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大学推薦入試~そもそも論~

総合型選抜/学校推薦型選抜入試

こんにちは


【関関同立】総合型/学校推薦型選抜小論文対策専門塾Willbeの光庵です。


本日は、小論文担当講師佐藤が「総合型選抜・学校推薦型入試」の「そもそも」について語ります。AO入試、指定校推薦がそうであるように、総合型選抜・学校推薦型選抜入試に変わったとしても、決して楽な入試ではないのです。



総合型選抜・学校推薦型選抜入試 そもそも論


今日はそもそも論のお話です。

志望理由書、面接、グループディスカッション、小論文、プレゼンテーション、総合型選抜/学校推薦型選抜では、こうした課題が課せられます。


これらの課題に対応し、合格をつかみ取るためのノウハウや技術が弊塾にはあります。


しかしですね、総合型選抜/学校推薦型選抜には、そんなノウハウや技術より一等大事で、必要不可欠なことがあります。それは「志」です。下記の記事にも書きました。


https://ako-juku.com/gokai-2/

総合型選抜/学校推薦型選抜は、誰でも受けられる試験ではありません。何よりも不可欠なのは、受験生の「志」です。「志」がなければ、総合型選抜/学校推薦型選抜は受けられません。合格しないんじゃなくて、試験すら受けられないのです。何しろ志望理由書が書けません。

将来、何をしたいのか。何をして生きて、何をして稼ぎ、何をして世の中に貢献し、何をして幸福を感じて生きていきたいのか。描いた将来に対して、大学では何を学修すれば目標を実現できるのか、大学に入ることが目標なのではなくて、大学に入って何をして、どうなりたいのかが問われます。将来、何をしたいのかは、君にしか決められないし、君だけにしかわからないことです。


したがって、総合型選抜/学校推薦型選抜を受験するにあたって、そもそも「志」はありますか、と君に問いたい。






自分の将来を真剣に考えたことがありますか

小学生のとき、校長先生が学校集会でお話してくれませんでしたか、「君たちには無限の未来や可能性がある」って。


でも、これは一面では嘘です。


人が何者かになるためには、まずは自分が何者かを限定し、規定し、条件づけなければならない。「何か」を定めなければ、無限の可能性から自分のあり方を定めることはできません。無限の可能性から自分を限定していくことが、何者かになるということです。


したがって、無限の未来や可能性があるのではなく、反対にそこからの(自己の)限定が必要なのです。


しかし、校長先生のお話はもう一面では正しく、若い君たちは、今はやろうと思えば何でもできる、無限とまでは言わないけれど、進むべき方向性や可能性は、まだまだ選択肢が多様にあります。


そこから、自分の将来のあり方をどう定めるのか。この問題を正面切って、自分なりに真剣に考えてきましたか、あるいはそもそも考えたことがあるでしょうか。







将来を考える時間がたったの1,2カ月ってそりゃあ、あんた…

高3、しかも夏休みになって、突然自分の将来を考え始めても、なかなか厳しいです。自分探しの旅に出て、二度と戻って来なくなる(笑、いや笑えない)。9月や10月までの出願までに、自分の夢を定めて、示さなくてはならない…。自分の将来を真剣に考える時間がたったの1,2カ月って、そりゃあ、あんた、ダメだよ、そんなんじゃあ。そんなわずかな時間で、将来なんて決められるわけがねぇし、たぶん、そんな大事なこと簡単に決めちゃいけねぇ。それどころか、大人としてはもっと自分を大切にしなよ、と言いたいです。


もちろん、夏休みからの弊塾の受講者もたくさんいます。けれども、折々に自分の将来のあり方を考えたり、潜在的に将来について考えてきた人だからこそ、対応できるのです何も考えず、何もしないで、ただひたすら3年間、(何も考えず)部活動だけをがんばってきました!というだけでは、無理なんです。はっきり言います、部活動がんばってきました!だけでは無理です。なぜかって、部活動なんて(部活動を否定しているのではない)「みんな」がんばっているからです。







一人の人間をそんなに簡単に、わかりやすくなんて表現できないんだよ!

ある意味で、総合型選抜・学校推薦型選抜というのは、非常に嫌な言い方をすれば、「自分はこういう人間です!」と自分をパッケージ化して売り込むことです。


しかし、本来は一人の人間をそんなに簡単に、わかりやすく表現なんてできません。志望理由書には、わかりやすい非常に整然とした言葉が並ぶでしょう。こうした志望理由書を作り上げる段階でも困難がまずあります。君は、これまで自分を語ったり、自分のことを真剣に考えて、他者に伝える訓練をそれまで全くしていませんからね。


そのうえで、パッケージ化された君をはみ出すような君のあり方を、つまり、その逸脱を志望理由書に滲ませて、他の誰でもないあなただけの唯一無二の志望理由書を作り上げることによって、弊塾は合格者を出してきているのです。こうしたレヴェルの志望理由書を作る、自己を表現していくことには、非常に時間がかかりますし、本当にたくさんのことを考えなくてはなりません。







未来を構想する力を養え!

高校1,2年生のみなさん、


今から少しずつ、自分の将来、未来を構想する力を養っていきましょう。自分が進みたい、取り組みたいと思う分野にはどのような問題があるのか、その分野に進むことによって、自分は何がしたいのか、自分にとってどういうあり方が幸せなのか、将来の目標に向けて大学では何を学ぶべきなのか、考えるべきことがたくさんあるのです。それを短期間にパパっとなんてできないし、してもいけないと思う。

未来を構想する力を養うためには、非常に月並みですが、

①もっとたくさん本を読んでください。また、
②大人に混じって何かをする経験や体験をしてください。また、大学受験のためにというより、
③自分の興味関心に従って、行動するようにしてください。部活動だけがすべてではないし、
④自分の将来を考える時間を作りましょう。何も考えずに、部活動をしているとしたら、それはただのあなたの趣味です。
⑤心の底からあなたがやりたいことを探してください。また、そういうものは、探してすぐに見つかるものではないし、大人だって探しています。だからこそ、真剣に考えないと。常にそういうことばかり考えていなさいというのではありません。折に触れて、そうした機会を持つことが大切だということです。






本日は以上です。

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