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美とは何か?【2023年8月追加図書】






さて、、、


弊塾ブログの中でも圧倒的に不人気を誇るWillbe図書館圧倒的不人気シリーズ。


今月の新着図書。











高校生のための現代思想エッセンス ちくま評論選 二訂版



現代文が得意だよ!というすべての高1~高2にお勧めする1冊。


現代文って文章を読みとくテクニックのようなものを鍛える教科ではないと思います。さらに、大学受験も点数を取るためのテクニックを学ぶものではないように思います。


大学側からのメッセージとしては、これぐらいの「考え方」は知っておけよというメッセージなのではないかと思います。


いま「我々が何を考えて、議論しているのか」といったことは知っておけよというメッセージではないかと思う。興味関心は、ある意味で現代文で鍛えられるのです。


目次をみれば、高校入試頻出のテーマもあれば、高校入試以上の内容が網羅されている1冊。


現代文は「あるある」を知っていればより取り組みやすくなります。


「あるある」から深堀するのが大学。


ならば、


大人たちが考えていることに触れておきましょう。




難解なテーマの解説書もついております。
おススメです。


プロローグ三つの動詞長田 弘
第一部 私の地平線
私のいる場所社会問題としての倫理学吉川 浩満
「キャラ」化する若者たち斎藤 環
〈私〉はどこへいく?黒崎 政男
世界の相貌ディズニーランド吉見 俊哉
THIS IS JAPANブレイディみかこ
敗者の想像力加藤 典洋
第二部  「知」という冒険
現代への視点ナショナリズムは悪なのか萱野 稔人
動物化するポストモダン東 浩紀
「贅沢」のすすめ國分 功一郎
考える方法聖なるヴァーチャル・リアリティ西垣 通
〈社会性〉への不可解な進化大澤 真幸
「後の祭り」を祈る大森 荘蔵
第三部 「過去」と「現在」
近代科学を超える生命倫理試論村上 陽一郎
物と身体前田 英樹
神々の永遠の争い伊藤 徹
歴史を問いなおす漱石のリアル若林 幹夫
BERLIN1888前田 愛
象徴の政治学―「御威光」渡辺 浩
第四部 言語と経験
言語と人間言語の経験熊野 純彦
記号としての身体上野 千鶴子
読む行為内田 樹
時代と経験幕末における視座の変革丸山 眞男
『史記』の世界武田 泰淳
「安楽」への全体主義藤田 省三
第五部 明日の世界へ
生と死の考察死の再定義西谷 修
コモリン岬見田 宗介
幸福の青い鳥永井 均
現代の世界棗椰子の木陰の文学岡 真理
ヒロシマ 七〇年後堀川 惠子
友情の点呼に答える声市村 弘正
エピローグ節度ある新しい人間らしさ大江 健三郎
https://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho/textbook/subtext/hyouronsen-r2.html








「美への正体」佐々木健一(中公新書)



芸術や建築に興味を持つ高校生が増えてきたので、私のお勉強用です。


共通テストでも建築や芸術をテーマにした内容が取り扱われていましたね。



二〇世紀の前衛美術は「美しさ」を否定し、藝術を大きく揺さぶった。さらに二〇世紀後半以降、科学技術の発展に伴い、複製がオリジナル以上に影響力を持ち、美術館以外で作品に接することが当たり前になった。本書は、このような変化にさらされる藝術を、私たちが抱く素朴な疑問を手がかりに解きほぐし、美の本質をくみとる「美学入門」である。増補にあたり、第九章「美学の現在」と第一〇章「美の哲学」を書き下ろす。







「現代アートの哲学」西村清和(産業図書)



こちらも私のお勉強用です。


芸術には疎い笑のが私。


芸術に関するテーマの解説は薄めになる悪い癖。


少し古い本ですが、美学の教科書として扱われている1冊だけあって大学教養課程といったところでしょうか? 劇的に芸術や絵に詳しくなくても入門書として読めそうな1冊であります。





「美学をめぐる思考のレッスン」小林留美(京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎)



こちらも私の勉強用です。


「せんとくん」を取り上げ考察するってなんだ??


最終章の「AIは美意識を持つのか?」なんてホットな話題ですね。

前半は、「美学」とはどういうものか、それが成立した歴史をたどりながら「哲学としての美学」を講じる。さらに日本における「美学」と「美術」(エステティックとアート)の始まりにふれ、美学では論じられることが少ない「美容」にも言及する。後半は「美」「芸術(アート)」と関係した身近な話題、例えば「せんとくん」「美容整形」「インスタグラム」等をとりあげ考察している。日常生活の「なぜ?」「何?」という問いから始まる思考のプロセスを学ぶことは、人生の新たな指針となるだろう。










「平成史」小熊英二



小熊英二さんコーナーが出来そうです笑











「スマホはどこまで脳を壊すか」榊浩平(朝日新書)















「汝、星野ごとく」凪良ゆう(講談社)



小説は、、、とりあえず本屋大賞にノミネートされている作品を読む。


ミーハー魂を爆発させております。


そんなわけで、


この不自由な世界でわたしたちが出会ったのは、奇蹟のような運命だった。


お楽しみください。








神作家・紫式部のありえない日々 3巻



大学受験ともなりますと「古文常識」のようなものを覚えねばありません。


文法/単語を覚えても「古文常識」がないと上手に問題を解くことが出来ません。


この漫画を古文常識というつもりはないのですが、古文常識に触れる前に、ライトな平安の世界を現代風にお楽しみください。





「通ふ」を現代語の「通う」で読んでるとまったく意味が分からないのが古文です。


当時は「婚姻届」なんてないわけですから、いつから結婚生活が始まったか分からない訳ですよね。


3日連続で男性が女性の家に会いに行く(通う)ことが「結婚」の証明ですから、ちょっとただ事ではないわけです。


とかってことがたくさんあるわけですね。
















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