中学生が英検を受けた方が良い4つの理由

中学生/高校受験

英検は、高校入試・大学入試でどこまで役に立つのでしょうか。

兵庫県・赤穂の中学生や高校生から、英検を受けるべきか毎年よく相談を受けます。

結論から言うと、英検はマストではありませんが、受けておいた方がよいでしょう。

ただし上手に使わないと、「英検は持っているのに受験英語は得意ではない」という状態になってしまいます。

赤穂の皆様にも、上手に英検を使って英語を得意にしていただければと思います。




高校入試のためではない

大前提、

兵庫県公立高校入試において、

内申点と英検は、ほぼ関係ありません。


学芸館などの一部の私立高校において優遇措置がある程度です。


学芸館高校の英検・漢検・数検

英検で取得した級に応じて、下記の点数が学科試験の合計点に加算されて合否が判定されます。

英検の級加算される点数
3級5点
準2級10点
2級15点
準1級20点
  • 「準2級プラス」は準2級として扱われます。
  • 漢検・数検も同じ基準で、英検3級と漢検3級など異なる検定はそれぞれ合算できます。
  • 詳細は学芸館の最新の募集要項をご確認ください。

英検3級のレベルは?赤穂の中学生の難易度目安

兵庫県公立高校入試において、英検の取得はほぼ影響がありません。。

英検3級の合格は、難しくはありません。

赤穂市内の中学校の実力テストや定期テストで平均点をとれるお子様であれば、特別な対策なく合格できる難易度です。

念のため、過去問などで実力を試してから受験してください。

その意味で、兵庫県公立高校入試において、英検を取得しておかなければならない理由は、見当たりません。

よって、無理に受ける必要はありません。


英検の落とし穴

英検の合格は、ある程度の単語力とある程度のリスニング能力という意味では、英語力は身につくと思います。

しかし、

・文法

・長文読解能力

は身につきません。

この点については十分にご注意ください。

英検2級を持っている中学生が、兵庫県公立高校入試英語において平均点程度の点数しかとれないことは、よくあります。

英検の文章を読むことと、大学入試英語の長文を読みこなす能力は、かなり異なったものです。



英検を受けるべき4つの理由

➀大学入試の選択肢は確かに広がる


推薦入試をはじめとして入試出願要件・加点要件に英検を取り入れている大学が増えています。英検はマストではありませんが、行きたい大学を見つけたとき出願要件・加点要件に英検が記載されている場合は、受けることすら不可能になります。


大学受験方式は星の数ほど種類がございます。


大学や受験方式を具体的に把握していないうちは英検を採った方が無難です。知らない間にチャンスを失事になります。


こちらの記事でも少し触れましたが、大学推薦入試を受けるには「英検2級以上」持っていないと話にならない空気さえあります。最近は英検準1級という空気も感じることがあります。





私立を第1志望とするかどうかは価値観の問題ではありますが、英検優遇措置を利用できると入試直前に第3志望の入試過去問を解く必要がなくなったり致します。何より英検を持っているだけで当該大学区の英語試験と80点や90点として扱ってくれるのは大きなメリットです。



甲南大学(外部英語試験活用方式)

英検のCSEスコアに応じて、英語の試験を受けずに「みなし得点」がもらえる方式です。満点(配点)は学部により異なるため、満点に対する割合で示します。

英検CSEスコアみなし得点(満点に対する割合)
2300以上満点(100%)
214090%
198080%
182070%
166060%
  • CSE1660未満は合否判定の対象外。
  • スコアの間は1点刻みで換算されます(具体的な点数は非公開)。
  • 導入されるのは「公募制推薦(教科科目型)」「一般選抜 前期・中期日程」です。

立命館大学(方式ごとに扱いが異なる)

立命館は加点・換算の一覧表という形ではなく、入試方式ごとに英検の使い方が違うのが特徴です。

入試方式英検の扱い
共通テスト方式英検準1級相当(CSE2304以上)で、共通テストの「外国語(英語)」を満点とみなす特例措置あり
国際関係学部
IR方式
(英語資格試験利用型)
英検等のスコアを得点化して合否判定に利用
・全学統一方式
・学部個別配点方式
英検利用なし(大学独自の英語試験を受験)

