみると、実は「黄色チャートの例題」レベルの解法の組み合わせでしかないことがわかります。
そのことについては、過去問分析において、「黄色チャートの例題番号」と照らし合わせて解説しております。
詳しくはこちらを参照ください。
過去問演習の正しい進め方
黄色チャートを完璧にした後、もし「演習不足」を感じるなら、新しい問題集を買うのではなく、岡山大学の過去問に直接取り組んでください。
- 黄色チャート: 解法の武器を揃える
- 過去問: 武器の使い道(組み合わせ方)を練習する
この2ステップだけで、岡山大学の数学は十分に攻略可能です。背伸びをした演習で自信を失う必要はありません。信じるべきは、使い古した「黄色チャート」と「教科書」です。
岡山大学は伝統国立大学です。
共通テストのように過去問をもったいないと思う必要はありません。20年分解いていただいても構いません。
岡山大学の過去問を20年分解いて不安であれば、兵庫県立大学などの過去問を使用してもよいでしょう。
過去問だけでは不安な場合は、
キャンパスシリーズを使っていただくと良い。
・標準問題を出題する国立大学の記述式数学の解答の作り方がよくわかる
・頻出かつ必ず解くことができるようにしなければならない問題のみ厳選
・問題数が程よい分量(60問)で構成されているため数学の学習で必要な反復演習ができる












