自分で勉強する。
なかなかに難しい言葉。
でも一番大事なんじゃないかと思っています。
「管理してください」「教えてください」
それは確かにその通り。
右も左も分からない時に、「え~からやれ!!」というのはかわいそう。
だから、最初に「勉強のやり方」のようなものをかなり口をすっぱくして伝えていく。
指示も具体的。
でもそのうち、私は生徒にあんまり何も言わなくなる。
守破離の「守」みたいなもんが出来るようになると、自走して欲しい。
「管理します」「丁寧に教えます」なんて塾が流行っていますが、すこし抗ってみたいと思っております。
先日、中3に「私に何もいってくれなくなりましたね」と言われましたが、、、、
それはそういうこと笑
今日も中3たちは、
良い準備が出来る部屋「ShallWe」に引きこもって勉強しながら、ノートチェックに来ている子もいれば、
家で勉強しながら、自分解説動画やノートを送ってきてたり、
それぞれに勉強しております。
小学生や中学生に顕著ですけれど、
答えに辿り着かず生徒が悩んでいます。
解説を教えることに意味はなく、どう言った考え方が必要で、どの視点が必要なのか、ということが大事です。
だから、問題の解説をそのまますることはありません。
公式を覚えてないのに考えたりする、、、、。
それは無理だから考えることをやめさせたりはする。
自信満々に問題集に〇をつけてノートチェックに来て、「なんかわかんないところある~~~」と聞いて「ありません」と答える。だけれども、これどうやって解くの~~~~と聞くと「分かりません」と答える。
これだと「自分1人で勉強することは不可能」
だから、、、
「分かる」ってのは、友達に質問されて説明できるぐらいのレベルだよ~~~と言いまくる。
数学だとわかりやすいが、
英語こそ自分で勉強するのが難しい科目な気がします。
どうやって頭を使えば良いのか分からない。
だから、英語こそ「自分で説明」が大事な気がします。
国語も英語も解答解説みたらなんとなく納得してしまいます。
これは危険。
だから、
実は「分からない」が「分かりやすい」数学の成績を上げる方が楽だったりします。
ま。
当たり前のことなんですけどね。
当たり前のことをしようとしない、やろうとしない子が多いのですよね。
一見、成績はよさそうに見えても
伸び悩む場合は、勉強観がズレてることもある。