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進学校の何が凄いのか?② 「環境」の次に大事なこと。進学校で出会う人間の話。

結局、進学校の何が凄いのか?カリキュラムや先生の質ではありません。姫路西や龍野で手に入る、偏差値以上の価値。それは「孤独に机に向かうことが当たり前」という最強の環境です。赤穂高校時代の塾長の原体験を交え、高校選びの真実とWillbeが赤穂に作る「空気」について語ります。中学生/高校受験

こんにちは。

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbe、光庵です。


かなり前の記事で、こんな話をしました。

「進学校の価値は偏差値でも先生の質でもない。

孤独に机に向かうことが当たり前の環境、それだけだ」

と。


今日はその続きです。

もう一つ、進学校には大事なものがあります。

それは——

出会う人間の話です。


公立進学校の空気感が好きな理由

私は公立進学校の空気感が好きです。

一言で言うと、

自由が多い。

彼らは自由なんです。

「自由は勝ち取れ」と中学生に連呼している私ですが(笑)、

進学校の生徒たちを見ていると、

その言葉の意味を体現している子が多い。

管理されているから勉強するのではなく、

自分で決めて、自分でやっている。

その自由の中に、

面白い人間がたくさんいます。


「好きなことをやるために、すごい生産性を身につけた人」

昔ながらの進学校には、

こういうタイプの人間が多いイメージがあります。

数字の競争をしているのではなく、

好きなことをやるために、圧倒的な生産性を身につけた人。

勉強ができることが目的ではなく、

勉強は「自由に生きるための手段」だと体でわかっている人。

そういう人間と10代のうちに出会えることが、

進学校に行く意味のひとつだと思っています。


大学時代のゴスロリの話

少し横道にそれます。

大学時代、ゴリゴリのゴスロリの子がいました。

毎週のように髪の毛の色が変わる。

ぶっちゃけ私は最初、

得体のしれない存在として避けていました(笑)

あるイベントを一緒に運営することになって、

必然的に話すようになった。

話してみると——

仕事ができる。

私には持っていない才能というか、習慣というか。

一言で言うと、尊敬していました。

おそらく私が同世代で初めて

「本物」の「マニア」「オタク」と出会った瞬間だったと思います。

私が体験してきた世界とはまったく違う。

でも、ものすごい教養を持っていた。


「教養は無駄なものだ」という話

ここで少し考えさせてください。


教養って、無駄なんですよ。

「アリストテレス」
「ランチェスター戦略」
「中世がどうとか」


そういう話になると、

「なければならない」感が出てきてつらくなる。

教養を身につけようと頑張ると、

変なことになる気がします。

だって無駄だから(笑)

でも、

無駄なことがどこかで役に立つから、

教養に出会っておけ、ということなのだと思うのです。


塾長メモ

ふと思い出したことがあります。

「詩歌川百景」を紹介してくださった塾の先生が

私の感想の感想をLINEで送ってくださいました。

その先生のコメントを読んでいて気づいたこと。

自分とは違う人と話すことで、

自分の価値観がいかに狭かったかを知れる。

これ自体が、教養の入口なのかもしれません。


自分とは違う人と話す経験

人は自分が経験してきたことに自信を持っています。


価値観や人生観は、

自分が体験してきたことで決まってしまう。


残酷な話をすると、

勉強が得意だった人のお子さんが勉強が苦手だったとき、

果たしてどれだけ寄り添えるのかな、

と思うことがあります。


仮定の話ですが——

もし私の娘が「司馬遼太郎」ではなく

「恋愛系爆発歴史漫画」を読んでいたとしたら、

私は受け入れられるだろうか?

30歳前後の私だったら、無理だったと思います(笑)

「そんなクダラナイものを読むんじゃない!!」

とか言いそう。

でも今なら——

入口はなんでもいいと思っています。

きっかけだけは作っておこう、と。


すべての子に本や漫画を好きになってほしい

すべての子に本や漫画を好きになってほしい。

と思うけど、

ならなくてもいいです。

でも、

きっかけだけは作っておこうと、あらためて思うのです。


結局、進学校の何が凄いのか

最初の記事で「環境の当たり前の水準」と言いました。



今日の答えを一言で言うと、

「自分とは違う人間と出会える場所」

ということです。



勉強ができる子だけが集まっているのではなく、

好きなことに全力な子、

自分の世界を持っている子、

圧倒的な生産性を持った自由人、

そういう人間と10代のうちに出会えること。

それが進学校の、

データには現れない価値です。


「自由は勝ち取れ」

中学生によく言います。

自由を手に入れた人間が集まる場所。

それが進学校なのかもしれません。

進学校の子たちが息苦しそうだ。



とは私は思いません。

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