赤穂市の小学生英語|なぜWillbeはフォニックスからじっくり始めるのか

小学生の英語指導で重要なフォニックスを解説するブログのサムネイル。中学1年生で英語につまずく子の共通点を紹介し、アルファベットの「名前」と「音」の違いを学び、英単語を読めるようになる基礎を伝える内容。小学高学年

こんにちは

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbe、

光庵(こうあん)です。

今日は小学生の英語指導について書きます。



普段は、

英語より国語でしょ?

英検より漢検でしょ?

などと言いがちで、

その信念も揺るがないのですが、

英語の話です。

関連記事:漢字検定について


中1になって英語で躓く子の共通点

中学1年生を見ていて、少し悲しい気分になります。

小学校で英語を習ってきたはずなのに、中学に入った途端に英語が苦手になる子が多くいます。

教育指導要領のせいにしてしまいたいし、世の中の変化のせいにしてしまいたい気分です。

英単語を音で読めない。


アルファベットを見て「エー・ビー・シー」とは言える。

でも書けない。



さらに、

cat を見て「キャット」と読めない。

dog を見て「ドッグ」と読めない。

でも、

なぜか「キャット」「ドッグ」は知っている。




what をみても「ワッ

what‘sをみても「ワッ


なぜか?

アルファベットの「名前」しか知らないからです。




変なクセをつけてしまうと後から修正するのが大変です。正しい発音など存在しないとしてもです( ;∀;)


アルファベットには「名前」と「音」がある

少し、説明します。

私たちが学んだ「エー・ビー・シー」は、

アルファベットの「名前」です。

でも単語を読むときは、

「音」を使います。


dog という単語。

アルファベットの名前で読むと、こうなります。

「ディー・オー・ジー」

これでは「ドッグ」にはなりません。

音(フォニックス)で読むと

「ドゥ(d)」
「ォ(o)」
「グ(g)」

で、この3つを素早くつなげると、

「ドッグ」という発音になります。


ここが日本人が英語を学ぶときの最大の障壁でしょう。私が中学生の頃は、そういうものだと受け入れて、○暗記していました。

beautifulは、

べアウティフルって書くけど、

なぜか「ビューティフル」

( ゚Д゚)


この「音のルール」を学ぶ学習法が、

フォニックス(Phonics)です。

英語圏(一部)では幼稚園・小学校で最初に習う、いわば英語の「ひらがな」のようなものです。

(フォニックスに関しても様々な指導方法があります。)


フォニックスの基本ルール

代表的なルールを3つ紹介します。


①1文字の音

アルファベット1文字が持つ「音」を覚えます。

B →「ブ」 
A →「ア」 
G →「グ」

これを組み合わせると、

bag(バッグ)が読めるようになります。


②2文字で1つの音

2つの文字が合わさって、新しい1つの音になります。

ch →「チ」 chair(チェアー)

sh →「シ」 ship(シップ)


③マジックE(サイレントE)

単語の最後が e で終わると、

その e は発音しません。

代わりに前の母音が「名前読み」になります。

cake
c(ク)
a(エイ)
k(ク)
e(発音しない)
→ケイク


英語の単語の約70〜80%は、

このフォニックスのルールに当てはまります。

つまり、

フォニックスさえ身につければ、

初めて見た単語でも自力である程度読めるようになりやすいのです。

但し、言語には、必ず例外があります。

サイレントEにも例外はあります。


英語独特なのではない

文字の名前と発音が一致しないのは、英語だけではありません。

日本語も「ひらかな」の音で読んでいるように思われていますが、そうではありません。

日本語の事例

①「ん」の発音

「さんま」の「ん」と

「さんぽ」の「ん」は、

口の形が違います。

「さんま」は「m」に近い音、

「さんぽ」は「n」に近い音。

mは口を閉じて「ん」

nは口を閉じずに「ん」

同じ「ん」という文字なのに、後ろに来る文字によって音が変わっています。

②「う」の発音

「お父さん」と書いてみてください。

お・と・う・さ・ん

でも声に出して読むと、

「おとさん」と発音していませんか?

と書いてあるのに、

音は になっています。

他にも、

「おはよう」
 → 「おはよ」と発音

「そうです」
 → 「そです」と発音

「東京(とうきょう)」
 → 「ときょ」と発音

書き方と読み方が、ズレています。

でも私たち日本人は、それを誰かに教わった記憶はないはずです。

気づかないうちに身につけているのですが、

日本に住んでいて、英語を自然と覚えるほど、英語のシャワーを浴びることは不可能です。

だから、

ある程度は、発音のルールをなじませてから、文法や英単語を覚える作業へと移行してあげたいです。

中学生はみんな苦しそう。

私は覚えていない。

私は発音記号を覚えていたころの苦しさを覚えていない。

努力でまとったような過去の栄光のような話になるのです( ;∀;)

撥音便・促音便

小学生や中学生が習う日本語の音のルールで、有名なのが促音便・撥音便など。

どういうパターンでどうなるのか?

