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小4ぐらいまでに塾に来て欲しいと思っている理由② ~将来の予見~

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今日は↓こちら↓の記事の続きです。





わが子が小学校から中学校にあがり、こんなはずではなかったという保護者の皆様に多く出会いすぎました。


ですから、


赤穂の皆様にくれぐれも申し上げたい。






小学校のテストで100点取るのは当たり前。

小学校のテストで90点取り続けれない状態は本当にヤバい。

わが子には「選べる学力」「普通の学力」を身に付けさせてあげたい。でもそれ本当ですか?







昨日の面談でも小学6年生の親御さんに、「わが子はもう少し出来ると思っていた。」との言葉を頂きました。もう塾の先生として、親子が悲しむ姿はみたくありません。


どぎつい言い方をすれば、「そらそうですよね。」なんです。


そうおっしゃっていたお子さんは小学校のテストでは、毎回100点を取るお子様です。模試を受けてみると、公立中学進学予定者向けの模試で偏差値50程度。


普通。


偏差値50が普通なのかどうかは家庭の価値観だと思いますので何も思いません。少なくとも赤穂の公立中学では上位20%~30%に位置することが想像できます。




赤穂の学力はそんなもんです。










一方で、


学校のテストでいつも90点~100点をとるお子様でも模試を受けてみると偏差値30台ということもザラです。


偏差値30台は、上位80%といった雰囲気でしょう。








結局のところ、小学校のテストでは学力なるものは分からないのです。







でも私は悲しいのです。


中1になり、もっと出来ると思っていた親子が、ちょっと頑張っていて小学校時代に背負っている借金を返すほどの努力をする前に心が折れてしまう姿をみるのが悲しいのです。


勉強は努力で伸びる。


当たり前です。


だけれども、背負っている借金が大きければ想像を絶する途方もない努力が必要です。勉強の難しいところは、その借金を返す前に心が折れることです。


取り組みが遅れれば遅れるほど、借金が大きくなるだけで返す量も途方もない量になります。だから、勉強は苦しいのです。中学になり勉強がただの苦行になるのは目に見えております。











↑たまにブログにこういった伸び方をする小学生の偏差値を公開しています。


偏差値60は、赤穂の中学校で上位10%程度といった雰囲気、

偏差値43は、赤穂の中学校で上位30%~60%といった雰囲気です。








Willbeがどうやって小学生を伸ばしているのか?



Willbe小学部の鉄則は、模試の偏差値が50を超えるまで先に進まない。


小4の時に入塾いただいた子の偏差値を↑公開↑しておきます。






小4の時点で偏差値30台。

小学校のテストは80点~100点。





偏差値30台は公立中学校上位70%程度でしょうか。






当然、小4の時点で文章題も計算も出来てそうに見えて、出来ていません。




そこで小2ぐらいからやり直します。



足してダメならひいているといった数字の組み合わせ勉強方法を脱出するためです。






小4の1年間で小1~小3の内容に取り組み、なぜか小4の模試の偏差値があがる。2021年4月~7月のことです。





でも小4の勉強を一切していないので伸びきらない。小5になる頃からようやく小4の課題に取り組む。


小4の偏差値が50を超え始める。2021年8月のことです。(ここでの私の本音は、もう少し深堀する時間的余裕があればもっと伸びる!!)



小5の途中から小4の内容を終えて、5年生の内容に進む。


5年生の内容をやってない時に、小5の内容で模試を受けてみる。偏差値45。一切塾では取り組んでいないのになぜか、そこそことれる。20224月のことです。前学年までの内容が定着しているから、塾がなくともそこそこ成績が維持できる状態。


小6になり、小5の内容を全力で取り組む。


小5の内容の偏差値にもちゃんと変化がある。


でも、苦手な問題をある程度で済ませていた分、伸びきらない。











ここまで見ていて、(塾として私は内心悔しい想いでいるのですが)、思うのです。








小学校のテストで80点~100点をとっていて、偏差値30台。


そのままだったら中1になり定期テストで100人中60番~80番をたたき出していたと思うのです。


そして、見えない借金を大量に抱えて。12年間積み上げてきた差を取り返すほどの努力をこの子が出来たのだろうか?






まじめに2年半、親子で心折れずに取り組んでいただけたので、少なくとも偏差値50 中学で上位20%前後を狙う位置に来ることが出来ました。


頑張ったなと思います。はっきりいってお母さんのファインプレーだと思います。


言いませんけど笑


テンションをさらにもう1段階あげれば上位10%も夢ではない。


そんな状態です。













そのままだったらそのままですよ
















私は、中学に入り、「こんなはずではなかった」と落胆し、大量の借金を背負ったまま親子喧嘩をしていく親子の様を見たくないのです。








中学生が分からないと言ってることは、全部、小学校の内容ですよ。


中1が分からないと言ってるのは、小学生で習う概念、ですよ。







全く大袈裟なことは言っていません。







こちらの画像。


こちらの問題を小学生にしては難しいと感じるのか、難しいと感じるのか個人差はありますが、中2でこれが解けないと平均点は取れません。問題が難しいとか難しくないとかではなく、錯角や同位角といった言葉を使わなくても概念自体は理解はできます。中学生ならば言葉を正確に使いこなせなければなりません。


難しいことをやってる訳ではありません。






普通。

なかなか難しい言葉です。

いま私が申し上げたいのが、共働きの両親のもとでわが子と接する機会が少なくなってるのも事実です。

小学生の勉強は親が見るものだ!

それもそうかもしれません






それだけに、時代の変化とともに、「こんなはずではなかった」が増えている気がいたします。




親が頑張って学力をなんとか出来る可能性が高いのは小学生の方が高いのです。

借金がまだ少ないからです。




本日も張り切ってまいりましょうっ






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この記事を書いた人
光庵良仁

個別指導塾Willbe塾長(代表)
光庵 良仁
(コウアン ナガヒト)

●1983年6月17日生
●赤穂市出身
●赤穂高校卒
●立命館アジア太平洋大学卒

2019年3月兵庫県赤穂市に「個別指導塾Willbe」を開校。Willbe理念は「赤穂市に最高の大学受験環境を」。

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