※立命館は学部・方式・年度で条件が変わりやすいため、「必ず各大学の最新の募集要項をご確認ください」と添えることを強くおすすめします。

大学入試 私大対策の熱量が下がり気が楽になります。

第1志望の大学でなくとも、第2志望の大学を受ける際に負担が少なる場合があります。

大学受験において、第1志望の大学に合格できる高校生は、かなりの少数派です。

赤穂周辺の高校受験とは異なり、滑り止めという言葉がリアルになります。

甲南大学を受験する際に、英検2級を取得しておくと英語70%~90%扱いとしてみなしてくれます。

英語の80点/100点が確定すれば、過去問をとき傾向と対策を学ぶといった作業が不要になります。






②合否という体験

英検は目標が明確であり、定期テストや模試といったふわっとした基準ではなく明確に合否が出ます。GTECやTOEICなども模試の代わりに使うといったケースもありますが、やはりイメージが湧きにくいでしょう。


英検合格が必ずしも入試での得点力を意味しないにしても、入試までに「合否」を体験できる貴重な機会です。


もちろん英検もスコア(点数)が出るようになっていますので、準2級あたりまでは圧倒的な点数で合格できるように勉強していって欲しいです。






③単語力を鍛える


単語を覚えていないと英語力が向上することはありません。



中学生が覚えておくべき英単語2500個

大学受験に必要な英単語6000単語




英検に合格していると、英語力があるわけでも英検に合格していると大学受験の問題がスラスラ解ける保証があるわけでもありません。英検と大学入試問題はまったくの別物です。


それでも英検を受けておいた方が良いと思うのは「単語力の保証」となるからです。


英語の長文が苦手だと「単語を覚えよう」と塾の先生や学校の先生に言われます。だから単語帳を使って単語を覚えます。覚えたつもりで長文を解いても「単語を覚えていない」と言われます。どこまで覚えているのか分かりません。英単語を覚えるうえでやっかいなのは覚えている実感とどれぐらいの英単語を覚えているのか分からないことの辛さです。


そこで、


英検には文法問題が少ないため文法が定着しにくいというデメリットはありますが、単語を覚えていれば合格できる可能性が高いため英検2級程度の単語はある程度覚えているという指標になりえます。


また、


進学校と言われている高校では1週間で覚えるべき英単語が100単語というのも珍しくはありません。まったく知らない英単語を1週間で覚えていくことはかなり難しくストレスとなり単なる丸暗記となります。


そこで、


英検を使って高校で学ぶべき英単語にも慣れておけば高校での学習が確実に楽になります。





大学受験を考えるのであれば、高校1~2年生で2級以上をとっておきたいところです。単語を覚えていると本格的な長文問題や英文解釈の勉強を進める際に、スピードよく演習できるメリットおもあります。



確かに公立高校入試に英検準2級は必要はないのですが、公立高校入試の脚注を読む必要がなくなったりするためメリットは大きいのです。


高校1~2年生で英検準1級~2級を取得するためには、中学3年生で準2級を取っておくと楽だと思うのです。


本格的な大学受験勉強を始める前に語彙力は整えておきたいのです。いくら文法や長文読解を行っても単語が分からないという理由で、辞書を使う時間だけが無駄に過ぎていきます。





④リスニング力を鍛える


大学受験生や高校受験生を悩ますのがリスニング対策。


普段から地道に取り組んでいかなければ、「耳」を鍛える事は出来ません。弊塾では希望者には、文単を使って音読、シャドーイングの練習に取り組んでもらっています。


これは英検の過去問を解きまくって合格しても身につく能力ではありません。


単語を覚えてある程度意味が分かる文章の音源を聞き、音読し、真似することでしかリスニング能力は向上しません。音読が重要なのは、人間は自分が発音できる音しか聞き取ることは出来ないからです。









まとめ


過去問と対策問題集をやりこむことで合格してしまうと


もったいないです。


特に


リスニング単語を鍛える!



なくして英検合格など威力は半減です。

高校生英検に取り組むのであれば、

・2級

・準1級

を目指してください。

具体的な単語の覚え方はこちら

具体的な英検を使用した英単語の覚え方をまとめました。












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