ひょんなことから岡山学芸館高校の教頭先生とたっぷり2時間お話しする機会(Zoom)をいただいた、赤穂市の学習塾 個別指導塾Willbeの光庵です。
赤穂の親御さんからすれば余計なお世話かも知れませんが、中学受験にしろ、高校受験にしろ、大学受験にしろ、「本人のやりたいこと」「それがその学校の校風で実現出来るのか」ということを考えて行くことは重要なことになってきています。
赤穂の保護者の皆様からしても、そんなことは「当たり前ですよ」と言われてしまいそうですが、大学受験をとりまく状況を鑑みれば、そういったことを考えることは20年前とくらべて重要になってきています。理由は単純で、「大学がそれを求めている」からです。私立大学入学者の半数以上は推薦入試であり、国公立大学の推薦入試も確実に定員を増えていっています。
私たち大人が中学生~高校生だった頃は、自分の偏差値を上から順番に当てはめていって、受かりそうなところを受験するという発想だけで良かったのです。特に、赤穂市から公立高校受験をする際は、➀龍野→➁相生→➂赤穂ぐらいで良かったのです。私も「赤穂高校」以外の選択肢を考えたことがありませんし、大半の中学生や高校生はそうだったように思います。
➀学力勝負のみの大学受験
➁必要最低限の学力と明確な志を持って行う大学受験
学力勝負のみの大学受験は従来通りですが、志を醸成するには、環境が必要です。
その意味において、学芸館高校の教頭先生と長時間にわたってお話しさせていただけたことは私にとって有意義でした。
岡山学芸館高校という校風・文化
岡山学芸館高校といえば、赤穂から公立高校を目指す中学生の大半が受験する高校です。赤穂の中学生7割ぐらいは受験しているのではないでしょうか?正確な数字は覚えておりません。その中で、公立高校を受験せずに学芸館を第1志望としている生徒は、、、、、、10人ぐらいはいるように思います。今回有意義だったことは、あらためて学芸館高校は、高校としてしっかりと特色をだされ、その特色を言葉ではなく体現されていると思えたからです。
もちろん、岡山学芸館高校が持っている文化が誰にとっても有意義な訳ではありません。医学部を目指すとして、姫路西なのか、明誠なのか、学芸館なのか、それは各家庭の考え方と学校が持っている文化が合わないのか合わないということになります。同じ「医学部進学を目指すコース」であったとしても、明誠学院高校と岡山学芸館高校ではかなり方向性がかなり明確に違います。
今回、岡山学芸館高校の「英語科」「普通科スーパーV」「医進サイエンス」が目指しているところ、文化についてかなり突っ込んだ内容まで伺うことが出来ました。