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プリニウス/ぶっちゃけ誰が国を動かしているのか教えてください【2023年4月/追加図書】

Willbe図書館





さて、


今月もやってまいりました弊塾が誇る圧倒的不人気ブログシリーズ


「今月の追加図書」




いいんです。


いいんです。


100人いたら1人が読んでくれればそれでよい。



















それがWillbe図書館。




大人のエゴなのですから笑








盛大に大人のエゴを楽しんでおくれ♬










「プリニウス」 ヤマザキマリ、とり・みき

『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、最強のパートナー”とり・みき”を迎えて、ふたたび魅惑の古代ローマ世界に挑む!


物語の主役は、博物学者にして、艦隊の司令長官。古代ローマ一の知識人にして、風呂好きの愛すべき変人。その男の名は、プリニウス――。


火山の噴火や雷といった自然現象や、動植物の生態など、森羅万象を観察するために古代ローマ帝国中を旅し続ける一行は、地震や津波、そして謎の怪物ともニアミスしながら、皇帝ネロが待ち受ける「世界の首都」ローマを目指して一路北上。そこで待ち受けるドラマとは?


圧倒的な構成と画力で2000年前の世界を描く、歴史伝奇ロマンの決定版!

https://www.shinchosha.co.jp/plinivs/about/













ヤマザキマリさんと言えば「テルマエ・ロマエ」


テルマエ・ロマエ : 作品情報 - 映画.com
テルマエ・ロマエの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化...







う~ん


だけど


少し失敗したかも。




面白んですよ。



おもしろいんですけど



誰に読んで欲しいかと言われれば、少しマニアックなんでした。







すこし「テルマエ・ロマエ」のような「お笑い要素」を期待していたのですが、方向性が違いました。






歴女養成シリーズにノミネートしようとも思いましたが、歴女養成シリーズに入れるには少し系統が違います笑









まさに


ガチンコの古代ローマ


地震と火山の話もかなりマニアックwww








これを置くなら、


「チェーザレ


レオナルド・ダ・ヴィンチが惹かれ、

マキァヴェッリが理想とした伝説の英雄、

チェーザレ・ボルジア


をおいても良い気がしてきました笑














「ぶっちゃけ・誰が国を動かしているのか教えてください」西田亮介




ちょこちょこメディア露出されている西田先生。


尖ってる感じ笑







内容は、高校生向けですね。


公共を学んでいる最中に、軽い気持ちで読んでいただければ嬉しいなと思います。






一冊読みきらないければならない訳でありません。



「近い将来、自由はなくなるんじゃないですか?」といった疑問に西田先生が答えていく一問一答形式ですから、



「政治にどう参加したら良い?」なんてテーマを飛ばして、




「ツイッターで政治は動くんですか?」

「テレビよりインターネットの方が正しい情報がありそうです」



などなど興味あるテーマだけを読んでもOKです。






教科書や政治学入門書のように断定しているわけではなく、ふわっとした疑問に西田先生がそのお考えを述べているという感じですので、


軽い気持ちで読んでいい本です。







とはいえ、


用語自体はそこそこ抽象度の高い用語がおおいため、中学生よりは高校生向けです。大学生でもいいですね。








フェイクニュースにだまされるのが怖いです。そうすればよいですか?


ここでは、上記のテーマの内容を西田先生の分かりやすい内容を、もう少し要約しながらお話ししてみます。




メディアリテラシーって中学生の頃から言われておりますが、これがやはりなかなか難しい訳です。私(光庵)としては、なるべく1次情報に近づくべく努力していくしかないと思うのです。





西田先生は、


「メディアリテラシーを高める」ために、1980年代から「メディアリテラシー」を教える学校教育やイベントが行われてきているが、単発であるために「効果」があるのかないのかさっぱり分からないとおっしゃっておりました。


一方で、

「メディアリテラシー」という言葉の危うさについて指摘しています。


社会が「メディアリテラシー」という言葉を使って消費者(私たち)の自己責任を求めすぎているのかもしれません。


「商品」を売りたい人は「売りたい理由/動機」がある。消費者(私たち)を説得する必要がある。優秀な大人たちが「本気」で私たちを説得しようとお金と時間をかけているわけです。


そこに対して私たちが個人として(悪意の有無に関わらず)フェイクニュースを見抜けというのも甚だ難しい気がいたします。


これらを踏まえて、


「フェイクニュースにだまされるのが怖い」と感じるだけでまずは十分なのではないだろうか。


と結論付けていらっしゃいました。




「個人としては、それぐらいのことしかできないだろう。」







なるほど。


そうかもしれません。


私自身は、Twitter/新聞/雑誌をはじめ様々なでニュースから気になる情報があれば、念のため、ググって他の情報と読み比べ、知り合いの専門家に聞いてみたりしますが、


限界があります。





危うい情報でいえば「コロナワクチンに効果があるかどうか」といった観点でしょう。



もう1つ自覚しておく必要があるとすれば、検索すればするほど、アルゴリズムによって「似た意見」がスマホに提示されてくるわけですから、知らない間に洗脳されている瞬間があります。だから、あえて「反対の意見/情報」をググってアルゴリズムを公平に戻す努力もやってみたりしています。


とはいえ、


限界がありますよね。





そうかもしれません。



少なくとも「公平」という立場は存在しえないことを知っておくということでも十分かもしれません。











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