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賢い子にしたいなら漫画を読ませろっ【武器としての漫画思考のススメ】

Willbe図書館

こんにちは。

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbeの光庵(こうあん)です。

「うちの子、活字の本なんて全く読まなくて、漫画ばっかり読んでいるんです…」

保護者の方と面談をしていると、このようなお悩みを本当によくお聞きします。



「漫画なんか読んでないで、活字の本を読みなさい!」

そう言いたくなる親御さんの気持ちは、痛いほど分かります。


しかし!最近の私は、面談などで堂々とこう申し上げております。

「賢い子にしたいなら、漫画を読むのも大いに『あり』だ!!」

と。

ということで、本日ご紹介する本は、そんな私の主張を裏付けてくれるこちらの一冊です。

「実感を伴った学び」ができる最強のツール

武器としての漫画思考』 保手濱 彰人・著


昨今、漫画すら読めない子どもが増えているなか、

著者の保手濱彰人さんは、漫画から得た思考法をビジネスや人生に活かし、大成功を収められている方です。 この本の中で、保手濱さんは「漫画を読むことで『実感を伴った学び』ができる」とおっしゃっていました。

私自身、この言葉には100万回頷きたいぐらい同感です。

漫画は、「絵が描いてある娯楽」ではありません。「文字(左脳)」と「絵・感情(右脳)」が同時に押し寄せてくるため、圧倒的なスピードで、まるで自分が経験したかのような深い「実感」を脳に叩き込むことができる最強のツールなのです。


漫画家は「命を削って」哲学を描いている

漫画家・藤田和日郎さん

直接この『武器としての漫画思考』とは関係ないのですが、先日、YouTubeで非常に興味深い動画を見ました。 名作『うしおととら』や『からくりサーカス』の作者である漫画家・藤田和日郎さんと、研究者の落合陽一さんの対談です。

この対談を見て「漫画家は、人生をかけて、命を削って漫画を描いている」という事実に気が付きました。

彼らはただ面白いストーリーを作っているわけではなく、命を削りながら、人間のドロドロした感情、葛藤、喜び、悲しみ、つまり「人間の本質」を原稿用紙の上に描き出しているのです。

人間が本気で悩み、本気で考えていること。

それって、結局のところ「哲学」であり、「国語の現代文で語られている内容」そのものなのです。

漫画は「現代文」や「哲学」の最強の具体例になる

以前のブログ([👉高校入試の国語になぜ「小説」が出題されるのか?論説文の読解力が上がる本当の理由])で、私は「小説を読むと、小難しい論説文が読めるようになる。なぜなら小説には論説文の『具体例』が詰まっているからだ」とお話ししました。

これは、質の高い「漫画」にも全く同じことが言えます。

現代文のテストで出題される「小難しい哲学の話」や、「意味不明な論説文」。中高生がアレを読めないのは、書かれている内容が自分事としてイメージできないからです。

しかし、

命を削って描かれた漫画を読んでいる子は違います。 漫画を読むことで、すでに「あのキャラクターが悩んでいたことと同じだ」「あの漫画のあのシーンで描かれていた葛藤のことだ」と、意味不明な文章を読み解くための「具体例(ストック)」として使用することができるのです。

世の中の大人たちは、すでにその事実に気づいています。

本屋さんのビジネス書コーナーに行ってみてください。「『スラムダンク』にみるリーダーシップ論」や、「『ワンピース』に学ぶチームビルディング」といった類のビジネス書が、所狭しと平積みされていますよね。

ビジネス書として少し安直ですが😢

立派な大人たちが、ビジネスや組織論という「小難しい現実の問題」を解決するために、漫画を具体例として使っているのです。 大人にとっての最強の武器が、子どもにとって武器にならないはずがありません。

そういうことです。


最後に:

賢い子にしたいならWillbeの漫画を読ませろっ

「Willbeに置いてある漫画は、すべて学問に繋がっているんだぞ!」

……なんてことを私が大声で言うと、

小学生~高校生は「えー、なんだ勉強かよ」と途端に嫌な顔をするので、絶対に言いません(笑)。


だから私は、塾の自習室の片隅に、100人いれば1人ぐらいが興味を示して、勝手に熱中してくれれば良い……というテンションで、ひっそりと様々な漫画や本を置き続けています。


「うちの子、活字を読まなくて…」と悩む保護者様。

まずは、Willbeの図書館にある漫画から読ませてみませんか?

それは決して時間の無駄ではありません。

やがて来る「現代文の小難しい文章」を突破するための、最強の武器を手に入れるための時間なのですから。

受験対策だなんて安易です。

そういった教養は大人になってからも学ぶものはあるのです。


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