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本日、高校生の小論文指導。





餅屋は餅屋。


あまり詳しくない分野についての小論文対策は、その分野の専門家にお願いしています。特に理系分野の小論文に関して私は指導をすることはありません。理系大学としての素養を持っていませんから笑。


文系分野においては、たまに、私も指導を行います。






小論文指導が1番つかれます笑。


持論ですが、小論文指導こそ「個別指導」であるべきだと思うんです。


文章の書き方とか小論文のルールめいた話は、集団、映像、参考書でも良いと思うのですが、添削となるとやはり個別指導なのだと思います。






特に「本文の内容に触れながら自分の考えを述べよ」みたいな場合は、個別指導でなければなりません。


それが芸術作品の解釈であったり、どこぞの大学教授のエッセイや論文からの引用だったとしても、生徒1人1人が見てる、見える世界が違うから。


本文に書いている内容に対する解像度が低い場合は、自分の考えもへったくれもなく、まずは自分の言葉で要約できる状態を目指さなければなりません。


そこをある程度クリアした上で、考えたいことは、「なぜその文章が問題として出題されているのか」といった視点も与えてあげたいと思います。




要は、小論文は大学からのお手紙みたいなものです。



知識だとかそういうものではなく、、、、例えば、医者にしろ、看護師にしろ医療に従事しようとするものならば、



「なぜアナタはこの職業に向いていると言えるのか」というテーマを一見関係なさそうな文章から考えてくださいというメッセージがあったりします。


例えば、


看護師を養成する大学であるはずなのに、情報処理の先生が書いた論文から出題がされています。


それって、コミュニケーションについて深く考えなさいってメッセージだとも受け取れるのです。


医学部医学科の小論文テーマについて深く見たことはありませんが、専門家の話を聞けば、医学部医学科ほど推薦入試で問われていることは、知識ではなく「人としてのありよう」と言ったテーマがあることが多いようです。



○○ポリシーとかそういうものと関連しているメッセージであることもあるように思います。






志望理由書においては、明確に「なぜ他の大学ではなくその大学であるのか」と言ったことを明確に答え、「あなたにとって切実な問題であるのか?」と言ったことを薄っぺらい言葉ではなく、魂として表現できねばなりません。


小論文はその魂を磨く1つのツールであったりするのだと思います。










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