ご興味あれば言語学者になりましょう。

高校でもあまり詳しくはやりません。


本当は中学生にもやってあげたい。

中学1年生の1学期、本当はフォニックスをじっくりやってあげたいのです。

中1の1学期にフォニックスをやりたいが、現実的ではない

でも、現実的ではありません。

中学英語はもう始まっています。

単語も、文法も、教科書の本文も、

小学校の教科書に登場するすべての単語も文法も

ある程度習得している前提で始まります。

フォニックスだけに2~3か月時間を使う余裕は、1学期にはない。

(と今のところ思っています)


フォニックスは、およそ100種類の発音と綴りの規則があります。

少なくみつもると10個だとおっしゃる方もいれば、

91個という数え方もあり、179のルールに分類できたりします。

179個のルールを覚えるのも嫌ですね笑

便利そうに見えますが、

結局、暗記なんですよね( ;∀;)


小学生なら、じっくり時間をかけて、

暗記だと思い込ませることなく取り組めるのであります。



めっちゃ頭が良い子が自然にやっていること

英語が得意な子を長年見てきて、

そういう子たちは、

フォニックスを習っていなくても、

自分でルールを発見しています。

「あれ、sh が来たら全部シって読むな」

e で終わる単語は前の母音が変わるな」

誰かに教わったわけではないのに、

大量の英語に触れる中で、

オリジナルのフォニックスを自分で作っているのです。

これが「賢い子」の正体です。

頭が良いのではなく、パターンを見つける力が育っているのです。


経験上、アメリカ人もカナダ人もまったく違う発音で方言が激しいため、正しい英語の発音はないと私は言い切っています。

This is Japanese English that’s why って感じです。

(私は、仕事で英語を使ったことはありません。だから、英会話だったらノリでOKという感覚は、かなり理解できます。詳しくは、私が授業中に言いがちな「バングラディッシュ人とアメリカ人とカナダ人の4人で大学4年間、共同生活を送ってみた結果」事件を参照ください。)


フォニックスを教えるということは、

その「パターンを見つける力」を先に手渡してあげることです。

天才が自分で発見することを、普通の子に最初から教えてあげるという感覚ですね。

Willbeでは10個程度に絞って教えています。

なぜWillbeはアプリよりCDを使うのか

音の練習ですから音源は大事です。

授業でアプリを使って音の練習をしたこともあります。

でも、

CDに戻しました。

理由はシンプルです。

アプリを使うと、

子どもの意識が画面全体に散ってしまうのです。

アニメーションが動いて、

音が鳴って、

ゲーム要素があって。

楽しいのですが、

「音を聞く」という本来の目的から外れてしまう。


古典的ですが、

フォニックスを身につけるには

音だけに向き合う時間が必要です。

アナログの方が、

本質に届くことがあるとは思ってしまいます。

ゲーム感覚でどこまで身につくことが出来るのか?

(ルールではなく、見た目がゲームという話です。ゲーミフィケーションを否定したい意図はありません。)




現在(2026年)中学英語の教科書は、

すでに600語以上の英単語を知っている前提で作られています。

フォニックスを身につけていない子は、

単語を1つずつ丸暗記するしかありません。

でも、

フォニックスが身についている子は、

見た瞬間に読めて、

聞いた瞬間に書けます。

スペルミスが劇的に減ります。


英検も同じです。

フォニックスを土台にした子は、

対策なしで英検5級・4級レベルの単語を

自然に読みこなせるようになります。


Willbeが中学生・高校生も指導しているからこそ、

「小学生のうちに何を身につけておくべきか」

が逆算でわかります。

その答えの1つがフォニックスです。


ただし、フォニックスは万能ではない

正直なことも書きます。

英語の単語すべてが、

フォニックスのルール通りに読めるわけではありません。

havesaidone などは

ルールの例外で、

形ごと丸暗記する必要があります。

フォニックスと並行して、

例外も地道に覚えていく。

その両輪で、

英語の読み書きの土台ができていきます。


Willbeの小学生英語が大切にしていること

英会話は教えていません。

ネイティブ講師もいません。

Willbeが大切にしているのはこれだけです。

大学受験英語と闘えること、英語で躓かないこと。

そして、将来の大学受験まで見据えたときに、英語と同じくらい(あるいはそれ以上に)重要になるのが「国語力」です。英語を逆算で指導するからこそ、私は「小学生のうちはまず国語が最優先」という確固たる信念を持っています。

関連記事:目を背けたくなる真実 【自学の素養 小学生】


そのために、

フォニックスをじっくりやる。

CDで音だけに向き合う時間を作る。

英単語を「聞く→読む→書く」の順で覚えていく。

急がない。

でも、

確実に積み上げる。


赤穂市の中1達を毎年見ていて思うのです。


フォニックスを知っている子と知らない子では、

スタートラインがまったく違う。

小学生のうちにその差を作りたくない。


だからWillbeは、

フォニックスからじっくり始めます。


保護者の方へ

英語を楽しく習わせたい気持ちはよくわかります。

ただ、

「楽しいだけの英語」で小学校を卒業すると、

中学入学時点で600語分の借金を背負うことになります。

楽しさと土台、

両方を作るのがWillbeの小学生英語です。

あわせてこちらも参照ください。


小学生の生徒へ

Aの音は「エー」じゃなくて「ア」。

それだけ覚えて帰ってください笑。

それが英語の第一歩です。

Willbe英語の時間割

1日50分×2回の授業です。

英文法は、中1の英文法からスタートします。

内容
①16:30~フォニックス 50分
②17:30~英文法 50分
(国文法をやる場合もあり)

↓フォニックス 音がある程度定着してきて、

中1英文法がある程度進むと

内容
①16:30~長文和訳 50分
②17:30~英文法 50分
(国文法をやる場合もあり)

とガンガン進んでいきます。

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